イマイ「1/32 FAB-1 リアルタイプ」

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久し振りに絶版キットを紹介する企画、イマイのサンダーバードシリーズからペネロープ号の「リアルタイプ」です。製造年月日の押印が「13.7.6」とあるので2001年の生産分ですか。以前取り上げたモッズスクーターと同年のものとなりますね。


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キットは従来からあったディスプレイモデルに一部新金型などでパーツを追加してリニューアルしたものです。この時期の製品はオリジナルTVシリーズの版権を取得したカールトン・インターナショナルのロゴ入りブルーボックスがなかなかお洒落で、なかでもイマイ最後の傑作と呼ばれる1/72ジェットモグラが話題を呼んでいたものです……

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現在はもちろん絶版のアイテムですが、他のイマイ製TBモデルと同様にその金型はアオシマに移管され、同社からリニューアル版が発売されました。アオシマ版のパッケージに使用された小松崎茂画伯のイラストは元を正せばイマイの初代ペネロープ号、モーターライズ初版キットの箱絵に使われていた歴史的価値も高いものとなっています。

ところでカールトン・インターナショナル社って今は版権所有してるんでしょうか?英名で検索してみても高級ホテルチェーンしか出てこないぞ(w;

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パッケージサイドの解説によるとタイヤとホイールは一新されているとのことで、メッキパーツのこのランナーが新造パーツになるのかな?

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アンダーパネルのモールドも綺麗に入っています。初代の電動走行版から長い生産期間を通じていろいろ改定されてるはずなので、それぞれのパーツの設計がハテいつ頃のものなのか、知ってる人は知ってる話なのでしゅけどねー。

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キャノピーとライトレンズはクリアーパーツ。

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これが「リアルタイプ」の由縁となったものらしい、シルバーラインのシールやフロアーマットなど。デカールはともかくシール関係はフリーハンドで切り出す旨が記されていて、リアルタイプガンダムを開封したプラモ狂四郎みたいな顔になったのはヒミツだ。

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タイヤやビス類は小袋にまとめられたままで撮影。アンテナ用の金属線も入ってます。

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なにぶん基本は古いキットなのであんまり細かいところは見ずにどんどん作って行っちゃいます。メッキが綺麗なのはいかにもイマイだなーと思ったりする。結局鉄人28号は何色出たんだろうか……

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前輪は前側後側あるので注意して左右対称に組んでいきます。やや厚めのメッキ層がうま~く金属リベットを押さえてくれるんだな。

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簡単なパーツ構成でもきちんとステアリングが同調するのはいいですねぇ!

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インテリア関連ではメーター類やモニターがデカール化されています。

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1+2のシート配列だったとは、恥ずかしながらこれまで知りませんでしたよへえええええぇぇぇ(ボタン連打)で、意外に狭い座席なのね。

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後部ランプのみクリアレッドを塗ってみました。フロントグリルだけでなくその前後ランプにも各種の秘密武器(いい響きだ)を取り付けられますが今回は割愛。

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こうしてみると異様に贅沢なクルマなのかも知れません。巨大なエンジンブロックのみならず、座席部分よりラゲッジスペースの方が幅広く取られているのはいかにもお金持ちの乗用車で、国際救助隊が大富豪が道楽でやってる趣味の救済事業みたいなものなんだよなぁ。

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キャノピー部分、メインフレームのシールは何とか切り出せましたが周囲(とボディ側面)の銀モールはごめん無理(´・ω・`) ボディ部分なんて直線を切り出して無理矢理曲面のラインに合わせろってこれ当時のイマイ内部でちゃんと完成させられたのかな???

アオシマ版ではちゃんと型抜きされたメタルシールが付属して、このあたりは改善されていますハイ。

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なんのかんので一応完成。ボディパーツにもう一工夫はほしかったような気もしますが、ここをあんまりいじると劇中の雰囲気を損なったりもするのでしょうか。

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後部バンパーにも「FAB-1」のナンバープレートがデカールで付属するんですが引っ掛けて破損させちゃいましたウカツ!!

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当時の販促チラシが同封されていて、アルミ削り出しのホイールセットやペネロープ&パーカーのレジン製フィギュアなど、オプションパーツがいくつか出ていたのですね。アオシマ版ではメーターパネルをエッチングに改訂して一層のリアル感向上を量っているのですが、イマイ純正オプションパーツを探し出して使用するのも良いかなとも思われます。

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