アモバイミグヒメネス オイルブラッシャー

こんにちは、Rinako Komatsuです。今日はアモバイミグヒメネスのオイルブラッシャーのレビューを書かせていただきます。

オイルブラッシャーはキャップに細い筆が直接ついた、ペンタイプの油絵の具です。使い方は、よく振って塗るだけ、これだけです。塗料皿に出す工程を省き、そのままモデルに塗ることができます。粘度はもっとサラサラしていると思いきや、意外と硬めです。今回は「グリーントーンズセット」、「ライトフェイディングセット」、「グラウンドカラーセット」の3つのセットを使ってみます。グリーントーンズセット」はM4シャーマンやT-34など、緑系の車両のための色のセット。「ライトフェイディングセット」は明るい退色を表現するための色のセット。「グラウンドカラーセット」は土の色、と、それぞれ3本1セットになっています。では、実際に使用しながら順番に解説していきましょう。まずは「グリーントーンズセット」から。3本のうちいちばん濃い緑のダークグリーン、少し灰色がかったフィールドグリーン、いちばん明るいやや黄色味がかった緑のオリーブグリーンのセット。基本塗装・部分塗装を終えたタコムのT-55AMに、ドッティングによるフィルタリングを施してみましょう。色の変化をつけたいところにチョンチョンと色を乗せ、テレピンを付けた筆で塗り伸ばしていきます。画像ではわかりづらいかもしれませんが、微妙な色の変化が生まれました。複雑な緑の色合いが、基本塗装で行ったカラーモジュレーションをよりなじませています。このセットのように車体色と同系統の色を用いればオイルブラッシャーだけでカラーモジュレーションを施すことができそうです。フィルタリングやウェザリングだけでなく、工夫をすればさまざまな使い方ができるのも魅力ですね!次に「ライトフェイディングセット」です。明るい退色というセットの通り、明るくくすんだ色がラインナップされています。どんな色もくすませるミディアムグレイ、砂漠色の退色はもちろん、サビ汚れにも使えそうなオーカー、ホコリっぽい感じや明度を高めるバフのセット。ミリタリーモデルだけでなくガンプラにも試してみましょう。暗めの色でウォッシングしたF2ザク連邦仕様に使ってみます。装甲のつなぎ目など影になる部分にミディアムグレイを、面の部分や光の当たるところにはバフを、この3色の中で最も目立つ色であるオーカーは少なめに塗布しました。テレピンを使って塗り伸ばし、色調を調えました。よりツヤが消えてホコリっぽくなり、陰影もついてメリハリが出ました。オーカーによるポイントごとの色の違いは鹵獲機の使い古された感じがよく出たと思います。退色セットのバフを、ホコリ色としても使ってみます。ホコリが溜まりそうなところにペタペタと塗り、お好みで塗り残します。サイドのフェンダーなどには縦スジをわざと残し、単調になりがちな面に表情をつけます。調色したサンドイエローで塗装したタミヤのT-55エニグマに、オーカーで部分的にフィルターを施した上にバフでホコリを表現しました。オーカーは特によく調和し、鮮やかに発色。色数が増えることで見た目の情報量が増し、より深みのある色合いになりました。最後に「グラウンドカラーセット」です。土の色が3色セットになっています。いちばん濃い色のダークマッド、中間のアース、薄い色のダスト。これは車体だけでなく、ジオラマなどの情景を作るときにも役立つセットですね。先程のT-55AMの履帯を汚してみましょう。履帯の表面を乾いた感じにしたいので、濃い色から薄い色の順に塗っていきます。ダークマッドとアースは湿った土を再現しているようで、若干のツヤがあります。ダストはツヤ消しなため、この3色をランダムに塗り、部分的なツヤを見せることでメリハリが生まれ、目を引きます。このT-55AMに、ミグヒメネスが手掛けたおなじみ「AKインタラクティブ」を使って仕上げをしました。ストレーキンググライムで全体をピンウォッシュした後、赤サビ色のラストストレークスでところどころにサビを浮かせました。もちろんオイルブラッシャーとの相性はバツグンに良く、完全乾燥した後であれば下に塗ったウェザリング等を侵すことなく上乗せが可能。

オイルブラッシャーは使いやすいだけでなく、作業に入りやすく片づけもラクチンなので、作業時におけるストレスを減らせます。何度も筆を洗う煩わしさも、それに伴い出るゴミも少なくすることができ、逆に塗料皿に出して溶剤で薄めて使うこともできます。このセットだけでなく赤や青、肌色などがラインナップされ、ミリタリーモデルはもちろんキャラクターモデル、フィギュアにと、使用用途を問いません。色の美しさもさることながら伸びも良く、混色や上塗りも問題無し。良いことだらけのオイルブラッシャーを、ぜひ使ってみてください。

 


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