さんけい「1/300 大阪城」(その1)
精密加工でおなじみさんけいのペーパークラフトアイテムから、みにちゅあーと名城シリーズ「大阪城」を作ってみようじゃありま温泉!という企画です。やや関西風、
てなことを安易に書くと関西のひとに怒られますね。すいませんわたくし骨の髄から関東人でおにぎりせんべいとか全然知らないのです…
さんけいさんの製品には以前から興味があったのですがなかなか機会を得ないままで、実際に手に取ってみるのは初めてです。
厚紙パーツはご存知レーザー加工でごらんの美しさ。全部で8枚のパーツが含まれそれぞれアルファベットが記されてるのはプラモ感覚でつい「ランナー」と呼んでしまいそう。
屋根瓦や石垣、格子など絵柄が必要となる個所には別途シートを貼って行く、と。用意する道具としてはカッターナイフ、ハサミ、ピンセット、定規そして木工用ボンドが挙げられています。ふむふむ、文房具の糊じゃないのか。なにしろペーパークラフトって滅多に作りませんから、良くわかんないんですよ。
あいや最近、リニアモーターカーとか作りましたけど、あの記事あの写真をよく見ればわかりますがいやよく見なくともわかるかもしれませんが、わたくしそんなにとくいじゃありませんことよ。
ところでこの製品は「上級者向け」です。
「組み立て所要時間:約15時間」とか書いてあります。
それはつまり上級者のひとが組み立てても15時間かかるということですか?
自慢じゃありませんがわたくし大抵のことには初心者なのです。人生なんてまだ一回目です。よって15時間で作るのはちょっとデスマーチですので分割連載企画にするよ!ゆっくりしていってね!!
尚、「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」ばりにお急ぎの方はさんけいさんのブログに完成までのレポートが掲載されていますのでそちらを参照なさってください。あと下剋上に注意してください。
いざ組み立て始めるとね、ちょっと困りましたよ?上述したように実に精密なレーザー加工部品を折り曲げ貼ってハコ組みを作るのですけど、これ「のりしろ」が全然無い。わけじゃないけどほとんどない。え、どうすればいいの??厚紙のテンションが結構高いんで、少量つけただけじゃ全然固定できない…ので
マスキングテープで四隅を固定し、裏側に木工ボンドをモリモリ盛っていくことにしました。うむ、なんだかプラモデルーな気分だ。
…いや、このやり方でいいのかどうか、正直綺麗な仕上がりにならないんじゃないかと、ちょっと不安になるのですけど
おれ戦国大名じゃ大谷吉継が好きなんで
見た目は気にしない方向でゆきます。(そんなんだから何事も上達者になれんのじゃ)
いかにもアンダーコンストラクションな光景ではあります。
多少直角がズレても生乾きのうちに差し込んで行けばクリアランスは確保できる…ハズ。
ところでこの状態だとマヤ文明のピラミッドみたいでなにかトンデモ理論のひとつもブチ上げたくなります(w;
最上階、天守部分は桁構造で、ここでもやっぱりマスキングテープのお世話に。
説明書の手順とは違うんですが、とりあえず構造体なる部分だけ組んだ状態でひとくぎり。黒いパーツの切り口はマジックで塗るべしとブログにあるのでそれは次回に持ち越しかな。
外側のテープは剥がしたんですが内側は残しておきます。自分の作業に一抹どころじゃないほど不安が残るからです(汗)
以下、次回に続く…のですけど、「江戸の敵に長崎で討たれる」予感がする(´・ω・`)