スケールアヴィエーション 3月号

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特集は「冷戦時代のソ連軍機」。銀の機体に赤い星、鉄のカーテンの向こう側を飛んでいたexoticな飛行機のavant-gardeなスタイルを存分に楽しめます。表紙・巻頭作例からしてミグでもスホーイでもなくツポレフTu-128フィドラーなところに編集サイドの本気振りを感じるところですが、「ベレンコ中尉亡命事件」や「大韓航空機撃墜事件」などある種まがまがしいエピソードが語られるのもソ連の飛行機ならでは、でしょうか。作例の多くはAモデルなど東欧圏の製品で、実機同様なかなか正体の解からないキットの素性を明らかにしてくれます。他にも11ヶ月に渡る長期間をへて遂に完成する1/32トリダンや映画「ライトスタッフ」でも有名なNF-104Aスターファイターなど全編に渡ってメタリック度合いの高い内容で、見ているだけでもきらびやかな一冊です。

「子供が描いたイラストがそのまま具現化されたようなスタイルで、さらに意味不明の尖った棒が植えてある」とは特集記事中に見つけた一文ですが、やはりメタリックなソ連機はどこか往年の東宝特撮映画を思い起こさせるようなセンスに溢れてますね。「実は宇宙人と戦っていたのだ」といわれても信じるぞw

実際のところスケビを熟読するのは久し振りで、そろそろ冒頭のノーズアートおねえさんを別冊化できるんじゃないだろーかとフラチなキモチで読み出したんだけど、巻末のNF-104のヒップラインのこの跳ね上がり具合!の方がよっぽどセクシーだよなって結論に達したんだぜ?ソ連のヘリコプターに関する記事(ヘンなのばっかり)や宇宙機開発の項(やっぱりヘンなの多い)に加えてこがしゅうとの「アナタノシラナイ兵器」まで「MiG-十五」だったりして、模型の国の共産趣味者達は赤い血を結露させてでも読むべき。

しかしボーイング787のプラモってズベズダから出るんですか。いやー、時代は変わるもので驚きですね…

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