ウェーブ「1/20 P.K.A. Ausf K-4 ケッツァー」

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ウェーブのマシーネンクリーガーシリーズよりシュトラール軍装甲戦闘服ケッツァーを組んでみました。

K型PKA“コンラート”の夜間戦闘仕様であり、G型夜戦仕様“グッカー”や傭兵軍新型宇宙用SAFS“スネークアイ”などともにMG誌1999年2月号でMa.K.フォトストーリーの連載開始のまさに初回を飾った機体です。(記事内容は大日本絵画刊「マシーネンクリーガーグラフィックス#1」に再録)その後グッカーやスネークアイはモデルカステン製レジンキットをはじめいろいろと陽の目を見たのですが、何故だかこのケッツァーはどうにもマイナーな存在にとどめ置かれ、今回が初のマスプロ製品化。その辺の事情や機体の詳しい設定はホビージャパン11月号に詳しいのですが、設定話聞いたら「それノーマルのコンラートでエーんとちゃいます?」とか思ったことはヒミツである。同じでは商品にならんのでアカンのである。

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キットはウェーブ完全新規Ma.K.シリーズ初のシュトラール軍アイテムとして発売前から期待の寄せられていた製品です。手足関係などPKA系列に共有できるランナーには「GUSTAV」の刻印が入ってて、今度出るグスタフの方が開発は先だったのかなー?とか思わされる。

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フィギュアなんかはケッツァー独自のパーツみたいですね。

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クリアーパーツは2枚のランナーに分かれてます、ふむふむ。

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シュトラール軍共通ぽいポリパーツ。不要パーツが結構出て、むしろ今後の展開が楽しみになります。

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デカールは古くからSのF3Dオリジナルを知ってるひとならきっと昔を懐かしむようなものを含めていろいろと。いや昔の日東製 P.K.A. と比べたら随分パーツ増えましたねえ…ハコを開けると実にみっしり詰まっているぞ。何から何までブランニュー・21世紀スタンダードなウェーブのキットで唯一残念なのは塗装カードが付属していないことで、昔からああいったモノにカッコ良さが宿っていた物でしてな…

どーでもえーすけどワタシ昔からP.K.A.(ペーカー)のことを脳内でも口外でも「ぴーけーえー」って呼んじゃう病気に罹っています。たぶん死ぬまで直らんでしょうなー。

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組立説明書でも「完成の工程で取り付けても良いでしょう」と書かれているロールバー関連は如何にも繊細でコワレ易そうではありますから、腕に覚えのある方は真ちゅう線などで置き換えても良いでしょう。

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また、特に指示は無いんですがランナーにこっそり六角ボルトがモールドされてます。ファインモールドのキットみたいですね。サイズ的にはRリベッツの角型よりは大きめかな???

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ボディシェル側面には製造番号がモールドされてます。未来世界でも鋳造構造なんだろうかとか疑ってはダメです。

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組み立てはウェーブ製品の例に漏れずスナップフィット…なんですけど、果たしてスナップで組み立てる人ってどんだけいるんでしょう(笑)接続ピンはかなりタイトでいろんなものを間に挟み込んでるボディ左右の合わせはそれなりに苦労しますかねー。ちなみにパーツ自体は極薄い厚みなので、ドリルで受け口を広げるよりはピンをビシバシ切り飛ばした方が何かと安心ですよ。

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右手首は2種付属、どちらも親指以外の四本指は個別成形なんで間違いのないように注意しましょー。

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ノイパンツァーファウストも2種類付属です。画像では下にあるスマートなタイプが最近の新型で、上の弾頭が大きなタイプが昔からの物。古いヤツはガンプラサイズに携行させるのにピッタリな小道具で、みんないろいろとお世話になったものです。「ガンダム・センチネル」のゼクアイン/ゼクツヴァイも基本武装で持ってたりしたなぁ…

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そんなこんなで組み上がり。夜戦装備指揮官用装甲服“ケッツァー”は一般用の“グッカー”と異なり大型ノクトビジョンを持たず、広い視界のキャノピーと増設された通信アンテナで指揮能力を高めた機体です。

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後方に向けて大きく膨らんだボディシェルは“コンラート”と同様の構造ですが、本機ではエンジン吸気口が装甲カバーで覆われ、排気管も消炎装置が追加された仕様となっています(余談ですが旧来のいわゆる「中華料理屋の換気扇」型背部パーツは次回グスタフに付属しますんで、ニコイチでコンラートを作れそうです)

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視界改善と防御能力向上を両立した2次曲面型キャノピーがK型PKAのウリなのですが、この部分もコンラートとは違う形のパーツが入ってますね。

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ちなみに昨年の東京ホビーショーに展示されてた試作品。かなりのデコッパチなキャノピーで、これはこれで面白いカタチだな…

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動力伝達チューブは従来にも増して太ましいように感じます。各部の装甲板もしっかりホールド、ばっちり可動です。また手足パーツの合わせ目には特に消えちゃうような位置でのモールドが無いので、何の心配もなくゲシゲシ削れるのも◎

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\( ・ω・) ぃょぅ!

…うん、まああんまり可動を楽しむプラモデルじゃないと思うけどさ、可動範囲は広いですよ。しかしキャノピーの透明度は高いな。ちょっと気にいっちゃいましたよこれ。

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アームシェルツェンやループアンテナはD型PKA“ドーラ”作るのにも使えますね。

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しかしこの、左腕がレーザーアームになってるタイプのPKAは、一体どーやってパンツァーファウストぶっ放すのであろうか。長年の謎w

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シュトラール軍も傭兵軍も、装甲戦闘服のなかのひとたちが一体どーやってバイザーを上げ下げしてるのかと同じくらい謎ww

と、冗談はともかくPKA系列の装甲服は外装以外にコックピット内部やフィギュアの塗装が必要なので、傭兵軍の装甲服よりも腕の奮い甲斐がありそうですね。このキットを製作しようと思われた方、なにがなくともまずは横山センセのサイトを見に行くべきです。今回のキットを始め1999年のオリジナルモデルも含めていろいろ載ってますよん。

いやぁ、いい時代ですなあ。

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