コトブキヤ「AV-X0 零式 (D-スタイル) 」

f:id:HueyAndDewey:20120928090657j:image

コトブキヤD-STYLE、劇場版「機動警察パトレイバー the Movie」に登場した零式パトロールレイバーのディフォルメモデルです。

パトレイバーのディフォルメといえばTVシリーズのアイキャッチでほぼ全機種がSD化されていましたが(イラストは鳥山劣氏でしたか)、それよりは頭身の高いアレンジ。

f:id:HueyAndDewey:20120928091149j:image

f:id:HueyAndDewey:20120928091437j:image

f:id:HueyAndDewey:20120928091956j:image

コトブキヤ・スタンダードな一部塗装済み組み立て式、成形色2色だけでもほぼ完璧な色分けです(笑)

f:id:HueyAndDewey:20120928092027j:image

あらかじめランナーから切り取られ、加工されたパーツ群。この辺の手間ひとつとっても made in china なんだよなーと、昨今の事情を鑑みてふと。

f:id:HueyAndDewey:20120928092207j:image

ポリキャップは2種類合計3枚のランナーが入ってます。

f:id:HueyAndDewey:20120928092857j:image

オリジナルの機体からして白黒ツートーンカラーなのでこの手のものには非常に相性がよいデザインかと思われます。劇パト本編では制式採用に向けたテスト機体として登場したのでパトレイバーに特有の「警視庁」レターや桜の代紋は未装着なんですな。

f:id:HueyAndDewey:20120928093304j:image

腕部の構造、肘関節以外はボールジョイントです。指先をダラッと伸ばした状態がデフォルトなのも珍しい機体(設定画がそうなってる)

f:id:HueyAndDewey:20120928093728j:image

脚部構造では膝関節が固定となってます。最近のSDモデル全般がむかしの物より頭身高めにデザインされてる理由の一つは可動関節仕込むためなのでしょうけれど、さすがにこの部分を可動させるのはサイズはともかく強度的に難しいか。

f:id:HueyAndDewey:20120928094012j:image

頭部の造型は洗練されたものになってます。左右に伸びた「ウサ耳」風のブレードアンテナって一時期随分流行しましたけど、最近は見かけないなー。そんでバイザー部分のフチがフレーム外にはみ出すのはグラサンみたいでちょっとしたチャームポイント?

f:id:HueyAndDewey:20120928094403j:image

頭部の構成ではA19が上手いことやってるなあと唸りました。画像中央、漢字の「王」みたいな形状のとこ。ちょっとした工夫で頭部に開閉ギミックを設定しています。

f:id:HueyAndDewey:20120928095040j:image

胴体部分、ウエストにもボールジョイントで可動部ありです。

f:id:HueyAndDewey:20120928095222j:image

本体完成前後から。もともと長身痩躯な機体を寸詰まりのディフォルメにするのはどうなんだろうと組み立て前には若干心配もしましたが、肩幅を広く前腕部分を長く取り、両耳を大きく伸ばすことでディフォルメ体形でも長身痩躯に確かに見えるぞ。

f:id:HueyAndDewey:20120928095513j:image

98式イングラム同様零式もパトレイバーシリーズを通じてコミック版(AVR-0)やTV版(AV-0ピースメーカー)と若干形状を変えて登場していますが、やはりこの劇場版AVX-0こそ至高!と思う訳です。かっけーなあ、零式。

余談ですが媒体を変えても全くデザインが変わらなかったグリフォンってパトレイバーじゃ珍しい存在なのかもしれないすね。モブメカはまー、ともかくとして。

f:id:HueyAndDewey:20120928100355j:image

オプションとして電磁警棒と大型シールドが、左右に握り手が付属します。いかにも暴徒鎮圧用なシールドは箱舟内部で暴徒と化した無人レイバーの鎮圧に持ち出されましたが、電磁警棒の方は本編では未使用でしたな。

f:id:HueyAndDewey:20120928100808j:image

なぜなら、警棒振り廻すより素手でヌッ殺すほうが手っ取り早いからだ。

f:id:HueyAndDewey:20120928101123j:image

劇中でも大活躍、零式の代名詞ともいえる「貫き手」は腕部の延伸部分と共に完全再現されています。繊細な作業を要求されるマニピュレイターを格闘武器に使っちゃうのはリアルじゃないと言われてますが(なにしろ押井守監督本人が言ってる)、ロボットアニメのデザインにはハッタリとケレン味の効いたギミックも大事でしょうとあらためて思う。「見る者に与える心理的影響も考えて」作らないといけませんね。

f:id:HueyAndDewey:20120928101807j:image

指を揃えた貫手パーツは左右とも有りますが、延長部分は一本のみ。ディフォルメならではで両方伸ばしてみても面白いかなと思いますけど。ところで元々はイングラムが「ロボコップ」風に脚から銃を取り出す為の仕組みだった腕のギミックを、零式では格闘武器にアレンジしたのって誰のアイデアなんだろう??

f:id:HueyAndDewey:20120928102011j:image

前述のパーツA19で頭頂部パーツA5の取り付け位置を組みかえることで簡単にフェイスオープンの暴走状態となります。なぜ暴走すると顔が開くのかよくわかりませんけど、これもハッタリとケレン味でありましょう。精悍なフェイスがグロテスクな単眼に変化するのは戦隊シリーズで怪人も手掛けていた出淵氏ならではのデザインか。

ところで、強力な敵を相手に最後は主人公が機体を捨てて生身で勝つという劇パトのクライマックスは同年公開の劇場映画「ガンヘッド」にそっくりです。他にも「海上の孤島で閉鎖された大型プラント」や「暴走するコンピューター」などこの二つの作品似通ったところが異常に多い。別にどちらが模倣ということでなくどうやら本当にシンクロニシティーらしいんですが、不思議なことですねえ。と、同じくコトブキヤのガンヘッド発売を目前に控えて。

いまふと「パトレイバーvsガンヘッド」ってどうかなと思いましたが、特車二課が秒殺されますかそうですか。

f:id:HueyAndDewey:20120928103304j:image

と、いうわけで Diforume-STYLE AV-X0 Type-Zero でした。オリジナルはターミネーターばりにおっかないメカでしたけど、可愛い零式も悪くない。ウサギというよりなんだかネコ科のロボットっぽくも見えて、警視庁や各都道府県警も頭にアンテナ生えたりただの馬だったりするよーなゆるキャラばっかでなく、そろそろこんなカッチョイイ風味なマスコットキャラを作るべきだな。

なにせ千葉には魔法少女がいるご時世なんですから。

いやー、パトレイバーやってた頃からは想像もつかないような未来に来てしまいましたねえ我々は。

Add a Comment