1/12 KOS-MOS コスモス Ver.4 エクストラコーティング by コトブキヤ 。パート2。ビルド。

 

 

The Ghost is the Machine…

コトブキヤは日本のプラモデル界で一風変わった特徴を持っている。

私のレビューを見たことのある人なら気づくかもしれないが、私は以前からプラモデルの歴史に興味がある。

プラモデルは、もともとはアメリカやヨーロッパの会社がより多くの顧客を得るために、船や飛行機(飛行船など)のプラモデルを観光業の為に大量生産したのが始まりだと言われている。トーマス・クックや他の起業家たちも彼ら独自の自動車を作りたがっていた。

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実際、アメリカではそれがさらに重要となっていた。1930年代からは、ゼネラルモーターズなどの企業が売り上げを伸ばす為に、発売予定の車の精密なモデルを毎年発売していた。企業は、購買欲のある人に完成したモデルと未完成の車のプラモデルキットを購入させるという賢いアイディアも生み出していた。これら2つのバージョンのモデルを売ることにより、次回制作予定のモデルの生産費用をつくっていた。

しかしながら、プラモデル業界は直ぐにそれだけで独立して効果的収益を得るようになっていった。

特に日本では戦後にプラモデル作りのブームが国民の間で起こっていた。軍需生産が終焉を迎えた頃、武器や軍需装置を製造していた工場は復興期間にプラモデルを作り始めた。朝鮮戦争が始まると、日本ではアメリカの資金を糧に安価な製品を輸入する傾向が目立ち始め、戦後に起こったベビーブームの期間におもちゃやプラモデルで稼ぐ企業が増えていった。1947年にShimizuJusaburoによって起業されたコトブキヤもその期間に立ち上がった企業のひとつであった。国内外で日本のプラモデルを売る小さな企業として立ち上がったのが始まりであった。初期の頃は単なる行商人だったのだが、彼らのサービスとJUSABUROのマーケットを見る目によって1951年までに会社は大きく展開していった。彼の兄弟は海外に出向き、60年代70年代に売れ残った商品を販売していた。

1980年代初期にコトブキヤを商売商人から創造業者へと変えるきっかけがあった。それは、ガレージキットの成功に気づき始めたことであった。そして彼らは、ガレージキットを手に取り実際に作り、それが現在オリジナルの合成樹脂フィギュア「アーマメント」として世に知られている。

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大成功を収めるモデルが出る以前のオリジナルに続くモデルというと、1985年のキングゴジラ(キングゴジラに関連するリンクを知っている方がいれば、下のコメント欄にコメントしていただけると嬉しいです)そして、1986年にガンダムの製造許可を得て初めて制作した、合成樹脂で作られたガンダムゼータの「ジ・O」を発売した。コトブキヤはバンダイを除くすべての会社で唯一ガンダムの製造許可を得た会社だと私は以前聞いたことがある。(情報が正しいかは定かではない。)

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私が確かなことと言えば、コトブキヤはガレージキットをインジェクションキットと塗装済みフィギュアの両方に発展させたことで、80年代に独自のブランドを確立していったことだ。今ではARTFXとして世に知られているコトブキヤの「アクティブスタイルフィギュア」は、収集品(人形の部品、フィギュアのパーツで他のブランドの物とも適応するもの)としての新しい流行を作り、特許を取得した。ここでひとつ言っておきたいのが、UFOキャッチャーの会社や収集品のマーケットが自由に手足を動かす事の出来るモデルの製造中止を要請したことにより、コトブキヤはそれらのモデルの製造を止め、ポーズをしたままの動かないモデル(ARTFXなど)の製造を開始した。

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しかし、全てが止められたわけではなかった…

これこそが、フレームアームから派生したフレームアームズガールなどのキットが発祥した理由だった。

このフィギュアは一般的なフィギュアとプラモデルのハイブリッドである。これらのモデルは自由にポーズを取らせることができることに加え、耐久性もある。パート1でもかるく触れたが、このフィギュアはバンダイのフィギュアライズシリーズなとっての挑戦だった。しかし、コトブキヤにとってそれは挑戦ではなかった。なぜなら、彼らはバンダイがフィギュアライズシリーズを出す以前に、フレームアームをを制作していたからである。

Armor up!

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見てわかる通り、何も手を付けない状態でも素晴らしい出来となっている。どのように制作したのかが不思議でならない。モールドによるザラザラした表面がないか注意深く見てみたが、特に見当たらなかった。カットした面からも、化学的処置(セメント)を施した面からも、つやのある表面は出てこなかった。

よく考えられたパズルの様だ。作る者が困らない程度に塗装してあり、それでいて彼らの創造性を掻き立てている。

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とてもいいモデルでプラスチックの質も非常に良い。切り取ってもダメージがあまり目立たず(金色のパーツは取っておく)セメントが良くなじむ。

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これは接着剤のいらないスナップフィットキットで、関節部分はとてもきつくなっている。それに加えて、ダメージを加えたくなかったら、動かさないのが利口な選択であろう。もともとの作りがそうなっているのであれば、モールドによる残骸があってもおかしくないが、関節はとても細かく精密である。上にある写真の様に、この問題は簡単に解決できる。

私が今回試した組み立て方法は液体セメントを隙間に入れ一時間放置ひ、その後ナイフではみ出た部分を切り取った。

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多少厄介な金色のパーツについて述べておこう。モールドにより作られたパーツは金色の粒子がたまっている部分があることだ。

しかし、これは容易に解決できる。金色の粒子がたまっている部分を出来るだけ取り除き、研磨剤を用いて表面を磨き、液体セメントを使い表面を滑らかにした。

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6つの手のパーツに付属しているキットと、KOS-MOSに必要な全ての武器…

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顔などの細かい部分と同様に、ショットガンも多少の塗装がされているので、一から自分で塗装する手間が省ける。

髪の毛も、真珠色のコーティングが見事に施されている。

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最後に…

この小さなキットを手に取るまで、私はこういった類のフィギュア収集家ではなかった。(大きいVolks版とこの小さいKOS-MOSを並べて置きたいというのが購入のきっかけだったのだ)

しかしKOS-MOSを作り終えた今、私はそういった収集家になってた。

バンダイのフィギュアライズシリーズの様に、これらのキットも手軽に作れる素晴らしいディスプレイになりえるだろう。(少なくとも今回作ったのはそう見える。)Hobby Japanでは胸躍らせるような素晴らしいキットが沢山集まっている。

2017年も欲しいものは尽きず、財布との相談がすでに始まってる。
しか仕方ないさ。それが趣味に生きる私の人生だ。

Dr.Robodaz.

翻訳者: 渡嘉敷ゆうき