バンダイ「1/144 HGUC ハンブラビ 」

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全宇宙のハンブラビ好きの皆さん、お待たせしました。旧キットより27年の時を経て漸く発売されたHGUCハンブラビです。ああ、なんてカッチョエエ。

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最近のHGUCに標準的な製品構成です。最近では多色成形ランナー未使用によりシール処理の度合いが多かったりもするHGUCキットですが、本機に関してはシンプルなカラースキームとディティールよりもラインで魅せるデザインなため、さほど不都合がありませんね。

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フェダーイン・ライフル(むかしはフェーダイン・ライフルって表記だったような覚えが)はマラサイUC版とまったく同型、海ヘビの方はコックピットハッチも含めて新規ランナーとなっています。ビームサーベル刀身はヴェイガンMSにも流用の効くイエロー成形。

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「目、多数」のモノアイ関係が主なシールとポリキャップ、海ヘビ用のリード線が付属。

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シンプルな形状ながら、サイドアーマー裏側や肩部モノアイレールなどのディティールには注目すべきところがあります。

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後背部含めてモノアイは立体的な表現がなされるなか、正面に上下ふたつ並んだ「顔」の部分はツルペタのシール表現のみとなってます。その分好きな箇所に設定して「表情」は出せるのですが…

フレームにボディ外装を重ねる構造なので空間にゆとりがなく、モノアイ自体もかなり特殊な形状なので市販パーツで簡単ディティールUPって訳にも行きませんねーうーむ。

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背部ビームライフルはちょっとだけ可動しますが、劇中のようにMS形態で前方に指向させるのは不可能です。ハンブラビのデザインって元々立体化した時の整合性よりアニメーション演出としての自由さを第一にしてるので、矛盾が前提みたいなものなのです。面白さの比重をどこに置くかって話ですね。

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見ての通りのシッポとハネ。シッポの方については劇中で使用されたように股間からグイグイ突き上げる(きゃー)刺突兵器として装備された「テールランス」とキット解説書にもありますが、巨大なハネについてはなにひとつふれられていません。「バーニアは好きなところから出る」てなデザイナー自らの注意書きが公式設定資料にも記されているハンブラビにどんな理屈をつけるのか、ジュアッグの鼻にすら設定を設けたHGUCにちょっと期待していた面もあるんですけどねー。

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ハネ(放熱板?バインダー??なんちゃらドライブ装置???)そのものは前方から差し込み、後方に向けて広く可動します。

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エルガイムのヘビー・メタルを思わせる細い腕。肘関節がほぼ180度可動するのもMSらしからぬ機構でおまけにアキュート(A級ヘビーメタルに装備される打突武装)まで付いてるんだよなこれ。いや、ガンダム的に言えば単なる「クロー」ですけど。

手首は握り拳とライフル/サーベル兼用の武器持ち手が左右とも、平手は左手のみ付属します。

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旧キットのような引き出し機構こそないものの、膝は二重関節で変形に対応します。足首部分の関節は面白い構造なんだけど…スイマセン、撮るのわすれました。三連の○モールドがちゃんと抜けてるのがいいよね。「おしゃれ」以上の意味はひとつもない、そこがよいのです。

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ゼータガンダム登場MSのなかでも一、二を争う奇抜なデザインは放送当時から決して大人気な物ではなかったかもしれません。しかしヤザン・ゲーブルのキャラ性とも相まって、好きな人は本当に入れ込む機体で…四半世紀過ぎた今でもはっきり印象を残してるんだから、これは立派なデザインなのです。

あらためて見直すと肩張りと裾広がりで初期ファイブスターのファッションみたいなカタチではあり。

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MA形態への変形はシンプル且つガラリと印象を変える鮮烈なもの。しかし調子に乗って遊んでいると股関節軸がブチ切れる恐れがあるのでここは警告しておきます。

てゆーかね、一度切ったよ俺 OTL

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装備品関係、サーベル刀身はちょっと歪んでたんでこのあと直しましたが、このそり返りを強調しても面白かったかな。元々ガブスレイ用の武装として設定されたフェダーイン・ライフル、その名称は解説にもあるようにアラビア語で「戦士」の意なんですが、外形的には「ジェザイル」と呼ばれる19世紀ごろにアフガニスタンで用いられた長銃がモデルでしょう(シャーロキアンなひとには「アフガニスタンのジザイル銃」で通る話)

