Month: July 2012

ワンダーフェスティバル2012夏(その2)

となりでやってた恐竜展のパネル。こっちもかなりのワンダーで興味があったけど、到底周ってる余裕はなかった… こちらは一般ディーラーブースとプラスαでお送りします。 sakanaへんに、アオ。さまから、アフタヌーンコミックス「ぼくらのよあけ」に登場するマスコットキャラのナナコさんデスヨ。単行本2冊で手堅くまとまった、どちらかといえばマイナータイトルのマンガですが、知る人ぞ知る傑作団地SF。こういうツボにハマるものを見られるのがWFならではの醍醐味です(^^) 士朗正宗アイテムなどが多い工作室さまから1/35機動歩兵と「大神」のアマテラス。やはりパワードスーツといえばこのデザイン。 コイツは昨日貼り忘れた(汗)海洋堂ブース参考展示品、加藤直之オリジナルデザイン・製作による指揮官用パワードスーツ。「指揮官用は3倍速い」も宇宙の戦士がネタ元です。 個人ディーラーでインジェクションキットを販売する!とイベント前から各所で話題沸騰だったPINKTANKさま。本業は型屋さんとのことで誰にでも出来るワザではないにしろ、今まであまり考えられなかった販売形態もこの先増えるのだろうな。 目玉製品の1/12サイズのロッカーは即完売とのことでした。ハセガワの机と椅子以来、この類の製品って「学校」アイテムというよりも「誰でも知ってるカタチ」であることが大事なんだと思います。単品より数を揃えた方が映えるブツであることもポイントです。  ※PINKTANKさまのブログで通信販売のお知らせが掲載されていました。手に入らなかった人は要チェックですよ!   http://ameblo.jp/pinktank555/ 冬型気圧配置さまの1/12サイズ倉庫備品のレジンキット。ハンドフォークとパレットに親しみを感じる方々も多いでしょう。物を運んでよし、押しがけ競争やって怒鳴られるのもよしで(よくない)たしか1/32スケールでプラキットが出てるけど、この分野も1/12サイズで開拓のし甲斐がありそうなのです。 ギニョール造型工房吉埜さまの操演キングギドラ。東京都現代美術館のイベントなどで、職人芸的な特撮美術が再び注目されていますね。 月桜工房さまの「化物語」EDのウエダハジメVer.キャラ。以前会場でお見かけしたひたぎと真宵の二体はこのたびキューズQさまからPVC完成品として一般販売の運びとなり… 会場ではレジンキット版が先行販売されていました。 前回各所で大絶賛だったモデリズムさまのフルカラーレジン・無接着組み立て式のオリジナルロボット「ウィーゴ」が装いを変えてワンダーショウケース作品に選出されていました。前回個人的にティン!ときたのは決して間違ってなかったうむうむ。そしてガイドブックのアーティスト解説を読んで驚愕。VMSプロジェクトのひとだったんだ!90年代HJ誌には欠かせないライター陣でしたね… アミエグランさま。「スマイルプリキュア」は例年にない規模で多方面に大人気なのですが、半年前の申し込み締め切りだとまだそこまで広がってなかったかな…会場内見かけた限りではキュアマーチに食い付きがよかったみたいですね。趣味で確証バイアス掛けてるだろと言われたらその通りなんですけどね(w ポヨンマックスとSABAとあづきさまから変身前のなおかーさん。いま俺の方を見て云々。 平八座禅vsBカンパニーさまのキュアピース。あざといポージングでぱんつみえてる。 次回開催ではスマプリ勢が増えるんだろうなーと、予想しておきます。じゃんけんでパーツ選択可能とか、ありそー くじらFACTORYさま、存在感たっぷりの巨大なミクさん。 透明レジンの作品を積極的に造型しているHoneycombさまのミクさん。実在しないボーカロイドには親和性の高い造型素材かも知れませんね。 こちらの2体は参考展示。ああそうか、「幻体」っぽいんだなー という訳でnotewingさまからはワンフェス開催にたまたまぴったりのタイミングでAT-Xで5年ぶりに4回目の再放送が始まったばかり、一部で人気沸騰のゼロ年代最高傑作ロボットアニメと信じて疑わないゼーガペインからカミナギ・リョーコ。いいものは何度繰り返してもいいのです。 透明素材のカミナギとかニブロール演出風のシズノ先輩とか、見てみたいものですねえ。きっと日本のどこかに「他力本願寺」というどんな願いも頼みもかなえてくれる有り難いお寺が(ねーよ) さてここからは企業ゾーンにもどりまして、企業ゾーンだけれど企業じゃない、有意の職人集団「水道橋重工」による巨大ロボット「クラタス」のデモンストレーション。実物大スコープドッグで模型業界でもすっかりおなじみ鉄のひとことKogoroさんが強力な仲間の協力を経て造り上げた、搭乗型多脚人型ロボットです! 幸い30分以上前から座りこんで待機してたんで比較的近いところで見学できました。開催直前の人だかりたるや凄まじいもので、幕張メッセ3番ホールの半分ぐらいが埋まってたんじゃなかろうか。川村万梨阿がゼネラルプロダクツのブースでロトの剣を振り回して以来(いつの話だ)ワンフェスではさまざまなイベントが開催され、今回もサイリウム振って歓声を上げるようなステージにたくさんの人が集まりましたけれど、単一の造形物でここまでの数のオーディエンスを集めたイベントってワンフェス史上初の快挙じゃないかと思う。それは、すごく重要な意義があるとも思います。(念のために言っときますとタレントステージが悪いって意味じゃありませんよ?) 序幕の瞬間、どこかの党大会みたいな猛烈な拍手(例えがヒドイ) ホビージャパン別冊「青の騎士ベルゼルガ物語」版フィア・ダンベルを彷彿とさせるデザインです。 本来ガソリンエンジンで動かす物ですが、会場内アイドリング不可だったために今回は外部電源での油圧駆動。関係ないけど製作途中の段階で下半身キャタピラ仕様を構想してたら「勝ってに戦車作ったらアカンよ」とお上に言われたとか何とか… 左腕のガトリングガンはCAWから提供を受けたものです。この辺の話はkogoroさんのブログに詳しいのですが実に男前な気風の良さで。アイアンクローはストライクドッグ風、ボトムズ好きの血が騒ぎますねいやここはポリマーリンゲル液というべきか。 システム担当のハカセ氏、女性パイロットのアンナさんをはじめとする多くの人々のちからを合わせて様々なパフォーマンスを披露してくれて大興奮、コンデジのバッテリーが尽きるほど動画含めて撮影して来たッ(`・ω・´)b 結果→GIGAZINEの記事見た方が判りやすいです(´・ω・`) 公式のPR動画がありましたのでここではそれを掲載。まあなんといいましょうかこれは男の子の(そして女の子の)夢ですしおすし。いちおくえん出すと水道橋重工で作ってくれるらしいぞ。製造は注文を受けてからのことで納期には結構な時間が掛りそう。商談コーナー設けてたけど実際に使ったんだろうかあそこ(笑) クラタスについてのさらなる詳しい情報は水道橋重工の公式サイトをどうぞ!アクセス殺到で激重かも知れませんが… いろいろな意味で熱かったのを本田浩二商会さまの癒し系フィギュアでクールダウン。ああ、和みますねこれは… さて今回も決して良好とはいえない画像にお付き合いいただきありがとうございました。どうしても屋内だと光量不足でシャッタースピード遅くなっちゃうものでして…。で、今回最も綺麗に撮影できた一枚はたぶんこれだと思われる。なにがそんなに違うかといえば 簡単にデジカメ撮影補助が可能な照明システム「PHOTORA」のデモコーナーだったりします。聞きしに勝る高パフォーマンスでなるほど確かにこれはいいものだ… 今回の戦利品、工作室さまの1/35機動歩兵とPINKTANKさまのシュトラール軍ノイパンツァーファウストコンテナ。なんか久方ぶりにワンフェスらしい買い物したなあ。 以上ここまででおしまいです。末尾ながらすべてのワンダーフェスティバル参加者のみなさま、そして快く撮影を許可していただいた各ブースの方々に深い感謝をぺこり m(_ _)m

