「イタレリ 十字軍騎士団」
今回のお題はクルセイダーです。F-8戦闘機でもなければ巡航戦車Mk.VIでもなければ聖エルザでもなければアーマード・バルキリーでもなく、ましてや帰ってきたヨッパライでもなく!
普通に十字軍騎士です。インディ・ジョーンズの映画に出てきましたな。しかしもうちょっとマシな例えは出てこないものか。
イタレリのこのシリーズが実際どういう位置づけになっているのかはよくわからないのですが、この類のヒストリカルフィギュアってボードゲームの駒に用いられたりします。紙のコマをヘクス盤でやるタイプのシミュレーションではなく、「アクチュアルゲーム」に分類されるもので「プラモ狂四郎」に出てきた蔵井くんたちがやってたアレといえばわかりやすいか。
私事でなんですが、学生時代ボードゲームサークルに所属してたりしましたんでこの手のフィギュアにはある種の懐かしさを感じます。当時はもっと小さいもの、たしかエアフィックスの76を使って自作ルールで簡単なゲームを作ったりしてましたね。しかしこのブログ書いてるとやけに昔のことを思い出すのはどういうわけか。まるで走馬灯のようだな。
むかしのことより今が大事、さっそく箱をあけてみましょー。
Σ(゚д゚|||)
・・・え~と、その、なんだな、
ちょっとだけびっくりしましたよ。
ゲームサークルどころかウルトラ怪獣消しゴム集めてたころに戻ったような気分にwマジ走馬灯かよww
もっと小さいサイズ、それこそ1/72とかだったらあんまり気にならないと思うんだけど、これはなんつーか、いろんな意味でスゴいな…
ちなみにパッケージ裏には16体のフィギュアが入ってます。みたいなことが書かれていますがうち8体は馬です。間違いじゃないけど、間違いじゃないけど。
16体のフィギュア。よくみるとわかりますがいやよく見なくてもすぐわかりますが、同じランナーが人馬それぞれで2セット入ってます。つまり出来上がる騎士は4種類。なんだとイタリア人!パッケージ画と、パッケージ画と…
パッケージ画にも4人しか描いてないんで、べつに間違いじゃないです…
パッケージ画と同じ状態で4体並べてみる。中世ヨーロッパというより日本の縁日の夜店みたいな…その…
よりウマらしさがわかるようにナナメってみせると左端の1頭だけ全然やる気が感じられない(苦笑)どうにもうまく言えないけれどイタリアと十字軍ってあんまりよい取り合わせでは無いんじゃなかろうか。第四次十字軍とか、世界史教科書的に悪印象な存在で…
(第四次十字軍は13世紀の出来事なんで、このフィギュアとはまったく無関係です)
塗装にはモデルマスターカラーが指示されています。最近では日本国内でも流通するようになった素材ですが流石に持ってないのでクレオスのMrカラーでやってみました。成型素材がPPすなわちポリプロピレンだったので中性洗剤で洗浄した後、自動車用品のバンパープライマーをスプレーするというポリキャップに塗装するような過程を経ています。
塗料自体はメタルカラーの「ブロンズ」筆塗り。
うっかりだよわざとだよついだよいやどっちなんだよ下地に用いた「草色」のおかげで磨きだしても塗膜が剥がれるようなことは一切無く、
まさにけがのこうみょうというやつですね(棒読み)
「縁日の夜店」から「場末の土産物屋」あるいは「得体の知れないスポーツトロフィー」程度にはレベルアップしたかなと思いつつ。
いや、嫌いじゃないですよカタチとかは。昔から「D&D」とか好きでしたし、このバケツ状の大兜(グレートヘルム)見てると奇跡の傑作映画「モンティ・パイソン&ホーリー・グレイル」を思い出し、
思い出したがあの映画には馬が出てこなかったなOTL
いろいろ書きましたけど結論としてはやはり馬はウクライナにかぎるということで、どっとはらい。