「香港ダストリミテッド KV-152i フューリー・オブ・イワン」

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SFアナザーWW2ストーリー「DUST」よりソ連軍歩行兵器、別名“イワンの怒り”号です。同機は新製品1/48シリーズでも製品化されていますが今回は従来通り1/35シリーズ製品のレビューです。

ソ連軍ファンの方には一目瞭然、「KV152i」という名称には「外国製鹵獲兵器」といった意味合いが含まれていて、このメカも実はドイツ製軽歩行兵器「ルター」のソ連軍仕様機体だったりします。一方ドイツ軍はドイツ軍で「捕獲KV-47」なんてものを使ってる有様で、架空世界とはいえ台所事情は現実的に逼迫しているようですね。

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いつもの通りDUSTスタンダードなパッケージ内容、ボディその他は中空成形で歪みも気泡もなく、大変組み立てやすいレジンキットです。

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付属品一式。今回はちゃんとソ連軍用デカールが入ってましたんで一安心(笑)

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政治的スローガンの他に「火を吹くカメ」のイラストなども含まれていて、KV-152iやフレーミングタートルの他にもこのシートである程度まで「汎用ソ連軍デカール」といった形で使えるみたいです。

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それで早速組んでみる。ちょっとデス○ロイド・モン○ターみたいなボディシェルはルターのそれを基にソ連製の増加装甲、KV-47ど同様のキューポラをセットしたもの。前述の機体出自を考えたらごっついリベットは削り落として溶接線に変え、更に装甲を鋳造肌にしてみればドイツ製ソ連風味にはなりそうです。

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この手の二脚歩行戦車では珍しく膝関節が順接になっている脚部。アクチュエーターは金属製パーツを利用して可動(!)しますが流石に自重は支えきれない…。ここは関節部分フリーポーズ設定と割り切った方が良いでしょう。ポリパーツ・ABSなどでジョイントを仕込んでフル可動させてみるのも手かも知れませんが、上半身結構な重さがあるのでどこまで保持力を維持できるかは不明です。

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本機のアイデンティティともいえる152ミリ主砲を備えた腕部。「腕」と呼んでよいのか意見の分かれるところではありましょうが、迫力あるなーってことに異論はないかと。

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マズルブレーキのスリットも綺麗に抜けて、砲弾マガジン部分の赤星モールドがちょっとしたチャームポイントになってます。そしてやっぱりインストでは指示が抜け落ちてたw接着位置不明の排気ダクトはここの場所、主砲後部下面に来るのでした(場所が場所だけに3面図みても取り付け位置がわかんないのです)

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そんで完成です、わぁい。

膝、足首など脚部関節は低位置に抑えていますが、この部位のセッティング次第で表情はいろいろと変えられそうですね。

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正面から見るとまた違った印象。股関節はハの字気味に開くよう関節軸が設定されています。

う~んやっぱりデスト○イド・モ○スターみたいに見えるぞ。アレもプラモは絶版プレミアものですからして、こちらで溜飲下げてみるのも悪くはない…かと。

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マスターモデラーズ誌ではコンテストも始まり、いろいろ手を加えてみるのも面白いでしょう。「改造素体」として見るにはいささか値の張るアイテムかも知れませんが、お値段に見合ったボリュームはあると思います。

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無骨な正面装甲に比べて後部にいろいろディティールを集中させるリックディアスな風味が面白そうだなーと思うのですよ。DUST世界の時代設定は1947年とかなので、T-34だけでなくJS-3とか、場合によっちゃT-55のパーツをデコレートに使って…とか。

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今回もフィギュア紹介、ドイツ軍戦車コマンダー“マンフレッド”さんです。冬服着用。

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内容はいつものDUSTスタンダードなものですね。

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頭部ヘッドは2種入りです。略帽のつばが薄く抜けててイイ感じ。ジャケットの毛皮表現も優れていますが、このまま一般スケールモデルに流用出来る服飾デザインなのかはちと不明。

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両方並べてアオリで撮るとこらまたごっつええ感じです。メカとフィギュアの所属違いは気になるところではありますが、

しかし考えてみれば西も東も盗んだロボットで走り出すおまえは尾崎豊@「15の夜」か。みたいな設定なんで正直なところまったく気にならない!(拍手)

「i」の付かない純正ソ連軍仕様のKV-152がどんな機体なのか、気になる方は次回までお楽しみに!!(嵐のような拍手)

わたしの好きなソ連の軍人はボスクリョブィシェフ「中将」です!!!(嵐のように長い拍手は歓声に変わり、全員起立する)

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本当に気になったのはインストにある塗装指定でネパールだのアラスカだの、果てはソマリアなんて指示があってDUST世界は随分いろんなとこまで戦線が拡大してんだなーと、思ったんですがあれこれって別の資料だと全く同じイラストが全部東部戦線配備の機体で解説されてなかったかしら…と…気にしない方がいいのかな(激しくドアをノックする音)

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