サイバーホビー「1/35 日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (初期型)」

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ドラゴンモデルズ/サイバーホビーブランドで昨年末にリリースされたキットです。歳末も押し詰まった時期の発売でしたが、そろそろ完成させた方もいらっしゃいますでしょうか?事前のポスターや画像データのみならず、実際に箱を開けてキットを組んでみたらとんでもない出来映えの素晴らしいプラモデル。「おすすめ」という単語を我々は安易に使いがちなのですが、本キットは間違いなくおすすめの、それも日本戦車ファンだけでなく広く戦車モデラーや戦車以外モデラーやモデラー以外全ての人類やいっそ地球外の知的生命体にまで!!お勧めしたい逸品でした。

これまでリリース済のキットではやらなかったスタイルですが、今回の記事は組み立て説明書の各工程ごとに製品の細部を見ていこうかと思います。よってすごく重い。画像が50枚以上ある。ですからしてそんな余裕はない方はレポート見ずに今すぐリンク先URLに飛んで注文されても結構!いま現在「残り僅か」な状態ですのでお早めに…

それぐらい、自信を持ってのオススメであります。


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開発はドラゴンモデルズの中でも良い方の製品グループを生み出している日本人チームの手によるもので、綿密な実写取材とそれを反映した設計は流れ的には同社の特二式内火艇に続くものです。実車ではカミより古い存在のハ号ですが、キットではより発展した設計・充実した内容となっているのはプラモデルならではの面白さかな?

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エッチングは最小限に抑えられ、デカールは戦車第一連隊第三中隊所属車両を始めとする4種が付属します。

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DS素材キャタピラのセンターガイド穴が抜けているのはもはや言うまでも無く、日本向け製品のみのボーナスパーツとして竹一郎氏原型によるフィギュアが付属。ドラゴンモデルの戦車キットに「初回限定」などでフィギュアが付属する例はこれまでにもありましたが、本製品のように車両に直接搭乗出来る半身像は珍しい…はじめてじゃないかと思います。「日本限定」であって「初回」ではないところがミソなのか。

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パーツを見てると非常に贅沢な設計をしているなーと、思わされます。エッチングパーツを使わずプラパーツだけで簡単に組み立てるために各部がコンパチになっているのはなにもこのキットに始まったことではありませんが、そうは言ってもごくわずかなディティール差異のためにリベットだらけのパネルを一枚余分に付けると言うのはなかなかに贅沢な行為。

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ほぼすべての枠にスライド金型を使用し、部品点数を押さえながらも凝縮されたひとつひとつのパーツには細かなディティールや情報量を惜しげなく盛り込んでいるのも特筆されるべきことです。一般的な戦車模型では簡略化されがちなOVMのジャッキもご覧の通りの素晴らしい出来。

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バールを挿入して上下作動させるソケットが二つとも開口されています。ワタクシ初めてこれ見た時しばらくの間ヘンな笑いが止まりませんでしたよ?

そして感のいい人ならこのジャッキパーツそれ自体が独立したGランナーひと枠で起こされていることの意味に気づかれるかと思います。これはあくまで推測、しかしほぼ確信的な推測ですが、ドラゴンはこの先も本気で日本軍戦車を展開するつもりなんじゃないでしょうか。既にして1/72ではいくつもラインナップされていますし、本製品の箱絵を見ても…ねえ。

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車体上下のハメ合わせも実に具合の良い感じで、夜中ひとりでパーツを見ているだけでもだんだん(*´Д`)ハァハァしてきたいやほんと、マジで。このままゴハンの二杯や三杯ぐらい三倍の速さで食えそうなほどオカズ感満点ですねん。

(´-`).。oO(このまま飯も食わずにパーツだけ見て暮らして餓死するのもいいかなあ)

とか思ったけれどそうもいかないので手を動かして作りはじめるぞ。あ、そうそうこのキットドラゴン製品にしては珍しく説明書の誤記が無い!と噂されてますが、よーく見るとほんのちょっぴり間違いはあります。却って安心する……というのは変な話ですけれど。

・STEP1

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転輪は2枚の間にスペーサーを挟んだ三層構造。なお既存フォトの解析や実車取材によって明らかになったディティールの数々はグランドパワー誌の223号および224号をご参照ください。この二つがあればキットパーツ情報量、意味合いといったものがより深く理解できることでしょう。

