エデュアルド「Me262A デュアルコンボ」

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世界初のジェット戦闘機メッサーシュミットMe262A“シュヴァルベ”の1/144スケールインジェクションキットです。2機セットの「デュアルコンボ」シリーズで、デュエルとはちょっと違うぜ。

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エデュアルド製とはいえさすがにミニサイズのキットなので、ランナー2つ分のパーツでほとんど間に合う設計です。各ランナー×2枚づつ入って1セットの「デュアルコンボ」。これでも複座の夜戦型(Me262Bの名称で製品化)と共有する関係から、不要パーツも結構あって、どうせの共通設計なら1セットで2種類組めた方が製品としては楽しそうな気もするんですけど、なかなかそうはならないのはまぁ、洋の東西を問わず。

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デカールは1枚で4つのマーキングを選択できます。1枚しかないので1つのマーキングを2機に施す事は出来ません。フルカラーの塗装ガイドはメーカーサイトを参考でURLが掲載されてるのはイマドキですかねー。製作コストを下げて自社広告に誘導する寸法ですな。

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各パーツの造型、ディティール類はクオリティの高いものです。現在にまでつながる1/144スケール飛行機プラモのグレードアップを成し遂げたのってやっぱSWEETの存在あればこそなのだろうか。NASAちゃんハァハァ。

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エンジンポッドは各4パーツ構成。この辺は特に問題ないんですが、

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説明書の手順を無視して前脚と取り付け基部関連は先に機体片側に組み付けといた方が◎です。特にA17パーツは絶対に説明書通りの手順ではウマクイカナイと思う。

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前輪式の機体の常として内部にバラストを入れとかないといけません。小さな機体なもんでバランスも微妙、そのためホントは金属素材のほうがいいんだけれど…手近になんもなかったんで「ねり消し」詰めてみました。隙間なく詰め込めるけれど比重は軽い。やっぱなにかアンコ(この場合は種子とゆーべきか)が必要だったか…

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主翼はB1パーツ1個で上下両面に繊細なモールド入ってます。20世紀の大昔なら全部凸だったでしょうねーと時代の恩恵を満喫しながらも、主脚カバーパーツA10×2の接着余地がまるでないのでプラ材で桁を這わせる。このサイズ、このパーツ数でストレス溜まるような作りもなんだかなーと思わなくもないのですけど、チェコの人たちって壮絶モデラー揃いなんですか?

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そんなこんなで完成すれば、やっぱりツバメちゃんはかっけーすなぁ。世界初のジェット戦闘機!とかエースパーロット集めたJV44!!とか、中二病的要素も満載。

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ジェット戦闘機は連合軍の戦略爆撃に対抗する高高度高速迎撃機として運用するのが最適であるにも係わらずヒトラーの横槍で爆撃機型が優先的に製造されてしまったのダ!とか、悲劇的な色合いも人気に華を添えますね。

高速戦術爆撃機だって重要だとか、仮に大量配備が間に合ってもどうせ最後は原爆がとか、そーゆーことは気にするな。

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ある種の海棲哺乳類やサメを思わせるよう獰猛な機体形状、しかしてその断面は実にオムスビ形で、日本人としてはおちつくヽ(´ー`)ノ

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上面から見ればああ橘花とはまるで違うヒコーキだなぁと納得しますね。Su-9もそうだけど誰だよコピーつったの、全然ちげーじゃんかよ。

飛行機の特性は平面図を見ないと解らないものなんで、出版関係が側面図ばかり使うのは宜しくないと昔銀河出版の四人対談本でいうてましてなぁ…

レストアされた実機のフライトデモがYoutubeにアップロードされていました。あたりまえなんだけどジェット音を響かせて飛んで行くのだ。いやあたりまえなんだけどな。


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黎明期のジェット戦闘機のなかではひときわ高い性能を誇ったといわれるMe262ですが、こと「美しさ」の観点でも同じことは言えそうなのです。

さて2機セットなのでもう1機作るかと思いきや、

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実を言うと生産初号機は離陸に失敗していたのである(´・ω・`)

いや~、デュアルコンボって、本当に素晴らしいものです(・∀・)ネ!!

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