ワンダーフェスティバル2012夏(その1)

行ってきましたワンフェス2012。今年は例年になく暑かったのは気候のせいか体力のオトロエか、いろんなことが分水嶺。 まずは企業ブースからですが、例によって天網恢恢粗にして洩り洩りというヤツである(何) ・グッドスマイルカンパニー関連 どこから手をつけていいんだか困る程に新製品発表山ほどあったグッスマグループ。とりあえず一番インパクトのあったエガちゃんfigmaから貼ってみる。実在の人物としては佐藤琢磨に次ぐものだけど、このギャップはスゲェ(笑) そして隣にいたのはヒューッ! ヒューッ! のコブラだ。もう元キャラの人気よりニコ動とかそっち方面の盛り上がりで企画されてるんじゃないかと思うほどで、リリースされたら画像掲示板が熱くなるな…ハッバットサン!? 連載も佳境のガンスリからヘンリエッタ。直接の関連ではないのですがfigma用の「武器セット」が出るそうです。電撃ホビーマガジンコラボだそうで詳細を待て。 浴衣姿のFate/staynight勢。夏の風物詩だけど出るのは冬になってから(笑) レーシングミクさんいろいろ。実際のサーキットにいるレースクイーンのひとたちより本物っぽく思えるのはなんでだろう。いやこっちが「本物」なのは確かなんだけど、そういうことではなくてうーむ。 グッスマ×タミヤ×電撃コラボのねんどろいどぷちミニ四駆。オープントップのボディにねんぷち上半身とステアリング腕部で構成。このアイテムに関しては今晩の朝まで生ワンホビで詳しくやるそうなので要チェックです。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv98639019?ref=ser&zroute=search&track=&date=&keyword=%E6%B1%A0%E6%BE%A4%E6%98%A5%E8%8F%9C&filter=+%3Areserved%3A 単純にデッドウェイトってことではないらしい。電撃ブースのトークイベントでは「爆走兄弟やるべし!」と気勢をあげる方がいらっしゃいました。思うにグッスマ×タミヤ×電撃とそして池澤春菜さんが コラボ 修行すれば通る企画じゃないかと(コロコロもナー) 原作が中断して先行きが危ぶまれていたインフィニット・ストラトス関連アイテムもどんどん出ます。実に結構なことでこれらは「ぷちっ娘」という新しいフォーマットでリリースされます。ぺたんとしてないぺたん娘みたいなもの? このへんは定番。 会場にいると無駄にテンションが高くて画像のブレに気がつかないのは困ったものです。 ラビリスは初のラインナップ? バスタード!!のアースェス・ネイと部下二人ってこれ何年前から現役なんだの羞恥プレイキャラです。しかしこのメンバーならダイ・アモンが一緒でないと不自然でおかしい(おかしいのはお前だ) 天使ちゃんまだ天使。 FAIRY TAILもグッスマ勢に門下入りです。 アルティメットまどかがPVCに加えてfigmaでリリースされるのも円環の理ですね。秋に映画を控えているので、そこでまた新デザインとかあるんだろーなー SAFSは横山センセの塗装を再現したスタチューとしてリリース。 アヴェンジャーズは全世界でとんでもない額の興行収入を叩きだしているので、例えどんなに画像がヒドくてもまったく心配ない!!いや…たぶん…すいません… アクセルワールドの黒雪姫先輩アクセルアサルトバージョン。これはイイ!と思うんだけど原作知らないのでどんな状況だかさっぱりワカリマセンっ>< スカーレット・レインは製品サンプルだけど強化外装「インビンシブル」は参考展示。デカ過ぎ(w  またこの一角にはブルー・ナイトとイエロー・レディオのもあっておお!とかなったんですがよくみたら電ホお作例でした。ちぇー ニャル子さん関連はまだニャル子さんだけでした。クー子とかハス太まで広がるかなあ。 ベルダンディーwithホーリーベルでなにかのプロジェクト?をやるみたい。このレジンキットは素晴らしい出来映えで何度となく製造販売され、実に多くの人の手に渡った日本GK史に残る傑作フィギュアだと思います。オーバーでもなんでもなく、心底そう思う。こうしてまた新しい方々の手元に届くのはまことに結構だと思われるのでその次には是非KEY THE METAL IDOLをですね(私利私欲120%) グッスマブースでは撮影時間を午後二時までと区切り、以降の人の流れをスムーズなものにしていました。足げくブース内をまわるさなかにもイベントステージに移動されてしまうブツが多いのは残念ですが仕方が無い。しかしミクダヨーさんを撮影し損ねたのは痛かった… ヨタハチの痛車には痛いを通り越して悶絶寸前である。いくらかかったんだこれ… ベヨ姉貼るの忘れてたッ!!>< ・コトブキヤ あっ… アーマメントだっΣ(゚Д゚; イヤすごい、マジでビックリ。コトブキヤ60周年の歩みを振り返る展示スペースに鎮座されていた1984年発売、コトブキヤ初のガレージキット「アーマメント」です(当時は多摩工房というブランドだった)。うひゃー懐かしい、メカと少女がいかにも80年代のコンセプトでもうね。雑誌広告で写真は見たしキットが販売されているところに居合わせた事があるかもしれませんが、こうして完成品を自分の目で見る機会は初めてだっ!まさか21世紀になってここだけ昭和に帰った気分になれるとわなんかもう泣きそうだよ思えば遠くに来たもんだよ(´;ω;`)ホロホロ おい会場探せばどっかにボークスのウーフーとか海洋堂の蟲使いとか秋山徹郎のゼットン少女とかあるだろどこだよみせろよ(゚Д゚≡゚Д゚) …ねーよ(´・ω・`) 思えばコイツも昭和特撮なガンヘッド。高島兄の存在感がハンパねぇので是非ともジェロニモー!で飾りましょう♪何でアレで無敵のエアロ・ボットに勝てたんだか、23年経っても全然わからない… メタルギア・レイとかディバイソントーマ仕様とか趣味やわー、ゴイいメカ好きやわー。 コンバットさんRookieとか趣味やわー、ちっちゃいメカ好きやわー。よーするになんでも好きやわー… イベント前から予告されていたコトブキヤの新シリーズフィギュアは「キューポッシュ」というものでした。 ディフォルメスタイルの可動フィギュアといえば先行他社に類似品がありますけれど、「ね○ど○いどのパクリ」だなんて批判はニワカの的外れもいいところでむしろc○i○i-a○tsのパk(ry これまでこの分野では組み立て式のプラモデルで参入していた同社が敢えて完成品で打って出る思惑やいかに? コトブキヤならではの特色あるラインナップが形成出来れば十分市場に食い込んで行けるのではないか…と愚考します。 コトブキヤ… ならではの… 特色あるラインナップをディフォルメに落とし込めたらってこれ全部花澤キャラじゃないか!うん、ワザとだ(`・ω・´) てなわけでカミナギもどうすかカミナギも。現行コンテンツじゃないと無理ですかそうですか そらおとも立派に現行コンテンツですね。 「ツタンカーメンの呪い」って言葉が咄嗟に過ったチョップスティック。つ、使い難そう… ・アルター こちらも美少女フィギュア山盛りでしたが、女性ファンへの目配りがいちばん大きなメーカーではないか…と。男性ファンとはお財布事情も異なる層ですから、うまく開拓すればひと山当てられるかも?? 美形だけでなくオッサン好きも確実に存在すると、昨今では知れ渡っておりますからねー。 美少女を愛するのが世の真理なのは言うまでも無く、真理に対峙するに男女の違いなど存在しないこともまた事実なのですが…

