アカデミー「1/360 Tu-144 超音速旅客機」

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親愛なる閲覧者同志の皆様、Здравствуйте! 本日は皆様に人類世界初の超音速旅客機、ツポレフTu-144のプラモデルを紹介します!え、それはコンコルドじゃないのかって?

いえいえ、それは資本主義の走狗たる歴史修正主義者たちが流した薄汚いデマです。人類社会への裏切り行為です。ツポレフTu-144はコンコルドよりちょっと早く初飛行してコンコルドよりもちょっとだけ大きく、コンコルドよりちょっとだけ速い最大速度でコンコルドよりちょっとだけ乗客人数も多く、コンコルドよりちょっとだけ多い機数が製造されたのです。かくも偉大な機体に対して西側社会は「チャージャー(代金を請求する人)」なるコードネームを与えましたが、なにしろ全般的に胡散臭いので「コンコルドスキー」としか呼んでもらえませんでした。なんだと!人身事故も退役年度もTu-144のほうが早かったんだぞ!!自慢にならねー。

と、大体そんなヒコーキであります。詳しくはウィキペディアをみるとかイカロス出版「コンコルド狂想曲」あたりを読まれると宜しいかと思われます。

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アカデミー製のキットは「牧歌的」と評するのが最も的確な称賛であるという、まあそんな種類のプラモデルです。箱絵は機首折れ・カナード展開した状態ですがパーツは飛行姿勢のみ。

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機首の可動部と収納されたカナードは一応凸モールドで存在が表現されていますが、が…

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舷窓をデカール表現するのはこのスケールの旅客機モデルなら通常の処置でしょう。アエロフロート機体番号CCCP-77102は量産型として初めて飛んだ機体(1972年3月20日)で、パリで初めて墜落した機体(1973年6月3日)でもあり…縁起がいいんだか悪いんだかよくわかりません。

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パーツの構成は単純ですがパーツの合いは良くは無いので組み立て過程はちょっとした拷問のような態を成します。

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形にするだけなら実に簡単。さてこのTu-144がよく噂されるようにコンコルドの設計を盗んだのかどうかですが

もちろんソビエト連邦はそんなこと認めてませんよいやですねえ。

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コンコルドが英仏両国で設計開発されていた冷戦時代、様々な技術や機密が西側社会から共産圏に不法に持ちだされたのは確かなのですが、超音速旅客飛行機を設計すれば似たようなカタチになることもまた確かです。開発放棄したボーイングのSSTも大体こんな形でしたし、JAXAに行けば今でも似たようなモノ弄ってるはずです。当時のイギリスがキム・フィルビーや「こうもり傘殺人事件」に代表されるほどスパイ天国だったからって、必ずしもソ連当局がコンコルドの設計を盗んだとは限らないのです。

だってフランスって、西側じゃないし。

ん?まあいいか、Tu-144の動画を皆さんお楽しみください。


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試験飛行時のパイロットが到底旅客飛行機を操縦してるよーに見えないところがおそロシアですね~、禍々しいですね~。

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そこでガンメタルを吹いてみた。禍々しさ倍増である。

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残念ながらキット付属のデカールではいまいち見栄えがよろしくないので…

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手持ちの共産趣味デカールを貼りつければあっという間に「むかしのジェームズ・ボンド映画に出てくる悪役のデスクに飾られている風モデリング」の完成、Хорошо!!

…うん、自分でも何やってんだかよくわからない。ちょっと自己批判してくる。

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