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デジカメの接写機能の限界でアレですが、ゴム部分には製造メーカーの刻印、スチール部分は完成後は全く見えなくなる合わせ面にまで溶接痕がモールドされています。ワタクシはじめてこれ見た時一瞬気が遠くなりヘヴン状態にまでああ、そういう駄感はいいですかそうですか。

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STEP1で製作するパーツはご覧の通り。上部転輪にまでサイズ表記が刻印されてるのはもう撮影しきれません……。機銃はこの段階ではまだ固定せず、差し込んだだけで済ませておきます。

・STEP2

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この工程は車体後面パネルの組み立てです。ナンバープレートや尾灯脇の部材にはエッチングも用意されていますが、プラパーツでもなんら遜色は有りません。故に基本はプラパーツの使用でドンドコ組んで行きます…が、画像を見れば判るように牽引ワイヤーの合計6個ある連結部分(B26)を一個無くしたOTLので、ワイヤー無し状態を選択しています(泣)コンパチ仕様に助けられました……

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誘導輪基部は前後に可動させられます。キット付属のキャタピラは若干長い感じなので後部一杯に下げて組みますが、もしも将来的にマジックトラックなどの分割履帯がリリースされれば生きてくる機構でしょうねこれは。

・STEP3

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車体前面パネルと左右のサスペンションアーム、作動肢の取り付けに特に問題はありません。最終減速機カバーのD2/D7パーツにはパーティングラインが目立つので綺麗に消しましょう。この位置にあるラインはリベットごと削り取った方が早いのですが、その際Bランナーには予備のリベットがモールドされているので適時お使いください。この辺の処置はファインモールド的だよな。

・STEP4

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上下転輪ならびに起動輪を取りつけます。これまた特に問題はないのですが後々の塗装やキャタピラのハメを考えると、この時点でまだ接着はしない方が宜しいかと。なお説明書では起動輪の取り付け位置にものすごく無茶な所を指示していますが、ふつーに組んでりゃ間違うことは無いでしょう(誤記そのいち)

・STEP5

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車体後部上面パネルは クランク軸挿入蓋 (こっそり直しておけどこの小扉は「燃料補給蓋」だった) や点検用小扉のハンドルを一体成形と別体で選択可能、 クランク蓋 「燃料補給蓋」自体もエッチングパーツが使用可能となってます。画像右側、プラ製ハンドル別体のものを使用しています。

・STEP6

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車体上面組み立て、STEP1で組んだ機銃はこの段階でA36とX1を接着させて車体側に固定。前後左右に可動します。

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上面のエンジン点検小窓は裏側に金網と作動アームをエッチングで標準装備。このキット開きそうな扉はすべて開閉選択式で、開いた裏側のディティールもデフォルトで存在します。インテリアは無いので全部閉じちゃってますが、ちょっと勿体ない……

・STEP7

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フロントパネル部分、2箇所ある前照灯は戦闘時防弾のため後ろ向きにした状態も選べます。(普通はやらないと思いますが)プラモ的に面白いので左右で向きを変えてみました。また変速機点検ハッチパーツのハンドル一体/別体を選べるのはここまで見てきた通り。

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このSTEPでは日本戦車特有のフェンダー裏側にある泥除け(マッドフラップ)を取りつけます。これに限らず曲げ加工が必要な部位はしっかりした折れ線が入りほとんどが直角処理なので、ある程度の精度を持つ細口ペンチなりなんでしたらピンセットだけでも十分処理可能です。

余談:この泥除けって諸外国の戦車にはまず見られませんが日本の戦車では必須で、昔からオプションパーツの定番でした。当初からキットに同梱されてる例はこれが初かな?目的はいまいち不明瞭ですが日本の戦車開発(特に初期の時代に)で重視されていたのは次の画像を見れば明らかでしょう。

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(画像はアルゴノート社刊「日本の戦車と装甲車両」91Pより引用・一部加工)

九七式中戦車チハ車と採用を争った試製中戦車チニ車。軽量化・コスト低減化のため車体にフェンダーを有しない設計ですが、それでも袖部を利用して片側三枚の泥除けを付けています。私見ですが起動輪が夾雑物を噛んで履帯が外れることを恐れたのかな?戦後自衛隊の戦車開発(61式の時ね)でも履帯脱落に関しては特に戦前からの開発スタッフが過剰に気を使ってたとかで……。

閑話休題。

・STEP8

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車体上面構造の取り付けでワクワク感がどんどん み な ぎ っ て く る パートです。

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操縦手用前扉の裏側はクリアパーツで防弾ガラスとエッチングで作動アーム完備。閉じちゃうのがモッタイネーヨナいかにもね……。つまりこれはインテリアパーツもリリース可能だってことなのかしら?

