「香港ダストリミテッド KV-47-Bフレーミングタートル」

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マスターモデラーズ誌で好評連載中「SFアナザーWWIIストーリ ダスト」に登場するソ連製歩行兵器の1/35スケールレジンキットです。


「ダスト」も始まって随分経つのですが、恥ずかしながら詳しい設定をよく知りません。メカデザインからナチスドイツとソ連軍がドスドス東部戦線を歩き回ってるんだろーなーとは察せられたんですが、毛皮の防寒服にヘソ出しルックなお姉さんの季節感がわからねェw だもんで今回レビューに付してダスト様より頂戴しました「DUST MODELLING VOL.2」なる書籍が参考資料として支給され…だ い た い わかりました。

でもやっぱり毛皮の防寒服にヘソ出しするお姉さんの季節感はわからないままなのであった…

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以下キット内容など。箱開けてみると各パーツはブリスター内に納められてます。ぱっと見、海洋堂のイェンシーとかを連想。またメカモノGKにしてはパーツがムクではなくインジェクションキットのような合わせになっていまして、私の記憶が正しければシリーズ開始当初には塗装済み完成品もアナウンスされていたような気がします。アクションフィギュアが未塗装・未組み立てでキット化されてるような観があり、その辺りから海洋堂を連想したのかもしれないな。

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付属品一覧で一枚刷りのインストに加えてミニカタログ、デカールシートがそれぞれ一枚ずつ…なのですが、ここではクレームを申し立てざるを得ません。まずデカールは別アイテム「ヤークトルター」の物が誤って挿入されていました。またインストはボディ・手足の組み立ては指示されていますが(1箇所誤り有り)、完成までには至ってません。そこまで記されていれば問題なく組みあがる程度のものですが、正直この商品のお値段を考えると疑念が。いささかわかりにくい製品構成ですね。精進していただけるととても親切ですね。

個々のパーツの成型、合いに関しては大変優れています。当初インジェクションのような「合わせ目処理」が必要かと心配になったのですが、実際組んでみればほとんどが見え難い位置に設定され、上手い処置になっている。技術的には良いものなので…

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足フレームの形状が左右で違ってて真っ直ぐ立たないとか、なんかセンスの面でヘンなところがいくつかあるのが残念(汗)

などとダメ出しばかりしちゃいましたけど、カタチ自体はひっじょーに好みなのです。

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酒樽みたいなボディに「顔」をもたずキューポラが設けられた頭(?)部、ソ連製を主張する背部の燃料タンクに如何にもアメコミ――いや、原作アメリカ製じゃないんですけど――調の両腕火器など、ボトムズファンのみならずバトルテックとかの、バタ臭い欧米メカニクス好きにはきっと波長が合うと思う。腰部左右と後方の装甲板にはもーちょと色気がほしいかな?

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いちおう四肢は可働するようになってます。両腕は巨大な火炎放射器(なかなか日本のロボットには見ない武器ですね)のおかげで常時ダラーンな有様ですが。完成後も2箇所のハッチは開きます。前面扉ヒンジの漢(ヲトコ)らしい処理にいささか感動を覚える。普通こんなことは出来ないだろーと、やっぱり元はアクションフィギュアなのかな?だもんで遊ぶには良いです。

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「いつもこんな役だよ!」

と、ここで終わらせても良かったのですが、3連休あまりの猛暑で死にそうだったんで、ついカッとなって全部仕上げた。部屋に篭りきりだったが今では反省していない。シンナーとプラくずに囲まれた、ここは地獄に違いない…

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・太すぎて人間が握れそうも無い手すりは戦車モデルのパーツと交換。

・ついでに後部燃料タンクも交換。

・ドイツ風味のスモークディスチャージャーは取っ払い、キットの手すり(小)と交換。四箇所で吊り下げフックのつもり。

・ボディ中心に溶きパテ塗ってテクスチャー追加。

いじったのはそれぐらいかな?昔作ったT-34の余りパーツがあってよかった。昔作ったT-34大活躍だなこのブログはww

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自慢じゃないがエアブラシは使えないのでクレオスの缶スプレー「Gグリーン1」で塗装。ザクのミドリはソ連のミドリです!エッジや鋳造表面部分にはメタルカラーの「アイアン」でドライブラシ。おれメタルカラー好きなんすよ、主に臭いとかの意味で。

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自分がヘタレモデラーだってのは重々承知の上ながら、やっぱたまには完成品載せるのも悪くないなあ。

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前述のようにサンプルにはソ連軍デカールが入ってなかったんで、手持ちのロケッティアデカール製「1/72 ソ連/ロシア機国籍マーク (ヴィクトリー・スター) セットA」を使ってみました。そしたらこれがもうスゲー!のなんので発色は良いわ溶きパテ塗ったザラザラ表面でもしっかり貼りつくわシルバリングなどまるでないわで超オススメ!これ一枚あれば一生レッドスターに困らないよ!身の回りのものをどんどん赤化させるよ!!てなぐらいによいものでした。うわ、ちと勿体無かったかもしれん…

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そしてもひとつオマケにダストのフィギュア「1/35 ソビエト戦車コマンダー 冬季制服」を、こっちは流石に組むだけで紹介してみます。「DENKA」ってのが個人名なのかな?

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やはりこちらもブリスターに固定され、頭部2種と右腕が別パーツです。カッチリしたダボに注目。

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このようにパーツの固定位置が自然に決まります。メカもの同様、いやそれ以上に抜き具合もパーツ成型も良好なので、このフィギュアなら戦車モデルに流用しても違和感無いかも知れませんね。高級将校風ですね。

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そんで並べてみます。オルタネイティブ1947年とか、そういう設定らしいんですな。ダストアイテムもこれからいろいろ紹介していくかも知れません…なぜなら、

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