「REVOLTECH:モスラ」

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生まれてはじめて映画館の大スクリーンで見た怪獣映画が「モスラ対ゴジラ」でした。モスラという怪獣はその後も、

おっとその前に、今回のレビューは虫苦手なひとは避けといたほうがよいかもだ。

モスラという怪獣はその後も様々な作品に登場して露出の多いメジャーな存在ですが、実は肝心の1961年製作映画「モスラ」を見たことが無いんだな、これが。


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そもそもなんで「蛾」なんだろう?とこれまで思ってきましたが、今回特撮リボルテックのモスラを見ていてなんとなく納得しました。蝶々じゃこうはいくまい。こうして見ると「標本」のようですが、なぜだか初見で「弁当箱」にみえた自分の食生活はたぶんなにかがおかしい。

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上下いや裏表面からか。モスラを特徴づけるのはやはり羽根(虫的いえば本当は「翅」であります)にの色彩に尽きるでしょう。今回も実に美しい塗装が施されています。しかし改めて見直してみると体全体のバランス、特に頭部を著しく大型化してるのが面白いな~。羽根を抜きにしてみると蛾と言うより蜂に近いバランスなのでは…とか思います。実際の着ぐるみがフサフサしてたのも蜂、特にミツバチあたりがモチーフなのかしらん。とはいえ、あまり鱗翅目を舐めてかからないほうが良いでしょう。いやね、ちょっとアップロード前に昆虫図鑑を眺めてみたらとんでもないショックを…

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体節ごとにリボルバージョイント内蔵。「リボルテックにしてはあまり動かない」という評も散見されますが、モスラ成虫にしてここまで動くトイも、これまで無かった気がします。まぁ…さすがにボールジョイントで動くはずの足は…あんまり動かなかったんだけど…

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その代わりと言ってはなんですが羽根は良く動きます。まるでクジャクのようだな。上翅がリボ関節、下翅は単軸で上翅と連結可動。

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でだ、可動範囲を確かめようと羽根をはずしてみたら突然無邪気でインモラルな幼い日の出来事が走馬灯のようによぎっていったんだぜ?子供ってザンコクですよね…

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展示スタンドを兼ねる東京タワーの下半分。東京タワーをへし折った怪獣ってこいつが初めてでしたっけ。いずれスカイツリーもだれかがへし折るんだろうか。ちなみに四方向から撮影しようかと思ったんですけど、あんまり意味をなさないように感じたのでヤメました、てへ(てへじゃねー

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そして繭。モスラと言えばやはり変態です!変な意味ではなくヘンタイだァーッ!!

幼虫→サナギ→成虫という一連のシークエンスを経て生命の神秘を描く存在がモスラなのですが、それがモチーフとして美しい蝶ではなく敢えて蛾を選んだのはまさにこの繭の存在に尽きると思う。インファント島では神様扱いのモスラ、そして日本ではそのむかしある種の蛾を

おカイコさま

として神様扱いしていた時代が確かにありました。絹糸と織物産業は近代日本の礎で女工哀史でああ野麦峠なのです!富岡製糸場はシンボルキャラクターにモスラを使用するべきです!!東京を飛び立ったモスラがどうみてもNYなニューカーク市を襲うのは円ドル変動相場制を採用して日本の繊維輸出産業を壊滅させたアメリカへの報ふk

…すいません、ニクソンショックは「モスラ」公開より10年も後の話でした。しまったどうしよう。まあともかく、蛾と言えばカイコガなのです。今でも小学校の授業ってカイコガの繭を煮沸したりするんですかね???

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そんな訳で羽化した後の繭を本編同様に東京タワーにセッティングします。本編同様といえば東京タワーの上半分はどうしたんだとか、言わないように。

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タワー背後にリボジョイントを差し込み、

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そしてモスラのここから先をもぎとり

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接続用アタッチメントを咬ませて

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ディスプレイ完了です。

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繭から出てきた直後の立ち位置も取れますが、まー地味な違いという気が(苦笑)

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アタッチメントを利用すればこのように他アイテムのスタンドを使用することも可能ですから、その辺りでプレイバリューを広げても面白いかも知れませんね。

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もっとも神様らしく祭壇に鎮座ましまして朝な夕なに水花手向けるスタイルのほうが、モスラとしては自然かもしれない…(人間として不自然です)

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言い忘れてましたが口吻部はよく動きます。こうしてみると仮面ライダーを先取りしたようなデザインだなー。

原子熱戦砲とか小美人なんかが付属していればもっと楽しめるアイテムかと思いますが、思うに(あくまで個人的な邪推ですよ)コスト面の問題があったのかなーと、本体塗装綺麗ですからねぇ。どうせなら幼虫の方もほしいな、初代モスラ幼虫の、なんだか暴走機関車が迫ってくるような巨大感を醸し出す…既存の製品ではなかなか表現し切れていないように感じる点がクリアされればおもしろい…かもです。

ところで「モスラ対ゴジラ」に登場した双子の幼虫が出てくるモスラの卵は、あれは単一生殖で生まれてきたんだろうか…

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