アンパーサンドパブリッシング「ミリタリーミニアチュア・イン・レビュー No. 54」

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MMIR第54号、表紙作例はタスカの1/24スケールII号戦車です。発表以来話題騒然のこの製品を「Punmped-up Panzer!」と題して

いまGoogle翻訳に掛けたら一瞬ヒドイ単語が出たけどキニシナイ!とにかくAFVモデリングを底上げする逸品のディティールアップとウェザリングで紹介します。

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発売以来しばらく経ってますから手になさった方も多いでしょう。模型サイズとしては1/35スケールのWW2中戦車と大差ないものですから、うっかりすると色んな物を1/35スケールのまま仕上げかねない諸刃の剣でもあるこのキット、実に丁寧に仕上げられています。マフラーのテクスチャー表現やヘアスプレー技法がその効果を存分に発揮している冬季迷彩の残滓など見所は多いです。

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車体後部のスモークキャンドルは特に手が加えられています。完成品だと装甲カバーの質感ぐらいしか目に見えないところですが、地味な車両ならではこその、細部に拘り魂を込めるところかと。デッキ上の布の質感、転輪ごとに異なるチッピングの度合いなどもラージスケールならではでしょう。

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こちらはうって変わって1/48スケールのSdkfz.251D。タミヤのキットをガソリーヌのレジンパーツで7.5cmPAK搭載、/22への改造作例です。考えてみるとMMIRは毎回ヨンパチ取り上げてますね。日本の模型雑誌も見習ってほしいものだなとげふげふ

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ちょうどタスカII号とは対照的で、スモールサイズだからこその派手目な改造パーツとダイナミックな錆表現が行われています。雑誌写真で見ちゃうと判り辛いかもしれませんが、もし両者を実物で比較出来たら面白いだろうなーと、そんなことを思います。ところでタミヤはどうしてSdkfz.251/22を出さなかったんだろう。こんなに格好良いのに。

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アキュレイトアーマーのマイティ・アンター Mk.I牽引車とダイソン50tトレーラー。この手の戦車運搬車はコンテストの上位入賞作品としてよく見かけるように思います。

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それもそのはず、これほどの大型且つ繊細微小なパーツ山盛りのフルレジンキットを仕上げて人前に出せるほどの腕前なれば、上位入賞も当然かもしれません。パーツを見ているだけでも立体的な呪文を見ている気分だ(何)現用…うーむ、まあとにかく「現用」車両の範疇なので派手には汚れず傷つかず、むしろ汚れたところと美しいままの箇所のメリハリの付け方が人目を惹きつけるコツと言えましょうか。

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今号の記事としてはMMIR50号・51号以来のロイヤルモデルオーナー Roberto Reale 氏による自社製品、イタリア海軍 M.T.S.M.A.高速艇と埠頭を使用した情景が目を惹きます。その他タミヤのオペルブリッツ(日本での製品名は「3トン4X2カーゴトラック」ですな)にプラスモデルのレジンパーツでラッセル車への改造記事、同じくタミヤのBT-7はキットの素姓を活かし、グレートウォールのツェンダップKZ750は組んだだけで勝ったも同然みたいなところが並んでいます。

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M88A2戦車回収車のウォークアラウンド・クローズアップフォトは最近すっかり作業車両がマイブームなこの身には喜ばしいところです。力強ーい、たのもしーい。一見すると地味に思えるかもしれませんが、イラク戦争では例の巨大なサダム・フセイン像を引き倒した車両として有名。いまはレジェンドで改造パーツが出てますか。

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そして毎度オチに使う今回のフィギュア新製品からDoug’s Original社「怒る女性」、万国共通で使えそうなダイナミック・ポージングです(w

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