「ウイングス&ホイールズパブリケーションズ ドイツ軍sFH.18 15センチ重榴弾砲ファミリー」

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刊行元はチェコの出版社ですが、本文キャプションともすべて英文の写真集。ドイツ軍の代表的な野戦重榴弾砲sFH.18シリーズを扱っています。



どうでもいいことですがこの大砲、自分は「えすえふえっちじゅうはち」というのがどうにも面倒くさくていっつも「フンメル砲」とかテキトーに呼んでいます。大抵の場合通じるんで、特に問題は感じません。

表紙がイキナリ壊れてるヤツから始まる写真集というのも考えものだなぁとか思うんですか、戦時中の記録写真はあくまで前フリ程度でほとんどの内容は各地の戦争博物館に現存するsFH.18とその系列の火砲を取材したものです。実物取材本も各種いろいろありますけれど、大砲メインっていうのもあんまり聞かないよなとか、思うわけで。

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ファミリーと謳うだけあって一般に有名なsFH.18(上)だけでなく、戦後チェコスロヴァキア共和国がソ連製152ミリ砲弾仕様に改装したM18/47(下)など変わったところも収録されていますが――実際半分程度はチェコの砲の写真が掲載されてます――詳細にクローズアップされたディティール写真の数々はモデリングに際して非常に役立つかと思われます。

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もっともクローズアップの構図ばかりで紹介していてイマイチ「絵」にならない物が多いんですけどね。リンバーの基部は鎖だらけで再現するのは面倒くさり…なんちて…

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ソ連軍の同クラス野砲に撃ち負けてしまうsFH.18の射程距離を延ばし砲口制退器を取り付けたsFH.36も収録されていて、件の砲口部分。取材元はドイツのコブレンツ国防技術博物館やチェコのプラハ軍事博物館などで、どこでも綺麗にレストアされていて羨ましい限りですね。戦争当時そのままという訳ではないのでしょうが、単純に羨ましい。

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弾薬箱は当時の面影を残していて ちょっとこぎたn 雰囲気ありますね。

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この本でいちばんのお気に入りはこの光学照準器(型番忘れた…)のアップでしょう!美しく使い込まれた金属の光沢はアンティーク家具のようでこのままお部屋のインテリアになりそうですね(←変)。大日本絵画の「武器と爆薬」にこの照準器を利用した間接照準射撃の方法が詳しく載ってます。いまもむかしも物理とか数学とか苦手なんでなにやってんだかぜんぜんわからない(苦笑)さすがに1/35スケールの模型では再現できないだろうテクスチャですけど、最近だとドール関係でラージスケールの大砲も出てることですし…ああしかし、アナログ精密機械ってええわぁヽ(´∀`)ノ

そんでこっからはオマケっぽくですが、

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