ICM「ソ連戦車兵(1979-1988)」

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ロシアじゃない、ソ連である。そこが大事なんです。なICM製インジェクションフィギュア。

以前の版では写真、それも完成品ではなく単に「それっぽい記録写真」をボックスアートに据えるという大胆な製品構成でしたが(リンク先参照)、現行ではごく普通にイラスト箱です。そして以前の版では写真には3人の戦車兵が写っているのに箱裏には四人の説明イラストがあるとゆーこれまた大胆な構成でしたが、

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今回もボックスアートでは3人なのに、側面には4人いるのだ。

なぬ!?と目をクレムリン宮殿の星飾りのように大きく真っ赤に見開いて注目!注目!!したらようやく事のカラクリがわかりました。何一つ説明されていませんが、一体だけ頭部がコンパチで2種類組める、3体セットの製品なのです。ボックスアートは正しかったのだ。記録写真のヤツはポーズからなにから全然違っていたのだが…

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1979-1988とある通り、冷戦末期に起きたアフガニスタン侵攻をモチーフとしたフィギュアです。「ソ連のベトナム」と呼ばれた泥沼のアフガン侵攻は国際政治の転換点となり、冷戦構造崩壊の一因ともなるのですが、それはともかくとして1本製品自体は970年代からの典型的な「共産圏の戦車兵」セットとして扱えるでしょう。

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装具関係はシンプルなものですしカラーリングも単色でありますし、組み立ても塗装も実にシンプルなフィギュアです。

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伝統の戦車帽は3パーツ構成。その昔上野アメ横の中田商店でこのタイプの戦車帽(たぶん、中国軍の)が売られてて猛烈に欲しかったんだけど、冷静に考えたら使い道が無いので買わずに済ませて良かったのか…な。あー、サイト見てみたら売ってますねぇ、いまでも。ふむふむ。

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前述したようにフィギュア3体入りなのですけど、一体が頭部コンパチで2種選択式なので、頭部ヘッドは合計5個入ってます。

えっ。

うん、ホントにそうなんだ。組み立て指示のどこにも使用が説明されてない頭が一個、余分に入ってるのよこのキット…

でも、足りないよりはずっといいよネ(`・ω・´)b ビシッ!! とロシア的おおらかさに敬意を表して組んでみます。

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車外に立ってなにか伝達している戦車兵。

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砲塔ハッチを開いて腰掛け、開いたハッチに手をかけている戦車兵。車長の位置に据えるのがよいでしょう。ちなみに彼だけは戦車帽から通信装置用のプラグコードが伸びている。

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車体側面にもたれかかっている彼は戦車帽の有無を選択することが出来ます。リラックスしたポージングから、帽子を脱いでる方を選んでみました。

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帽子を被った頭部と帽子を持たずに伸ばした腕、そして使途不明の頭。(支持が無いだけでおそらく他の2体どれかにマッチするのでしょうけれど)

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3体セットというのもミリタリー関連のインジェクションフィギュアでは珍しいような気もします。その分お値段リーズナブル、さらにただいま割引中でもあります。このセットの設定年代の旧ソ連軍AFVなら代表的なアイテムはタミヤのT-55Aでしょうか。また最近ではトランペッター社がずいぶん積極的に展開していますから、ASU-85やIT-1などと組み合わせても良いでしょう。

ところでこのひとたちは何をしてる所なんでショ?などとふと思う。残念ながら手元にはT-34しかソ連戦車の完成品が無いし車長ハッチは閉じてしまってるのだけれど、とりあえずフィギュアを展開してみたらなんとなくわかりました。

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余分だと思われていた頭部はこれで正解でした。

アフガン侵攻の頃レーガンが「ソ連は悪の帝国だ」って言ってたのは正しかったな((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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