バンダイ「1/144 グフフライトタイプ」

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先月久しぶりに再生産された「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」シリーズがちょっと懐かしくて、グフフライトタイプを組んでみました。

デザイン的にはグフカスタムのバリエーションとしてMSVシリーズのグフ飛行試験型(H4型)を加味したアウトラインのMS-07H8。本編では第10話「震える山(前編)」ラストで遂に完成なったアプサラスIIIと共に登場し、後編での大活躍を期待させるものでしたが…(なにしろ10話ってのはグフ大活躍の回で、アレ見た直後だとワクワク感が持続されざるを得ないのです)

結果は皆様ご存じの通りでまるでマリアナ沖の七面鳥のような扱いでした。ナムナム…

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キットは設定と同様に傑作として名高い1/144グフカスタムを基に設計されたもので、大型化された脚部や胴体周りなどが新規パーツ。(とはいえ10年以上前の製品ですけど)

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こちらが共有部分となります。(右前腕のみスイッチが入ってヒートロッドの無い構造)HGUCシリーズ開始直前のプラモデルなので、多色成型が導入されていないことがお判りかと。しかしながらガトリングシールドの弾帯パーツ70は世紀を跨いでHGUCグフカスタムにも使用される出来栄えでした。その際ランナーに「グフカスタム/グフフライトタイプ」の刻印がそのままだったんで、フライトタイプHGUC化フラグでは!?などと一部騒然となったのも今ではよい思い出。

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関節構造にはPC-120ポリキャップを使用しています。ガンキャノンや百式など初期のHGUCにも用いられているので、その辺のいくつかのアイテムと互換可能である。シール類はいたって普通ですが、モノアイの位置は正面と左右いずれかを3枚から選択可能です。

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組み立ててみるとリーズナブルな価格の割にはボリューム感満載です。放射状に配置された安定翼は目を惹きますが、やはり巨大なエンジンを内蔵する脚部がこの機体の特徴か。そういえば08小隊には同じように脚部が大型化した高機動ザクも出てましたな。アレは流石にキットが無いなー。

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ただこの脚部、とくに太股部は結構なクセモノでした。曲面上に2個のインテーク部分が張り出した複雑な形状を前後2枚だけで構成し、分割ラインは斜めに入るとゆー面倒なつくりで且つあんまり合わせが宜しくないと…本キット新発売当時の雑誌記事で「追加パーツの出来はイマイチ」みたいに書かれてたのもまあ、納得です。結果的に随分パテとヤスリのお世話になりまして、無塗装派にはすすめ辛いなー。

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スカート部分が固定されていることから、脚部の可動範囲もあまり広くは取れていません。現在の技術・設計でしたらもちっとパーツ分割してお値段も上がるとこなんでしょうが、その辺はトレードオフなのでアクションよりはフォルムを楽しむものと思った方が精神的には宜しいかと。

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上腕は型ブロックに固定、肘関節でロールと90度可動を共にまかなってます。PCムキ出しはどうもなーと思われる向きには今でしたらウェーブのプラサポとかでカバーできるかな?純製部品でしたらHGUCガンキャノンにPC隠しのパーツが入ってますね。いささか古めかしい設計なのは確かなんですが、肘膝で分割できる分ABS二重関節よりは個人的に好みの構造です。

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ちなみにスカート部分の安定翼は可動します。

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武装関係はグフカスタムのものをそのまま流用しているのでかなり豊富です。まずは三連装35mmガトリング砲。

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ヒートサーベルと併せると良いバランスです。

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主力兵装のガトリングシールド。シールド本体とガトリング砲は分離できませんが、

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ヒートサーベルは収納可能です。

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さすがに巨大な武器なので若干取り回しが悪いぞ。本編見てた時には気にもしなかったけど、これってマガジン部分に被弾したら大惨事招き猫にゃん。

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20世紀のガンプラなんでアクションベースの接続穴はありませんが、ベースの方で股関節軸にハメコミ出来るジョイント使えば飛行シーンも再現できます。しかしこれでまっすぐ飛べるのだからジオン驚異の科学力である。大き過ぎる武器はシオマネキだってアップルシードでデュナンがゆってた!古い話だなぁ…

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TVシリーズのグフを彷彿とさせる5連マシンガンとノーマルシールドも付属。シールドはともかくこの指マシンガンを何故附属させたのかは極めて謎なのですが、開発側にもなにがしかの苦労があったんだろうなと今になってしみじみ思います。

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散々グフグフ言ってきましたけれどコイツのプロポーションはどう見たってドムなので、むかし作ったドムトローペン用ラケーテン・バズを担いで見せたら似合うことこの上ない。ゼータガンダムにグフ飛行試験型が登場した時も「哀・戦士」のジャブロー攻撃場面でも、グフにジャイアントバズ持たせるのは何かとサマになるのであります。

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背面をよく見せたほうがデザイン的には魅力かも知れません。これからサフ吹きして塗装まで持っていきたいところだけれど、さて何色にしますかね。設定どおりグレーでやるか、ゼータMSVのような青系も捨てがたいよな。

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ファーストやMSVぐらいの時代の「旧キット」だとMG誌の岡プロはじめ様々に組みたてイジラれていますけれど、たまには最新でも懐古でもない10年位前のプラモデルに目を留めてみるのもよいものです。

いや~~~~当初は全然違うモノの素体的に考えていたのだけれど、試しに普通に組んでみたら普通に格好良いので普通に困りましたね。(困るなよ)

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