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小扉だけを開く場合は小扉ごとクリアーパーツを使用します。そのために前扉パーツも2種類入っててやっぱ贅沢で余裕のある製品設計、それを許せる社内環境ってことなのかなあ。技術的には難しいことでは無く、ひとえにセンスとコスト計算の問題だろうと思うんですよねなんとなくね。

製造銘盤エッチングは座金部分を削れば取り付けボルト含めてすべてエッチングにも置き換えられます。自分が使ったのは銘盤部分のみの方ですが、ちょいとまがつてしまつた(恥)

・STEP9

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車長展望塔(キューポラ)や主砲の組み立てなど。両開きの展望塔扉は縁部をエッチングの仕様にも出来ます。主砲は砲身部分こそ1セットながら砲尾部分を選択することで九四式三十七粍戦車砲/九八式三十七粍戦車砲の二種類の備砲を選べます。もともと野戦用の速射砲を砲塔装備用に切り詰めて設計された九四式と速射砲との弾薬共通を図った九八式、どちらかお好きな方をお選びください。ところで「火力と初速の増大を図」った割に薬室寸法に変化が見られないのは何故なんでしょう??

主砲防盾も二種類から選べるのですがそれについては後述。

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結局九八式で組みました。なお引き金部分C3パーツの接着指示は位置が間違ってますが、ダボと接続穴を確認すれば間違うことも無いでしょう(誤記そのにってほんとにこれしか間違ってなかったすげー、やればできるジャン!)

・STEP10

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車長フィギュアは顔の表情も被服の質感もインジェクション日本軍戦車兵では最高の出来映えでしょう。おいこれ鼻の穴まであるぞ!!!

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と、夜中に大声を上げるほどすばらしい。腕の筋肉表現もカッコよすぎ。カッコよすぎてリアルというより映画俳優か何かに見えるのは特に困らない(笑)

・STEP11/12

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砲塔部分をブンブン組み立てます。砲門横のピストルポートはモールド削ってエッチング化も可能、本キットでは一部車両のみ装備していた発煙筒発射機がデフォで取り付け指示されています。不要な場合は座金モールド削っておくのを忘れずに。今回はあくまでカッコイイから取り付けているのであって、決して加工がメンドクサイからではあります。

しかしもーちょっとましな撮影用台座はなかったものかと、いま冷静になって考える……

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砲塔後部の小扉はエッチングでピストルポート開口仕様のパーツを使ってます。どーせエッチングは見えなくなるので多少瞬着ハミ出してもオッケイだ。

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旧日本の戦車って「なるべく弾が当たらないようにする」設計思想で前縁投影面積を狭めているのが主流なのですが。狭い砲塔に二種類の火器を収めているため砲塔内部はご覧の通りの有様です。付属フィギュアが半身像なのは下半身があったら乗せられないからなんだな(w

傍目で見ても問題ありそうなこの砲塔、後継車両たる九八式軽戦車や二式軽戦車では大型化した二人用砲塔に主砲と機銃を同軸で揃えた常識的な配置になるのですが、前線配備には至らず。結局日本陸軍の軽戦車乗員は最後までこの狭い砲塔の中で死力を尽くしていたのですね……。

・STEP13

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機関室排気窓の取り付けは例によって開閉選択式。

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裏面に金網張りもいまさら言うまでも無く…しかしこれが普通になるって冷静に考えたらすごいことなんですよう。

・SETP14

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マフラーの両端部分は円形のA11・12を使った方が実物に即した形状なのですが、敢えて実物とは異なるA15・16を使ってます。というのも……

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実物とは異なるアーチ部分がマフラーカバーを曲げ、確実に接着するためのガイドの役割を担っているからなのですな。なんというか、ひとにやさしい設計です。

・STEP15

はーいもうちょっとで完成ですよーあとひとふんばりですよー

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なOVM類。ジャッキは伸縮部分が別パーツでギアとの勘合部分もモールドがあるのでディラマ尚で使用している状況にも使えるのです。ところで日本軍のジャッキ台って見たことないんだけど、どんな形をしてるんだろうったら。

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フェンダー上の面積にあまり余裕がないのでジャッキは直接車体側面に取り付けるのがハ号のたしなみ。

・STEP16

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砲塔載せてキャタピラまいたら完成ですよヒャッハー(゚∀゚)ー!!