プラッツ「1/72 ロッキード T-33 シューティングスター 」

プラッツ製ジェット練習機のインジェクションキットです。ホビーショーでプラッツブースを訪れたことがある方ならご存じでしょうが多彩なラインナップを誇る同社の製品・輸入品の中でも「αCMa」のブランドで展開する航空機のシリーズ。 実機はP-80シューティングスター戦闘機から派生したバリエーションなのですが、日本の模型市場を考えたらこの練習機型T-33の方がずっと有名でしょう。航空自衛隊では2000年を最後に既に全機退役済みですが、むかしはよく飛んでるのを見かけたものです。いまではT-4が後継機で、よく見かけます。 初めて製品アナウンスに接した時には今更なんでこんな機体を?と疑問も抱いたものですが、例え古い機体でも今の技術で作れば十分魅力溢れるプラモデルとなるものですね。実際に箱開けてみて再認識しました。 ジェット戦闘機が元とはいえ黎明期の機体なので、サイズ的にはちょっと大きめの大戦レシプロ機ぐらい。 計器盤はパーツに彫刻表現されています(デカールもあります) デカールはボックスアートになっている第8航空団築城基地開設50周年のスペシャル・マーキング機をはじめとして4パターンの機番、部隊章やコーションマークもたっぷり入ってるのはいいんですけど、機番「91-5406」のひとつが別紙になってるのはワザとなのか版下ミスなのか… パネルラインなどは全て綺麗な凹モールド。T-33に限らずこの世代のジェット機は既存の製品大抵古めかしいものですから、今の時代にこのグレードで入手できるのは考えてみれば貴重なことです。 機体後半部分には桁材がモールドされています。完成すると見えなくなっちゃう箇所ですけれど、こういう拘りは好きです。コックピット後方の防火壁にも注意。 パーツのフィッテイングにもなんらストレスはありません。 機首には3gのオモリを入れるよう指示があります。ご覧のようにスペースには十分余裕があります。 主に3つのパートに分かれて構成される主要部分。実際シンプルな飛行機模型なんであんまり書くことがない(苦笑) 桁材モールドはこんな感じです。当然機体と尾部を接着すれば見えない箇所ですが、防火壁も再現されている所を見るにあらかじめエンジンなどをディティールアップパーツで出せるような余裕をもたせているのではないか…と推測。 特徴的な翼端燃料タンクには給油口のディテールもぬかりなく。この部分実機ではオレンジに塗られていて、よく目立ちました。練習機という性格から比較的ゆっくり空を飛んで行くんで、野球やってる最中にぼけーっと眺めて怒られたりしたものですよ… そしてシンプルに完成。なんだか優しい外観のカワイイ飛行機です。こーゆーものこそアイマス機が似合うと思うんだけどなー(前にも言ったな) 原型となったP-80アメリカ初の実用ジェット戦闘機として同時代のミーティアやMe262よりも優れた性能を誇りましたが、いざ実戦となった朝鮮半島上空ではMiG-15に到底敵わなかったのは有名なお話。戦闘機としてはあんまり良い所のない存在でしたが、練習機型T-33は世界三十カ国以上で使用されたベストセラー機となりました。 ところでP-80好きの人はブライアン・ケラハーの「メッサーシュミットを撃て」っていう航空アクション小説を読もう!とっくに絶版だよ… 航空自衛隊でも1954年の設立以来、長年に渡って使用されました。ジェットパイロットを育成する高等練習機として大きな役割を果たし、この機体で育った大勢のパイロット達が航空自衛隊のみならず民間航空の分野にも多く輩出されています。 耐用年数も過ぎたことから航空自衛隊のT-33は1980年代以降にはほとんどの機が退役し、残されたわずかな機体も練習機の任を解かれて業務機として雑役的な任務を果たしていましたが、完全な退役を間近に控えた1999年、入間基地所属のT-33に墜落事故が起きました。この事故の際、パイロットは最後まで冷静に機を操縦し住宅密集地を避け河川敷に墜落、殉職されています。 「古い機体を騙し騙し使う」行為には当然危険も伴うんだけどそのことちゃんと判ってるのかなーと、最近のオスプレイを巡るいくつかの報道や論議を見てふとこの事故のことを思い出したりする訳で。

