イカロス出版「日本で見られる軍用機ガイドブック」

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タイトルにある通り日本国内で運用される軍用航空機について、機体名称や所属部隊などを解説した実機ウォッチングのためのガイド本です。



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およそモデラーたる者例えエアモデルを守備範囲とはしなくとも、天に飛行音の鳴り響くときには思わず上空を見上げ機体の確認を行うことは本能的な反射行動と思われます。日本のどこの地域に生まれたのか、それにより幼少からどんな飛行機を仰ぎ見て育ったかは、その後の人生に大きな影響を与えたことでしょう。機種機体の差に関わらず、空を見ていて足元を掬われる経験というものは、これは全国共通のものでありましょう。

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本書は前ページモノクロ印刷、A5サイズの小ぶりな書籍ではありますが、その分カバンの中に簡単にしのばせて日本各地の飛行場やイベント会場に手軽に持ち運べる一冊でもあります。陸海空三自衛隊所属機体の部隊記号やシリアルナンバーなど、観賞の際に様々な情報を伝える資料も詳しく掲載。巻末には「スポッティング記録ノート」も用意されてひとを航空機趣味へと導く内容となっています。実機を知ることはまた航空機模型の趣味を充実させることでもあります。

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線画による実機の識別チェックポイントが掲載されているのは有り難い配慮なのですが、側面はともかくとして飛行中の機体を上から見るのもあまりないこと。出来れば下方からの識別点を明示して頂けると嬉しいですね。実際に見たときに識別点となるのは細かいディティールよりも全体のカラーリングだったりするのですけれど(笑)

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自衛隊のみならず米軍の機体も網羅されていますので、この先も何かと話題になりそうな機体をチェックしておくのも良いでしょう。オスプレイの演習地域が沖縄県外にも広がれば様々な地域での目撃例と、同じくらいに誤認識も増えるでしょうから情報は蓄えておくべきです。

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配備間近の新鋭機体とはいえP-8Aポセイドンはあんまり話題にならないかもだ。世間一般的には奇抜だったり新規だったり墜落事故を起こしたりと「不安を感じさせる機体」のほうが好まれますからねい……

米軍機に関しては日本国内に配備されていない機体でも通常の運用で飛来してくる可能性があるものは記載されています(以前韓国烏山基地配備のU-2を厚木で見た覚えが)が、ロシアや中国の偵察機は載ってませんね。厳密に言うと「日本国内で」見られるわけではないからか領空侵犯が疑われる事例は。

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なお今週末は陸上自衛隊朝霞駐屯地で3年ぶりの観閲式が予定されています。例によって式典の後には木更津あたりに帰還するヘリコプターの大編隊が目撃されるでしょうから、近辺お住まいの方は是非本書を片手にベランダで警戒監視をですね、

えっ、台風……

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