トランペッター 1/35 ドイツ軍オストヴィント3.7cm対空砲戦車

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さて今日はWW2ドイツ軍対空戦車の本命“オストヴィント”のキットレビューです。


…すいません本当の本命車輌は“クーゲルブリッツ”だと思いますいまのはことばのあやです

1/35スケールのオストヴィントはドラゴン(サイバーホビー)からも発表がありましたが、そちらは未だ詳細不明のままなので、今のところトラペのこのモデルが唯一のインジェクションキットという事になりましょう。製品は昨年の内に発売になったものですが、昨年中も随分いろいろ出たもので(350アイテムでしたっけ?)実を言うと箱を開けてみるまでどんな内容なのだか解かってなかったり(汗)

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例によってこれ世界一タイトな締まり具合なんじゃないかしら、と思わされるボックスを開けてみると思いのほかパーツが み っ し り と 詰まってます。一応オープントップで3.7cm機関砲のパーツ分割が巧みでも、ここまでパーツ数多くはないだろう…と、よくよく見たら

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なんとフルインテリアキットだったのでした。いやちょっと吃驚。普通内部再現キットって言ったらもっとゴージャスな価格設定だったり、サイドボックスであおり文句のひとつも付きそうなものですが、そういうの全然ナシ。開けてみるまでわからない。いやもうちょっとアピールしても良いと思いますよ?

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これはトラスミッション部分のアップ。例えば別メーカーのレジンパーツでこの辺揃えようとしたら結構なお値段しそうなものを、扱いも簡単なプラパーツでエンジンから戦闘室内部まで完全再現ってお得ですね。どうも同時期に発売されたIV号回収戦車と共通ランナーで設計されてるからってのが理由らしいのですが。

そこでふと考える。1輌だけ作られたオストヴィントの試作車輌(写真が残ってるヤツ)は確かG型車体をベースに作ってたハズだけど、ガワはともかく砲弾ケースとか内部は一体どうなってたんだろー?

なんかいまフレテハイケナイコトに気づいたような気がしますが、あんまり気にせずどんどん先に行きます;

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車体下部はスライド金型使用の一体成型で最終減速機内部もモールドされてます。こういうディティールも今ではすっかりスタンダードな物になってますね。

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トラペの戦車模型はどういう基準で履帯をベルト式/接着式に分けてるんだかいまひとつわからないのですけど、これには連結固定式のプラパーツが入ってます。センターガイドも綺麗に抜けてて、これなら他から持ってくる必要が全然無さそう。

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ちょっと話は前後しますが、車体の組み立てには幾つかパーツ選択箇所があり、写真が残ってる試作車輌以外の仕様も作る事が出来ます。7輌生産されたと言われている量産型車体は試作型とは全然違ってるらしい…んですけど「どうせ末期はなんでもアリ」と魔法の呪文を三回唱えれば大抵のことは気にならない…ように…

ところで砲塔動力旋回装置用の補助マフラーも有無を選択できるんだけど、さすがにそれはないだろうと思いますですハイ(完成見本にはついてますが…)

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そしてこのキットのもうひとつの売り、大判エッチングで作られた一枚抜きの砲塔装甲板です。

オストヴィント最大の特徴である60口径3.7cm FLAK43高射機関砲を護る唯一の盾はわずか16ミリ厚の薄いもので、これでサンダーボルトやシュトルモビクとやり合うのは大変だなぁとか思いを馳せながら曲げると吉かも知れませんね。

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プラパーツもちゃんと入ってますので、エッチングは苦手だという向きや折り曲げじゃ溶接痕が再現されてないジャン!という方はこちらでどうぞ。あーいや、気にしなきゃいいと思うんですけど、ねー。

実際の車輌も謎の多いオストヴィント。資料を駆使して実車通りにディティールアップするもよし、架空車輌と割り切ってトラペのEシリーズと並べてみるもまたよしですが、しかしここはもっと盛大に割り切ってリーズナブルに手に入るフルインテリアIV号戦車車体として…

やっぱりトラペの装甲列車シリーズからIV号砲塔ギッてきて純正トランペッターパーツによるIV号戦車を作ってみるのは如何でしょうか。なんて御大尽なモデリングなんだ!

とまあいろいろツッコミ入れてしまいましたけど楽しいキットだと思います。なオストヴィント、

只今怒涛の7割引で絶賛セール中なのです。

そして最後に一つだけ言わせてくれ!どうしてこのボックスアートは

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真っ昼間から探照灯が展開してるんだしかもこんな野原に。

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