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スミ入れとコンパウンドを使用したツヤ出しをやってみました。センチネル風ならつや消しでしょうがゼータガンダム本編のいわゆるワカメ影的なイメージを出すならグロス仕上げがおススメです。ヤザン隊の他に使用された機体が無いことから特にカラーバリエーションも無いんですが、ニュータイプ誌に掲載された永野護オリジナルイラストには深紅のハンブラビなんてそそるものが描かれたりしてます。

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頭頂部の微妙な曲線はMS時には後ろにそり返ったちょっと偉そうな(?)目線を作り、MA時にはサメの鼻先のようなシルエットを生みで、ここんところが本キットいちばんのポイントだと思いまっする。

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スピーディーに接近しトリッキーに変形して襲いかかる、イメージ的にはそんなところでしょうか。ゼータ終盤では数多くの名前持ちパイロットを墜したヤザン隊ですが、一番の金星はダカール直前にクワトロ・バジーナの百式を機能停止させ大気圏内に叩き落としたことでしょう。ああ、あのときカミーユが助けたりしなけりゃ「逆襲のシャア」も無かったのに…

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設定的にはリックディアスと同型のサーベルを使用するはずだけどそんなことは(・∀・)キニシナイ!! 辻褄合わせより「おもしろくする」ことが重要だとくりすもゆってる。

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主力武装のフェダーイン・ライフルですがこれがまた持ちにくいことこの上ない(;´Д`) 左手は銃身に添えられるけどそれ以外はとくにポーズが決まらないぞうううむ。

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幸いハネが可動することでなんとか小脇に抱えられるのですが、ここが動かなかったら辛いだろうねー。旧キットが徒手空拳でリリースされたのもむべなるかな、だ。

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ロング・ビーム・サーベルとしても使用可能な便利アイテムですが、ハンブラビは腕が上がらないので派手な構えが出来ませんのだ…

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レーザーや粒子ビームをひょいひょい避ける人間が続出するガンダム世界でなぜか有効なワイヤー兵器。海ヘビはリード線の表情付けひとつでマヌケにもなるから結構気を使います。気を使ってこれです。

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フェダーイン・ライフル+海ヘビの装備は最近ではヤザン・ゲーブルの得意なファイティングスタイルとして、ガンダムエースのコミック「ジョニー・ライデンの帰還」で使用されていました。俺たちのヤザン隊長はいつの時代も大活躍だな!

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両方のつま先を伸ばしておくと今は亡きAGE3オービタルさんの霊を供養出来ます。

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ここから先はちょっと遊び。永野テイスト全開なのでバスターランチャーでも持たせたいとこですが、ちと手元にないものでHGUCヅダの大型対艦ライフル持たせてみました。やはり長物は似合うバランスだなー。

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やだこれかっこいい…(ビクンビクン)

たしかこれはウェーブがずいぶん前に出してた真ゲッター1のトマホークか。もとよりマンネリやパターンを打破してもっと自由な発想で行こうぜってモビルスーツなのですから、遊ぶ方も自由闊達でいいと思うんだ。

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さらにオマケでヤザン隊の三機編隊を揃えてみたく、HCM Proのハンブラビを用意しました。小粒ながらに良い出来で、モノアイ可動(!)まで備えた優れ物です。つい先日までHLJセールアイテムだったんですが嗚呼、既に絶版になってしまったか…

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「Gの影忍」に登場する「十文字」みたいなギミックがハンブラビ好きにはたまらない魅力。そして当然三体目はMSIAハンブラビだと思うでしょう?

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ざんねん、ヤザン・ゲーブル大尉でした!

「野獣」と恐れられるティターンズのエースパイロット。MSパイロットとして卓越した操縦技能を持ち「ギレンの野望」シリーズなどではしばしばオールドタイプ最強の数値を与えられて登場する…

うむ、実に馴染むなイカちゃんフィギュア。今日のこの日があろうかとホビーショーでの発表直後から手をまわして用意した甲斐があったというものだ。

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リゼルやアンクシャ同様、ハンブラビにもSFS(サブフライトシステム)としての可能性が広がるじゃなイカ。

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