ウェーブ「1/12 太鼓の達人 初代 アーケード筺体」
アーケードゲームの筐体をプラモデル化したウェーブ製「ノスタルジックゲームコレクション」シリーズ第二弾の製品です。
このシリーズで初めて「アイドルマスター」が発表された時にはその手があったか!と随分驚いた覚えがあります。簡単なパーツ構成の割には派手目の完成品が組み上がり、塗装済みアクションモデルを引き立てるための展示台の一種としては非常に面白いものだなあと。第二弾はそのアイマスよりももっと大勢の人に認知されてる音ゲーの代表格「太鼓の達人」です。なにしろゲームやらない人でもゲーセンの前を通れば大抵目に入る筐体ですからして、この選択は良いなと思う訳です。スナップフィットで接着不要、カラフルな成形色でほぼ無塗装でも十分イケる、広く門戸の開かれたプラモと言えるでしょう。
太鼓のパーツが含まれるFランナーは色違いで2枚入ってます。豪快に不要パーツが含まれるのもウェーブ製品ではよくあることなんですが、太鼓のカラーを変えることで2代目以降の筐体に対応したりするんでしょうか?その辺ちょいと気になったんだけど、調べがつかなかった…
筐体そのものはシンプルな形状をしていますので、パーツも分割もシンプルなものです。
液晶画面用のクリアーパーツ。提灯には三つ巴のマークがタンポ印刷されています。
本製品のキモとなるのはむしろ付属の印刷物だと言えましょう。クリアシール/ホイルシールに加えてディスプレイ用画面シートが付属します。この部分が作り込まれ(描き込まれ?)ていないと実感にそぐわなくなりますからして、とても大事。
組み立ては簡単で普段プラモ作らない方でもなんの問題もなく行けると思います。和太鼓も立てて置くとアフリカ民族ドラムのようだな。
注意点としては全体にくまなく貼付指示があるシール類は、組み立てと貼り付けを並行してやらなければ上手く貼れなくなる所が挙げられます。説明書にはこの点指摘がないんでちょっと不親切かな。いや実際作ればすぐ判りますけどね。
完成するとまず見なくなる筐体裏側までシールがあるのはいい感じです。
シートは薄くても接着力は強いクリアシールのほうが位置決めなどで多少タイヘン。
基本はハコ組みなんですけど、内部にはフレーム入りますので強度も十分です。
底面には無可動ながらキャスターまで再現されます。こんなところでも手を抜かないのはイイ感じですな。
クリアーパーツの裏側にシートを差し込むことによってディスプレイ画面の表示を再現します。シートは複数あるので様々なシチュエーションに対応。
で、完成です。アーケードゲーム系の模型は最近いろいろ出てるんですがその多くが「ノスタルジー」をキーワードとしているようで、本製品も2001年稼働の初代ゲームを再現しています。
シール関係変えたら2代目以降も作れるのかな?その辺あんまり詳しくないんですけど画像データ作って自作デカール印刷したり…とか??
figmaやリボルテックなどの1/12スケールサイズのアクションフィギュアに対応した大きさです、可愛らしいディスプレイを色々と試行して楽しいゲーム空間を作りましょう。新劇場版「新世紀ヱヴァンゲリヲン」の赤木リツコ博士がいま日本でいちばん太鼓叩きの似合う女性キャラじゃないかしら…と、思うのですが、どんがどんがするりっちゃんのフィギュアって見たことないんで
いつものAGE-1さんにご登場いただく。実に自然にどんがどんが出来るけれど、ホントはこのゲームでこんな派手な叩き方してると大して得点にならない(w