バンダイ「1/144 HGUC RAS-96 アンクシャ」

OVA「機動戦士ガンダムUC」に登場する地球連邦軍の可変モビルスーツです。形式番号はこの機体がティターンズの試作機アッシマーから発展した量産型であることを示しています。 まあ、見ればわかるが。 模型としての構造は同じHGUCシリーズのアッシマーと似通った所も見られますが、パーツは全て完全新規設計。最近のHGUCによくある多色成形ランナー未使用の設計です。 Bランナー、Cランナーは必要な箇所だけ抽出してB2、C2ランナーを構成。スイッチ切り替えでこんなことも簡単に出来ると。 Dランナーは2枚入り。ランナーは小枠に分かれて枚数が増え、ボリュームあるパーツが多いことから箱サイズは深めの大きなものです。 ここだけABS製のEパーツ。変形箇所を保持する為にも強度が求められる関節などに使用されます。 この辺のパーツは独立してます。多色成形機の不使用はコスト面からなのか生産スケジュールの問題なのか、それはさすがに判りませんねー。 専用の台座が付属するのは最近のキットにしては珍しいかな? ポリキャップとシールは最近のキットにスタンダードなものです。 ボディ内部からフレームが伸びて正面装甲を展開するギミックはアッシマーで確立されているものです。いま思いなおすとかなりの傑作キットでしたねHGUCアッシマーは。新訳ゼータ劇場版「星を継ぐもの」ラストでは大活躍してたな… バックパックは背部中央にロック機構を備えているのでMS形態でも確実にホールドされます。ここはアンクシャで進歩したところか。 バックパックからはMA形態にテイルブームとなる作動肢が伸びてこのMSのシルエットを派手なものにしています。中央部分のノズルが推力偏向式でMA形態でもちゃんと機能するのは流石のカトキデザイン。オリジナルのアッシマーはちょっとヘンでしたからね、この部分。 フェイス部分はジェガンに準じてゴーグル+モノアイの連邦・ジオン折衝型のスタイル。見た目が重視されるのは予算が通りやすいとか国民の受けがいいとか、世知辛い理由によるもの…だっけ?「逆襲のシャア」の頃はそこまで考えた設定ではなかったと思うが。 頭部の伸縮ギミック。アッシマーではこの大型の頭部にコックピットが在りましたけれど、アンクシャではどうなってるんだろう?ゴーグルフェイスのMSで頭部に人が乗ってる機体ってあんましないよーな気が。 腕部はアッシマーのそれに比べて上腕のアクチュエーター部分が一体化されたり手首の収納ギミックがオミットされたりで省略化が進んでます。コスト削減か量産機らしさか、どう取るかは受け手次第ですが、肩アーマーが独立したフレームで可動する点は優れています。力の入れどころが違っていると言うべきなのかな。 肩マーマーを跳ね上げることによって素立ちの外観で受ける印象よりもよく動く上半身。さすがに個々のパーツは干渉しますが、思いのほか広い範囲で動かせます。 脚部、膝関節の可動範囲はスタンダードなレベルかと。安定翼を兼ねるサイドアーマーは小径のボールジョイントで大腿部と接続されます。この箇所に関してはスネのノズルを細かくシールで貼っていくのが大変そうで、塗装するにもグリーンの成形色に白を乗せていくのは楽じゃないだろうな… 脚のラインはリゼルやゼータプラスなどに見られるものと同系統のデザインです。股間に屹立する立派なモノはMA時のランディングギアである、多分。モデルグラフィックスオリジナルのガンダムマーク3「イグレイ」とは関係ない…よ…ね??前後によく動いて左右の開きがタイトな股関節はヴェイガンMS的ではあります。 ギャプランの兵装から発展したムーバブル・シールド・バインダーと内蔵されたビームライフル。ギャプランのような伸縮式のアームは備わっていませんが、基部で回転並びに前後スライドします。しかしおよそガンダム世界に於いて、手持ち式では無いこの種の火器を「ライフル」と呼称するのは極めて珍しい事象ではないだろうか。 台座はパーツの組み換えで前後の位置や支柱の高さ、角度などを変えられます。付属品がビームサーベル2本とサーベル用の握り手のみというのはいささか寂しいかな。 完成すると各部のボリュームから押し出しの強い印象を受けます。人型から円盤に変形する特異な形状のモビルスーツの量産配備にあたっては、「試作段階では機体構造の欠陥から一撃で撃墜された未亡人製造機」などとメディアによる反対キャンペーンが繰り広げられたり「アムロさんが凄腕過ぎなだけで機体に欠陥はねーYO!」とかネットで反論が…(時事ネタはよせ) スタンド使用、ビームサーベル2本持ちにしてみます。これまでガンダムUCずっと未見だったんで急遽5巻見てみたんだけど、正直アンクシャさんの扱いのヒドさには泣いた…リゼルディフェンサーに至っては泣くどころの話では無かった… 好みのポージングをさせるためには付属スタンドよりアクションベースの方がやはり良いです。そんでUC5巻のアンクシャさん、「相手が悪い」といえばそれまでなんだけど、ユニコーンよりもバンシィよりも、何にも増してベースジャバーが高性能過ぎた。あんなに安定して空飛べるヒコーキがあるなら可変MSいらねーよなーと、(´・ω・`)ションボリ 「ガランシェールの固定砲台になってたギラ・ズールにまでバシバシ落とされるのは納得いかん」とも言われそうですが、あの二機に関してはブラ=サガリの秘術をマスターしたジェダイ騎士が乗りこんでいたので連邦軍の一般兵ごときでは手も足も出ない。 MA形態ではスタートレックに出て来そうなカタチになる。全身を縮めていく変形パターンなのでMS時に比べると小柄な印象。 ここまで印象が変わるのはオリジナルのアッシマーが優れたデザインであった証かな。ゼータ自体の可変MSはどれも凝った変形をするもので、アッシマーのラフは大河原氏でしたか、元来水中用としてデザインが起こされたなんて話も聞きましたが… 中間形態(笑)残念ながら膝を逆関節に曲げられないのでいわゆるガウォークにはなれません。脚部変形にスライド収納を盛り込んでたHGUCアッシマーはやっぱり良く出来てたな。さっきから古い話ばっかりだけどさ、UC本編でホントに活躍しないのよこの子… 設定上ではSFS(サブフライトシステム)としての運用も可能で、その為のグリップと支柱がセットされています。お好きなMSを乗せましょー。 よく見ると機体重心がアンクシャ本体には乗ってないのですごく不安定っぽい((((;゚Д゚)))) 機体各所を展開すると放射状に広がるシルエットはなかなか格好良いものです。原作小説でデザインが発表された時から面白い存在だナーと思っていただけに、もうちょいと活躍してほしかったのが本音ですかね。むしろあそこまで活躍せず、バリエーション展開も望めそうにない機体を製品化してくれた英断に敬意を払うべきなのか… まーどっちにせよワタクシ個人としてはユニコーンよりもムーンクライシス派なので別にどうでry(ヤメレ

モデルアート「艦船模型スペシャル 44 特集: 超弩級戦艦の系譜 」

艦船模型スペシャル44号は1906年に就役したドレッドノートに始まる20世紀の戦艦の歴史と発展を特集しています。 英国戦艦ドレッドノートは実に革新的な設計でそれを模倣した各国に「弩級戦艦」を生み、しかしながら更に改良・発展した「超弩級戦艦」が誕生するや急速にその存在感を下げて行きました。現代では既に戦艦すら存在せず、それでも日本語の会話や文章ではごくまれに「超弩級」という言葉が使われています。考えてみれば不思議なことです。 ズベズダ製1/350スケールのドレッドノートは専用のエッチングに加えて各所に自作の金属パーツを使用したディティールアップ。繊細な工作と美しい仕上げは博物館展示模型のような佇まい。特に防雷網を展張したその姿はレースをまとった貴婦人のような美しさです。船舶が女性名詞であることが理解できますねえ。 ドレッドノートに加えてタミヤ1/350大和にも多く紙面が割かれています。これも実にすばらしい作例なのですが、如何せんこのキットありとあらゆる所でレビューされまくっているので若干目新しさには欠ける印象…。日本人が「戦艦」と聞いてまず思い浮かべるのはこのカタチ、スティグマのように刻まれたものだとは理解しますが。 衣島尚一氏による20P近くの解説「超弩級戦艦の系譜 戦艦ドレッドノートの誕生と大鑑巨砲主義の栄枯盛衰」は大ボリュームの読み応えある内容です。20世紀の覇を争った列強諸国の戦略兵器「戦艦」の、時代的な変遷や同時代に於ける各国間の差異を明確に解く、と。…しかしこの記事「ドレッドノートの誕生…」と言いつつドレッドノートが出てくるのが第四章になってからだ(^^; その解説を受けて後半で掲載される「超弩級戦艦」の作例記事こそ本書いちばんの見どころだろうと思われます。普段なかなか模型雑誌で見ることの少ない外国籍且つ第二次世界大戦以前の艦がここまで揃った書籍も珍しい。ロシアのレジンキットメーカー、コンブリックの製品が多く紹介されていますがそればかりでは無く。 タミヤのネルソンといった古くから親しまれてきたプラモデルも有り、またホワイトエンサインのレジンとピットロードのインジェクションでイギリス戦艦クイーンエリザベス作り比べと言う興味深い構成も有りで盛り沢山な内容です。 時代的な変遷をタテ軸とするならば、同時代に於ける各国間の差異はヨコ軸と言えましょうか。ともかく縦横無尽に各時代・各国の「戦艦」を作り倒していく内容は含蓄に富んでいます。外国艦って日本の艦船模型界ではあまりメジャーとは言えないのかも知れませんが、アイオワ級やビスマルク級といった昔から有名な艦(キングジョージV世級を加えればタミヤが1/350で出してるラインです)はそれなりにバランスのとれた艦型で日本人受けし易かったのかなーとあらためて思わされる。 ダンケルク級の後甲板集中配置された副砲塔群の落ち着かなさは「やっぱ外国艦って変な船が多いなー」と思わざるを得ず、しかしてフランス人は「大和の艦腹デブ過ぎプゲラ」とかなんとか言ってるんだろうか…そんなことにも思いを馳せます。 アイオワ級は別格として第二次大戦後の、単なるお飾りとなった戦艦斜陽の時代の作例があれば尚良かった。具体的に言うと戦艦ヴァンガードの作例が見たかった。そのあたりを詳しく見ていくとよく言われる「時代遅れの大艦巨砲主義」に拘泥したのはむしろ日本以外の連合国の方で…と、おベンキョにもなるのですけど。