キャタピラは心持ち長めだったので2コマ短縮しています。が、実車の写真みてると結構弛ませている個体も多いので、そこは戦術と腕かな(違)

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ベルトキャタピラはエッチングの泥除けと干渉しますので(干渉しないと機能しないものですからこれは当然です)、少なくとも起動輪は接着せず、キャタピラと共にはめ込んだ方が良いでしょう。

また実際の日本戦車の生産ライン上の塗装手順はあらかじめ車体を迷彩色で塗り分け、そのあとに車体側の塗装色分布に合わせて迷彩色ごとの転輪を取り付けるような流れですので、転輪関係は塗ってから組む方がなにかと便利かと思われます(転輪の塗装が分割されないのは日本戦車迷彩の特徴のひとつです)。今回ドラゴンがキット化したハ号はフェンダー前端が短くキューポラ開口部に保護環のない“いわゆる”前期型ですから、刷毛塗りの迷彩色境界がはっきりしているタイプの塗装仕上げが一般的でしょう。

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極めて常識的な開発要求はともかくとして、この戦車のスペックや制式採用された過程については日本軍戦車開発史のある側面を代表するようなエピソードもあるのですが、ここではふれずにおきます。九五式軽戦車ハ号は日本軍機甲戦力の中核として九七式中戦車をも上回る2375両が生産されたと言われています。これは日本戦車開発史上最大の数字で、この先も塗り替えられることはないでしょう。

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ドラゴンモデルの九五式軽戦車は旧日本軍戦車独特の大架と中匡を備えた二重構造の主砲防盾を再現しています(固定パーツと選択式)。試製一号戦車の時期から転把式照準に難色を示し迅速な照準と目標追尾を可能にする肩当て式を選んだのは「狙撃」を重視する日本陸軍の全般的なドクトリン故でしょうか?大口径砲の操砲や機銃の同軸装備などには向かない機構ではありますが、小さな車体で素早い射撃を指向する「職人芸」的な運用思想を表わしているかのようです。

このギミックは1/35スケールどころかあらゆる日本戦車プラモで初の実装が成された実に画期的な設計です。しかしパーツの精度が高いのはともかくとして、何か画期的な設計上の工夫や超絶的な加工技術が施されたわけではなく、至極まっとうで合理的なパーツが分割されだれでも簡単に組み立てられるもの。「なぜいまそれが出来たのか」を問うのは「なぜこれまでそれが出来なかったのか」を問い直すような行為であって、やはり設計センスと開発コストの問題なのかなあ。金型製造や維持費、税金の問題など単純にプロダクツだけでは計れない要素も様々にあるだろうとは言え、

贅沢な設計が成されたプラモデルだと思います、いろいろな意味で。

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車長フィギュア乗せるとカッコよさ倍増し(*´∀`*)

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取説のイラストだと若干腕が下向き過ぎるようで、上体がやや上向き加減になってしまいました。フィギュアの組み立てにあたってはよくキューポラと合わせてみてください。

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フィギュアパーツが日本向けの限定ボーナスパーツであるように、このキットのパッケージング全体がすなわちドラゴンモデルのスタンダードということではないでしょう。しかしながら本製品の開発によってドラゴンの戦車プラモは明らかに何か一線を越え、文字通りにスマートなキットを世に出したと思います。ユーザーの立場としてはこれがスタンダードになることを望みますし、この先の模型メーカー他社にとってもなんらかの基準となるようなアイテムであり……

といったらオーバーかなあ、でもそれぐらいインパクトのあるモデルです。以前同社のタイガーI極初期型(6252)を見た時には加工済み金属部品の多用や切り出し済みマジックトラックに到底日本メーカーでは太刀打ちできない人件費の安さを感じて驚いたものですが、今回のインパクトはもっと違った種類で、敢えて言うと前より危機感が高いな。何の?

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何の?といえばこれまたスライド金型使用で非常に出来が良い予備キャタピラ2片が余ったんですが、何の用途に使うんでしょう?そして無くしたと思った牽引ワイヤー金具パーツが出てきたのだが、いろいろ手遅れ過ぎだったorz

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