イマイ「1/12 ホンダロードパル L パラキートイエロー」

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旧イマイの製品はその後いくつかアオシマから発売されているのですが、このキュートなミニバイクの模型は現在絶版となっています。いささか残念ではあります。

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箱を開けると中から出てきたのはミニカタログ風のチラシに印刷されたシリーズラインナップ。3社6車種各2色のカラーバリエーションで12種類のスクターが模型化されていました。本キットの正確な発売年月日は残念ながら不明なのですが、実車のロードパルL販売開始は1977年となっていますので70年代末期~80年代極初期といった頃合いでしょうか。時あたかもHY戦争と呼ばれる凄まじい抗争が、二輪業界で繰り広げられていた時期なのですすいませんよく知らないんでちょっとフカしてます…

バイク模型だけに(w

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パイプフレームのスクーターも最近あんまり見かけないもので、却ってどこか新鮮味を感じます。同時代にはヤマハ・タウニーとか色々あったそうですけれど。

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小さな車格に少ないパーツではありますが、シートのパーツに見てとれるように1/12スケールのバイク模型としては(当時の)標準的な出来になっています。

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ランナーを小枠に収め、それぞれの成形色を変えることで無塗装でもほぼ自然なかたちになる、いわゆる色プラを先取りしたような設計です。

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相対的にメッキパーツの占める割合が多くなってお得な気分(笑)カゴのパーツはここだけで別に1枠起こしています。

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前後二輪はゴム製タイヤ、デカールは小さなシートですが無論チューブ入り接着剤がマスト付属。

これだけ色々あって定価300円はかなりのお値打ち物だったんじゃないでしょうか?ほぼ同年代である300円の1/144ガンダムだってランナー2枚、単色成形でデカールなぞ無かった時代です。コストパフォーマンスの高い一品ではなかったかと。この辺り「ロボダッチ」で低年齢層向けの低価格・フルカラーなプラモデルをいくつも出していたイマイならではのバックボーンがあったのでしょうねえ。

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まずフレームを組んで周辺に補機を取り付けていくような設計です。各所のチューブ・パイプ類こそ付属しないものの、ネイキッドな構造にはちょっとストイックな?魅力があって現在でもファンがいらっしゃるのも納得です。

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フレーム接着の際にはスタンド用のストッパーを切り飛ばしてしまわぬよう、注意。

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タイヤも細くて「原動機付自転車」という言葉がぴったり。

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シート後部のタンクを囲む、バンパーフレーム兼用の荷物ラック。メッキパーツ同士の接着は接着面のメッキを落とすか瞬着使うかとにかく工夫が必要で、当時の低年齢層モデラーには大変だったかも知れないなあと、今も結構大変な目に遭いながら思う(w;

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ハンドルもフレーム部分からグリップに至るメッキの1パーツにいろいろくっつけていくスタイルでそこそこ大変…

が、しかしもっと大変なことが起こった!!

作ってる途中でデジカメに不具合が発生 ガ━━Σ(゚д゚lll)━━ン!!

急遽昔使ってたヤツを引っ張り出して来たんだけど、なんだか画質とかホワイトバランスとかねー、違ってくるのよねい。

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うーむ、なんだか見辛くなっちゃいますけど一応これで完成です。デカールはやや変質気味ながら、なんとか無事に貼れました。

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発売当時の状況はいざ知らず、現代を生きる身の上の我々としてはこのような使い道を考えるのが自然な成り行きでしょうか。1/12スケールはオートバイキットとしては標準的なものですが、美少女フィギュアに似合った小さなスクーター類はちょいと探すのは難しそう。

完成品を見れば国内メーカーでも可動フィギュア用に出してるところがありますけれど、品揃えとしては大手外資系トイ店などで輸入玩具の枠組で扱われている製品にいろいろあったりします。児童向けの色合いも強くてホビー雑誌ではあまり拾わない類のアイテムですね。

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そんな事情もありましてこの旧イマイ製ホンダロードパルL、カタチも面白いし今また再生産されても面白いんではないかなーと、思います。実車も女性向けミニバイクとして開発されたものですし、スポーティなキャラにはよく似合うだろうとスパッツキャラのキュアブロッサム乗せてみた。

ら、アタマが重くて全然ポーズが決まらないorz これが精一杯なのです…

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おともの妖精はときどきごっちゃになりますが、赤い方がシプレで青い方がコフレです、ちゃんとわかってます。

で、オマケです。

ロードパルと言えば「ラッタッタ~♪」のキャッチコピーでソフィア・ローレンが出てくるCMが有名だったそうで、じゃあ実際はどんなのだったんだろうと検索してみました。すぐに見つかるのはいい時代ですわな


D

冒頭に流れるのがそれなんですが、なんだかスピリチュアル系の癒し映像みたいでこれが70年代的フラワームーブメントってやつでしょうか、ウッドストック的…なのか?

むしろ気になるのは2:06付近、ヤマハベルーガのCMでタンデムの二人組が

「どこいくの?」「どこまでも!」

ってこれゼーガペインじゃんΣΣ(゚Д゚;) #12「目覚める者たち」でのキョウとカミナギのスクーター二人乗りデート、こんな意外なところに元ネタがあっただなんて!しかもそれがオッサン二人組だったなんて…

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