陸上自衛隊広報センターの10式戦車

先日搬入されて話題となった10式戦車(試作車)を見て来ました。すでに多くのメディアで紹介されて来た車両ですが、やはり直接見てみたくなり… 今月のAM誌にも記事が載っているのですけれど、そちらが巻頭1Pだけで淡泊な扱いだったのでついムラムラと炎天下に強行してきたのはヒミツだ(笑) 展示場所は皆さんご存じ通称「りっくんランド」の広報センターです。朝霞駐屯地内の立地で交通の便としては国道254号(川越街道)沿い、電車を利用する場合の最寄り駅は東武鉄道/東京メトロの和光市駅から徒歩20分。この季節に訪れるならば帽子は必須と思われ。都心の池袋から電車で30分と掛らないところにあるのは素晴らしいのですけれど、池袋と埼玉県のこの辺りを結ぶ鉄道はいろいろあり過ぎて何度かよってもヨクワカラナイ… 模型雑誌での扱いが若干低くならざるを得ないのは既に量産型も部隊配備され始めた10式戦車がこの先模型化されるにしても、試作車両の情報にはさほど価値を置かないからとその辺察しますれど、そんな事とは無関係にとにかく楽しくてしょうがないのでウォークアラウンドでバシバシ撮影してまいります。最新鋭の車両を手の届く距離で好きなだけ見放題って夢じゃないかしら。 製造銘板によると本車は試作一号車のようです。車体番号は消えてましたが99-0237号車、以前は富士学校で展示公開されていた個体ですね。今年は富士駐屯地祭に教導団の量産型が走行展示やって、豪雨の中で機動するとゆーエラくカッチョイイ光景が繰り広げられた…らしい。 富士学校の部隊マークが描かれています。この箇所も含めて展示にあたっては(屋外で長期保存するために?)再塗装が行われたとのことで、部隊配備当時と細部は異なるのかもしれませんが… 一応の参考として、この車体の迷彩塗装の塗り分けは刷毛塗りで境界線もくっきりしたものです。プラモなら筆塗りでいけそう。 車体各部のカメラやレーザー発振/受光部などはすべてシールで目張りされていました。 車体左前方のみにある監視カメラにもシール貼り。量産型ではオミットされた装備ですね。 ラインメタル製120ミリ砲とはまったく異なる国産120ミリ戦車砲の小さなエバキュエーター部分。発表当初砲身口径の数字「だけ」をみて90式戦車と同じ砲威力だと早合点した人には小一時間ほど見て頂きたい画像である。 試作車では砲口左側に位置するボアサイトミラー。ミラー自体は正方形でってスンマセンこの画像後方の立ち木にピントがあってますねOTL 屋外展示場の車両ではこの10式だけ立ち入り禁止の規制チェーンに囲まれているのですが、それでも普段雑誌等では見られない箇所を至近距離で見ることができます。これは車体後部下端の小扉類(?)さて何の機能があるんだろう。 排気口グリルは一部塗料が変質していました。チッピング表現の参考にドゾー 車体側面装甲板の最後端には何やらフラップ状の非金属素材が使われてました。 裏側はこうなってます。排気口が間近なこともあり何やら難燃素材のように見えますね。排気口レイアウトや側面装甲板のカットラインが同一形状の90式には備わってないもので、何らかの新機軸…たぶん排熱ステルス的なものではないか…と何の証拠もなく勝手に推測。この部分を知れたことが今回一番の収穫かな。細か過ぎ(w 砲塔バスルの影に隠れて見えない部分にもディティールがテンコ盛りです。ボルト結合ってことは外れるパネルなのかこれ。 普通に目に見える範囲でも細やかなパーツがぞろぞろ備わってまして、ヨンパチはともかく1/35でプラモ作ったら大変なシロモノになりそう。 車体前縁の牽引フック基部にまでこんなスナップピンが留められているのを見た日には正気で居られません。「製品化されても省略されるだろうし自分には再現出来そうもないけれど、必ず誰かがディティールアップしてくるポイント」ってくそっ、見に来なけりゃよかった(本末転倒) ライトガードはシンプルなつくりで、タミヤならプラパーツで出来そうだな。ライト類の配線はカバーされてます。 車体前方左右にあるパイプは公道走行時にサイドミラーを取り付けるための基部。法令遵守。 車体前部では複合装甲セルを挿入したと思しきパネルラインが見て取れます。「軍事研究」あたりの記事を待った方がいいのでしょうが10式戦車の車体部分、最前縁は空間装甲だったりするのかな? 前照灯は車体外装を切り欠いて装備されていますし、量産型では前縁中央部に前下方監視カメラが付きましたしで、どうも装甲構造の上に一枚のカバーでウエッジシェイプされた形状を作りだしてるように見えます。 (この画像はカマド「戦後の日本戦車」よりの引用) 試験中の画像を見ると車体前縁垂直に切り立っていて前照灯も露出しています。この垂直面に楔形の金属板を装着しているようですが、これまでにない処理でどんな理由からなのか実に興味深い。90式ではバラキューダと同じ材質の布カバーでたしか暗視装置対策も果たしていた筈ですが、それは無いんだよな… また広報センター本館の2階に上がると車体・砲塔の上面を見ることができます。これも出版物などではあまり見かけない構図でラッキー。 砲手ハッチは前後にヒンジがあることからわかるように2分割されて観音開きで開きます。その際大小二枚の扉の前後関係が試作車と量産型では逆になっているのが興味深い(よーくみるとうっすら分割線が見えますが、試作車では前扉が大きくなってます。量産型は後ろ)。前扉部分にあるコの字状のパーツは何の役目を果たすんだろうか。他のフック関連よりも明らかに幅広で、機能が異なる様子。 試作1・2号車特有の車長ハッチ形状。 砲塔全体を俯瞰。脚立持ち込んだらいろいろ接写も出来そうですが、さすがに一般見学者がそれやったら怒られそう(^^; 広報センターで公開された日付は6/30、それから約2週間たったほどでも既にキャラピラ接地部分にはサビが浮いてました。生きている状態だと色々違ってくるんでしょうけれど、それでもフリウルのメタルキャタピラ作るときは連結部分でサビサビさせて良いみたいだぞ。 90式と比較されることが多い10式戦車ですが、ここでは74式と並んでいます。巷間囁かれているように本州以南の部隊で74式の後継として配備するなら比べるのはこっちなのかも知れないけれど、実際どうなんでしょ?いまはまだ各種学校に配備されてる段階だけれど、実践部隊ではどこが最初になるんだろうか。結局北海道の第2戦車連隊だったり…はないのか。あそこは90式で充足させるのか(うぃきぺでぃあなう) 以前10式の展示位置に置かれていた74式105ミリ自走榴弾砲は向かい側に移動していました。いやー撤去されたかと思って心配したよ… その隣には75式155ミリ自走榴弾砲が並んでいます。同時期の自走砲2種を比較すると共通する点が多いのは当然として、むしろいろんなところに小松と三菱両者の設計思想の違いなどがほのみえて面白いところ。 最近展示に加わった新顔の「中距離多目的誘導弾」。96式多目的誘導弾システム(通称:96マルチ)が高価で重厚な装置になったための一種の廉価版、いやそうではないんだが…の装置で愛称は「中多」、たぶんショタキャラ… 2連装のランチャーを3基クラスター化で車載してます。説明パネルによると地上に設置しても使えるらしいのですが重いよなコレ…。しかし陸上自衛隊の普通科って誘導弾装備増えましたね。ひと昔前は60式自走無反動砲が現役だったのが信じられない進歩だ。 一部の車両には隊員の方が乗り降りした靴跡が残っていました。さあ1/35スケールでスタンプ作る作業を始めるんだ。 74式戦車の砲塔側面に残る三点リーダー「…」みたいな痕跡を1/35で再現するには一体どうすれば!?(見えねーよ) そんなこんなで10式以外にも山ほど楽しいポイントがある陸上自衛隊広報センター、最後にウェブサイトのリンクを貼っておきます。 http://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/ わたしたちの税金がどのように使われているのかを周知させるための場所、なるべく多くの方に訪れてほしいものですね。以前広報施設に入場料を取ってみたらどうだなんて言い出す国会議員がいたことには驚きですが、幸い現在は入場無料に回帰しています。7/16~7/20までは休館ですが、以後の夏休みシーズンにはいろいろイベントも予定されているようなので、ちょっと変わったテーマパークのようなものと思えば家族連れでも楽しめるかな。 オマケ。 併設されている売店で10式戦車納入の記念メダルをお土産に買ってきたんですけど、台紙は90式のものにスペックだけシールで変えたものでした。無駄に予算は使わないんだなーと、却って感心しましたね。やっぱ事業仕分けでいろいろあったんだろうなァ…

