コトブキヤ「ダンボー(ミニ)」
はじめて「よつばと!」に登場した時にここまでいろいろ広がるキャラクターになるとはだれが予想したであろう、ダンボール製手作りロボット「ダンボー」の、コトブキヤ製品としては第二弾となるプラモデル、ミニサイズ・ダンボーです。
最初のキットはかなりノリノリのパッケージ画でMSGオプションパーツによる拡張性をアピールしていましたが、こちらは一転小洒落た写真パッケージと手ごろなサイズ・価格でマスコット的にライトユーザー(?)にも訴えるデザインといったところでしょうか。
基本のパーツは1ランナー内でほぼ収まります。同社製品ではゾイドシリーズなどで鬼の分割によるカラーごと成形なんてのもがありますが、本品に関してはまったく製作ストレスを感じさせないKISSなものです。
Bランナーは2種類の選択式、ポリキャップはボールジョイント関節になってます。
カネでしか動かないダンボーは表情に人間性のカケラもありません。現金直接授受のみで口座振替を許さないあたりはゴルゴ13より冷徹である。その内面に黒くよどんだモノを示すかのように口蓋内部はブラックに塗装されています。ポンキッキのムックが腹にブラックホール抱えてるのと同じです。
入金スロットが黒いのは単なる照明の加減(w スナップフィットで平面の大きな構造からヒケは散見されるのですが、その方がむしろ「ダンボール」らしさを感じて無理に修正する必要はないかもだ。
組み立て過程をパートごとに見ていきます。脚部はダブルボールジョイントで可動、水平面に対しては完璧な接地性を持ちます。
胴体部分、前後のスカートパーツは可動します。またパーツ断面は梱包用の頑丈なダンボールを思わせる厚みを伴っています。
いわゆるハコ組みではないのに出来あがるのはれっきとしたハコである。このアンピバレンツさにしびれるあこがれる。
眼のパーツは点灯 ON/OFF 状態を選択可能。取り付けピンを切り飛ばせば頭部空間に容積は確保できるので、ミニサイズでも電飾イケそうです。
今回は口部との統一性・見た目の不気味さを優先して黒色パーツを使用。スナップフィットでありますから交換も可能です、その際は多少接続部を削っておけば安心でしょう。なお完全接着派の方でも頭頂部合わせ目はモールドなので処理して消してしまわないようご注意ください。
腕部は一見すると同一に見えてちゃんと左右で異なりますので間違えないようにしましょう。間違えると大変なことが!
べつに、起こりません(´・ω・`)
けれど、パッケージの写真は…左右間違えてるんじゃないかなこれ……
有無を言わせず完成である。「四角四面」とか「四角ばった」という言葉はまさにコイツのためにあります。「四角いジャングル」は全然関係ねぇ。
ボールジョイント一個と不要パーツが出るんですけど、その不要パーツがAの1と2ってこりゃ一体どういう訳だろう?なにか後々バリエーションで展開…するにしても正体不明の部品です。
たぶんこうやって使うものではないでしょう。あ、なんだか水木しげるの「ベーレンホイターの女」に…すまん全然似てなかった(汗
マイク…にしては小さい。やはりよくわからない。
言い忘れてましたが完成全高は文庫本の半分ぐらいです。レビュー記事で対象製品隠す画像って大概だよな。
なんかこー、ミクダヨーさんにも通じるホラーな雰囲気がですねってレビュー記事でピンボケ手ブレ画像って大概だよな。
胸部の入金スロットと側頭部の電源スイッチ部分に色を乗せるとメカニカル感が増します、やや。
中のひとが女子小学生だと想像すると途端にグラビアアイドル的なセクシーポーズですとか
ドジっ娘属性にすげえ萌えれるわけです。すいません無理です。
そしてダンボーと言えばコラボなので私用で購入したモデルカステンガルパンデカールから戦車には使わなそうなヤツを貼ってみる。残念ながら「74アイス」の企業ロゴは大きすぎてミニダンボーには使えず、しかしいろいろ応用してあなただけのマイダンボーや様々なコラボダンボーを簡単に作れそうな気がします。パーツが少ない分小回り効きそうなんだよな。
ところで、ガルパンデカールのポルシェティーガー用大洗校章ってどれを使えば良いんだろう…