モデルアート「モデルアートプロファイル #12 零戦 Part.1 一一型から二一型」

満を持して漸く登場、モデルアートプロファイルの零戦はまずPART1として一一型、二一型そして二式水上戦闘機と零式練習戦闘機をプロファイリングしています。 海の戦艦大和、陸のタイガーI戦車と並んで模型ファンも多く研究も進んでいる零戦は、うっかりすると素人には手の出し難いような印象も与えてしまいます。無論難しい考証は無しで好きに作っていいんじゃないかと思う気持ちもありますが、敢えてそこに踏み込む最新の考証資料となる一冊です。 零戦の書籍も出版各社から様々に刊行されていますが、本書の特徴のひとつはモデルアート本誌でもおなじみの佐藤茂雄/佐藤邦彦ペアによる美しく且つ情報量に富んだ「零戦大図解」のカラー口絵でしょう。当時実機を目撃していた確かな目によって描かれたイラストは博物館のレストア機よりも実機らしい、実物よりも写実主義めいた絵画のようで、図面からではなかなか得られないある種の華を添えます。 塗料の色調も綿密に考慮された塗装とマーキング図は各型合計67機に及びこれだけでも十分お腹いっぱいですけど、 機体各所に記入されたコーションマーク(いや注意書と言うべきか)が何故その位置に、何の目的を以て記されているのか「説明」されているのが嬉しい所です。ひとつひとつに意味のある記述だと知ってこそ、説得力のあるスケールモデルが完成するという訳です。また今回取り上げられている機種は太平洋戦争初期にロールアウトした機体がほとんどで、自然機体のカラーリングも大戦初期のグレー系統の(本文では「“現用飴色”と表現されている灰緑褐色」のように書かれています。個人的には明灰白色と言いたい…)個体が多く、緒戦の連勝、無敵零戦の名を恣にしたこの時期の機体を好まれる方も多いでしょう。 しかし、激戦を生き延び濃緑の迷彩塗装を施した機体も記録されています。同時期の連合軍機に比べて速度も火力も劣る二一型系列では苦戦は必至で、この「オタ-109」号機を見て変な笑いが込み上げてくるのは平和な現代ならではだな。いやほら、アキバに出ようとしてなぜか渋谷のスクランブル交差点でおたおた…みたいなってのは…ダメでしょうか? モノクロページでは開発史や図面・記録写真に基づく各型解説、戦歴などがボリュームたっぷりに記述されています。ある意味定番な内容ではありますが、戦闘詳報や編制調書など、ちょっと変わった資料も掲載されています。 戦場写真の章では有名なフォトも交えて豊富なファイルを形成していますが、トラック島でハシケ運搬される二一型のこの一枚は個人的にもお気に入り。ちょこんと立った翼端こそが二一型のアイデンティティで、この場面ディオラマ化したら見栄えしますよ誰か作りましょうよ是非。 毛色の変わったところでは上野の国立科学博物館に収蔵されているラバウル帰りの二一型、現地改造により後部に偵察員座席を設けたあの機体のクローズアップがいくつも載ってます。当該個体が現在の新館に移る前の取材のようで、今では視界に入らないカットがいくつもあるのは貴重です。後席ってこんな鍋のフタみたいなとこに座ってたんだ…。機体各所に当てられた修正パッチからはこの機体が酷使され続けた様子が忍べて、やはりひとつひとつのディティールの持つ「意味」を知っていれば、機体を見る目も気持ちも変わることでしょう。 巻末には各社のキットを用いた作例が掲載されています。タミヤの1/32、ハセガワからは1/48と1/72ですべて二一型、二式水戦がないのはちょっと残念…かな。このうちもっともハードにディティールアップされているのはハセガワ48で、これは主に当キットが二二型と一部パーツを共有しているがための改修作業も含まれています。実はいちばん作り易いのってタミヤの32なんじゃないかと思うところ。 そんなこんなんで読みどころ満載の零戦PART1、続刊以降も期待できそうです。三部作になるのか、はたまたそれ以上か…

マスターボックス「1/35ベトナム戦兵士3体 車上射撃シーン+解放戦線2体」

オリジナルの商品名を「Chalie on the left !!!」と云う、ウクライナ・マスターボックス社製のベトナム戦争を題材にしたフィギュアセットです。 MBのVietnam war kit seriesとしてはこれが第一弾ということになりますか。補足しておきますと「チャーリー」というのは我らが愛すべきビーグル犬の飼い主のことではなく、当時米側が南ベトナム民族解放戦線を「ベトナムのコミュニスト」の意味から「ベトコン」あるいは「VC」と呼称していたところから付いたニックネームです。多少なりとも侮蔑的な意味合いを含む言葉なので現代ではその使用に注意が払われるべき単語かも知れませんが、当時そのように言ってたことも歴史的事実であります。 オリバー・ストーン監督の映画「プラトーン」からはしばらくベトナム戦争映画がブームで、テレビの洋画劇場でいろいろ放送されていた時期には上記のような知識は常識の範疇だったものですね。ああ、「ハンバーガーヒル」もっかい見たいな。 パッケージ表側には3人のアメリカ兵しか描かれていませんが、裏側にはちゃんと5人います。一見すると完成見本のようだが実は全部イラストである。何故? パーツランナーもいつものMBクオリティ、例によってアクセサリー多めなのが嬉しいところです。 表情が素晴らしいのもいつものことですが、とりわけ今回は人種・民族の特徴を(多少の戯画化も含んだ?)実に豊かなイメージの彫刻で仕上げられています。解放戦線側のふたりがくりいむしちゅーの上田と中山きんにくんに見えた人はたぶん脳がテレビ電波に浸食されています。 …米兵も右上のヤツはなんだか激昂したブルース・ウイリスみたいだなぁ。 注意すべき事柄としてはボックスアートではボディアーマーを装備している米兵(海兵隊員ですな)3人が3人とも、キットパーツではただの戦闘服だってことでしょうか。MBじゃよくあることなんでここの製品購入されるときはよ~く確認しましょうね。ちなみに左側は胸ポケットのボタンが外部に露出している初期型ジャングルファティーグで、右側のはH型サスペンダー装着してます。 アクセサリー関係では帽子やヘルメットの類が豊富、ベースボールキャップやタイプの異なる2種類のブッシュハット(ブーニーハット)なんて物がぶら下がっている様は上野アメ横中田商店のようです(w 運転手の右腕は負傷した肩を押さえているか左方向を指し示しているかの2種類を選択可能。動きの激しい方を選んでみました。 M-16ライフルを構える米兵(黒人兵)左手は車両のフロントウインドを抑え、右手はMBのフィギュアに特徴的な、握った手の中に銃のグリップが造型された作りです。なのでM-16のピストルグリップは切り飛ばさねばなりません(予備にもう一丁アリ)。指がトリガーから離れているのはこのセットのようにまさに応戦中の状態ではいささか問題が… M2重機関銃を構えた兵士は身体の重心を車外に出し、素早い動作で俊敏に重機を操作する躍動感あふれるポージング。おかげでなかなか立ってくれません… こちらもちゃんと構えさせるには重機のグリップを切り落とす必要がありますがうーん、むしろどこか他から開いた掌を探してきて、そっちを取り変えた方がいいんじゃないだろうか。 なにか指示を出している片膝立ちのVCはシモノフSKS(あるいは中国製56式半自動歩槍か?)を持っています。ベトナム特有の編み笠が目を惹きますが、せっかくの表情を隠してしまうので使い勝手としては微妙か。 そしてこちらがホーチミン・サンダルを履いていたばかりに突撃銃を持たされて撃たれてしまった気の毒なVCそのに。被弾した瞬間のフィギュアもなかなかに衝撃的で、ボックスアートに描かれなかったのもうなずけますね。マガジン交換の最中というのがこれまたゲーコマで彼の持ってるAK47(銃剣付いて無いんで56式自動歩槍ではなさそう)は最初からピストルグリップ無しの造型。 このまま寝っ転がらせて「死体」でも通りそうな気もしますが、模型趣味で死体を扱うことを忌避する方も多いでしょうからその点はご注意ください。 本来はM151MUTTに乗せてはじめて絵になるフィギュアです。国内ではしばらく前に再生産されたタミヤのフォードマットが流通していますが、タミヤが製品化したのは1970年に配備され始めたM151A2なので必ずしもベトナム戦争の情景(特に初期)にはそぐわないのですねー。海外では韓国某社のキットが出回ってるそうなんですけど、あっちの方はよくしらにゃいのでノーコメントの方向で(# ゚Д゚) あまりにシチュエーションが限定されるのは良し悪しありましょうけれど、本キットは2セットのビネットが1パッケージ化されたようなお得感もちょいと有りです。 首輪ならぬ手錠で繋がれたスヌーピーと飼い主のチャーリー・ブラウン(大間違い)

レベル「マグナガード・ファイター」

「スターウォーズ・クローンウォーズ」に登場する分離主義者勢力の宇宙戦闘機プラモデル。レベルのスターウォーズキットではおなじみ塗装済み・スナップフィットのeasykitで製品化です。 基本塗装はかなりビビッドなパープル系のカラーリングでボックスアートや劇中での表現とはちょっと変わった印象です。劇中で赤色のレーザー光を放つとその照り返しで赤紫ぽく映えるようではありますが… ところでボックスアートはキットを組んで撮影した写真を画像加工してるんだけど、豪快なことにエンジンナセルからレーザーぶっ放してるぞ(w; 機体主要部分は上下2パーツの貼り合わせです。「モナカキット」って言い方は、海外には無いだろうけど… その他の小パーツ群。ちなみにパーツのナンバリングはランナー内での配置をまったく無視して「組み立て説明書で使用する順番」に番号割り振ってるんで探すのにちょっとだけ苦労します。この辺は設計センスの問題だよな。 大型キャノピーとパイロット(?)のIG-100マグナガード・ドロイドは個別にパーツ化されています。キャノピー枠のマスキングは綺麗なもので、マグナガードは軟質樹脂による成型品。 組み立て説明書もフルカラー印刷で見やすいものとなっています。 表面の塗装はタンポ印刷に加えてエアブラシによるウェザリングも処理されています。 パーツ自体の成形色はグレー。アンダーゲートなにそれおいしいのって具合の設計なんでゲート切断面には容赦なく成形色が見えちゃいますが… ベース部分はテカテカのグロス仕上げで、工場内でのパーツの塗り分け工程は細やかな作業をやっていると思われます。 前述したようにスナップフィットの接着剤いらずなんですが、それでもやはりキャノピースライドアーム受けとなる12、14のパーツなどはがっちり接着したほうが安心ですし、物によっては塗装皮膜のおかげで取り付けがタイトになってる箇所もあります。そういう所はカッターやドリルなどで間口広げて接着したりと臨機応変に対処。 このキット唯一のギミックであるキャノピー可動部は図のようにパーツ10の軸一本でキャノピー→支持アーム→コンソール部分→支持アーム→キャノピーと貫通させるようになってます。ですがこれ、普通に組んでもまず通りません。この部分も設計センスの問題だろうなとは思いますけど… キャノピー右舷の穴が円形を成してないので当初からパーツ10の取り付け角度を決め打ちしないといけないんですな。おまけにコンソール部分の通りぬけは微妙に軸型と合わない角型断面で… 説明書では不要パーツと明記されているパーツ17は明らかにパーツ10の軸を受けるためのものです。しかしながら外形も軸受も円形なのでキャノピーにもパーツ10にもちっともフィットしないという…これって設計ミスじゃないのかなー。 対応としてはまずキャノピー右舷の穴をムリムリ拡張し(結構コワいぞ)、パーツ17から軸を伸ばし(適当な部材が見つからなかったんでつまようじの先っぽ使いました。現物合わせこそ特撮モデルの醍醐味です)、パーツ10は中ほどでぶった切るとゆーかなりランボーな処置を。 幸い可動は確保することができました。キャノピー部分の拡張が足りなかったんでパーツが飛び出してますけど「実際のプロップもこうなっているのです」といえば3人ぐらいはダマクラカセそうなんだぜ?  ※クローンウォーズは全編フルCGアニメです でもこれってさぁ、最初から一本の軸貫通で可動させるんじゃなくて、左右から2本の軸で支える設計にすりゃよかったんじゃね? そんなドタバタもありましたけれど、基本はeasyに組み上がります。正式名称ローグ級ポラックス38スターファイター、「クローンウォーズ」本編ではマグナガード以外の分離主義勢力エイリアンたちにも運用された機体です。そういえば3rdシーズンは結局地上波放送されていないなあ。みんなそんなにバ○マンとナデoアが好きか。俺も、好きだ… 略称をP-38というのは第二次世界大戦の双胴戦闘機P-38ライトニングをモチーフとしているようです。SW関係の文字設定もどこまでが映像スタッフの関与したものだかよくわからない部分もあるのですけど。 側面から見ると機体前方に重心が置かれているのはナブー・スターファイターをはじめとしてEP1~3に登場するいくつかの宇宙船に共通するデザインライン。レシプロ戦闘機を宇宙に持って行ったようなスタイルです。そしてなんだかある種の魚にも見えるな。 ゲートの切り出し跡は比較的目立たない位置に来るようにはなってます。一応の配慮は伺えますね。 コンソール部分がキャノピーと共にスライドするのが特徴の開閉機構。こうしてみるとSF3Dのフレーダーマウスやホルニッセのパkあーいや、インスパイヤされたデザインの機体なんだろうと推察されますね。

ハセガワ「1/24 ワコール 童夢 レイナード89D」

90年代当時のF1ブームは模型業界にも様々な形で波及して、F1以外のモータースポーツまでもが立体化されていました。タミヤがインディカーを製品化したようにハセガワでは全日本F3000選手権出走マシンをラインナップしていて、今回紹介するワコール童夢のレイナードは1989年のグランプリに参加して全8戦中優勝2回を成し遂げたロス・チーバーの駆る一台です。メーカーの品番はCF-5、現在では絶版となっています。 キットの発売年は1990年、この当時のハセガワはフォーミュラマシンといえども通常のカーモデルと同じく1/24スケールで製品開発していて、タミヤの1/20とは違った方向性を打ち出していました。F1ではフェラーリやウィリアムズのマシンなどを多く発売していましたが、このF3000ではレイナード以外にローラのシャーシーもラインナップ。どちらも多くのチームに供給された有力なマシンで、デカールを変えればいくつもバリエ展開できるという、実にハセガワの性格に合ったクルマですな。 メインスポンサーは大手衣料メーカーのワコールで、80年代から童夢レーシングチームのグループCカーにもスポンサー活動を行っていました。DUNLOPのタイヤデカールはドライの転写デカールで付属。 タイヤはスリックレーシング。F3000は当時のF1と比べてもほぼ遜色のないカテゴリーで、現在は国内ではフォーミュラニッポン、国際的にはGP2選手権に移行して運営されています。 エンジンブロックには「MUGEN」のロゴが誇らしげに刻印。 直線が多用されたボディは今の目で見ればクラシカルに思えますが、当時はとても革新的に写りました。キット解説にも「ボディワークのデザインには最新鋭のCADシステムを使用し」と特記されています。 小ぶりなサイズにパーツも少なめで組み立て易いプラモデルなのですが、さすがはスケール老舗のハセガワで組み立て易くとも出来は確かなものです。無限MF308V型8気筒エンジンは80年代末期から00年代初頭にかけて国内外を問わずに活躍した極めて優秀なレーシングエンジンでした。(シリンダヘッドの「無限」ロゴ部分はこの段階で接着するパーツでは無いのですが試しに載せてみました。そのほうがカッコイイからだ!) アンダートレイも当時のF1に準拠するフラットボトム。この画像では解り難いのですがエンジンブロック直下の部分は梨地加工されています。 シート周辺の構造もシンプルなものですが、実際シンプルなんで全然気になりません。 計器は必要最低限で、シフトレバーの構造もまさしく人間の手によるマニュアル操作。この時期はF1の上位チームでようやくセミオートマのトランスミッションが導入されはじめたころでしたか、蝶型シフトはナイジェル・マンセルがギアをぶっ壊す為にあるものだとばかり… 組立説明書には特に記載されていませんが(この時期のハセガワ取説はだいたいどれも不親切ですね)フロントサスペンションを形成するC14パーツはハメ込むだけで接着しません。 リアサス関係は特に問題も無く組むことが出来ます。 具体的にどのレース、どのセッティングとは明言されていませんが、比較的小ぶりなリアウイング。直線重視のセッティングかな?またフロントウィング翼端のボーテックスジェネレーター(懐かしい響きだ)もプラパーツでセットされてます。 レイナードのシャーシは様々なレーシングチームにベースマシンとして供給されていましたから、無塗装でもあまり不自然でないかな。1/24スケールはカーモデルの分野ではスタンダードで当時からいろいろ小物も充実していましたから、このサイズでフォーミュラマシンのキットをリリースしていたのもそれほど的外れなことではなかったでしょうね。 何の苦もなく完成、と言いたいところですが風防だけはキット指定のE3がどうあってもボディのカーブと合わなかったので仕方なく不要部品のD1を付けてます。追加パーツの合いが良くないのもハセガワ的か… フロントはステアリング切れます。あとサイドミラーの取り付けピンが細すぎ(もしくは穴大きすぎ)なのでこれから作る人はその点ご注意。どれだけいるかは…数の問題では…ない… フロントノーズとエンジンカウル、リアウイングまで未接着のまま取り外しが可能です。ピット風景など作りやすくはなっているようですね。またこのリアエンドまでのフルカウルというスタイルが当時のF3000マシンとしてはなかなか画期的だったらしい。 現在ではハセガワやフジミも1/20スケールでF1プラモデルを開発しているものですから、この先1/24スケールのフォーミュラマシンがメジャーになることも無かろうとは思います(ドイツレベルがF1で頑張ってますけど)。昔はウェーブがレジンでスクーデリア・イタリアとかフォンドメタルとか出してたよなーと記憶をノスタルジアに溺れさせるためにも、このクラシカルに角ばったマシンは心が落ち着くカタチをしている… ところで、痛車レーシングも絶好調な今だからこそ、敢えてワコールが再度スポンサーに復帰し初音ミクやなんやらとコラボするのはどうでしょうか。グランプリがR-18指定を受けても困るけれど、考えてみれば昔っから鈴鹿サーキットじゃ130Rが名物ぢゃないか。