バンダイ「MG FIGURE RISE 6 劇場版ワイルドタイガー Style2 」

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劇場版「TIGER & BUNNY The Rising」より鏑木・T・虎徹さん演じるところのヒーロー、ワイルドタイガーであります。みなさんご存知の通り女性ファンを中心に莫大な人気を博し劇場版長編作品2本が製作されたタイバニですが、

どうしよう、全然見てないんだ(´;ω;`)

……ひさしぶりにまったくわからない作品・キャラクターアイテムを紹介する記事なので戦々恐々です。迂闊なことを書くところころされそうな気がするけれどご勘弁ッ><


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バンダイのタイバニプラモデルはTVシリーズのころは1/8スケールのMG FIGURE RISE シリーズでの展開もありましたが、現在はひとまわり小さな FIGURE RISE 6 のブランドで発売されています。タイバニに限らずMGフィギュアライズの主力はこの6インチモデルに移行していて、低価格と組み立て易さ、コレクション性の高さに加えて海外展開も見据えてのことかも知れません。

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その昔ニューヨークの玩具店(トイザラスだったかなー)でガンプラが「組み立て式アクションフィギュア」なるカテゴリーで販売されていたのを目撃したときにはカルチャーギャップを感じたものですが、今ならわかるような気もします。プラモデル特にキャラクターモデルの進化の方向性はそういうものになってはいます。

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多色成型にスナップフィットで誰でも簡単に一定の出来(極めて高いレベルで)の模型を組み立てることが可能、でもほんのちょっと手を加えるだけでマスプロ製品とは一味違った自分だけのものが作れるプラモデルならではの魅力も受け継がれています。Cランナーの銀色は若干くすんだ成形色ですが、ここだけシルバー塗装するなりなんでしたらメッキ処理を行うなりでも、完成品の質感を高めることができるでしょう。

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ポリキャップはPCF-6、フィギュアライズ6のキットでは標準的なものです。フィギュアライズ6のブランドはタイバニ以降どうなるのか危惧もされましたが、ファイズカブトの2人の仮面ライダーがキット化されて俄然注目の的に。リアルタイムで放送されているコンテンツに限らず過去作もターゲットに見据えるブランドになって行くのでしょうか?版権の問題が難しいかも知れませんが、海外キャラとかいいと思うんですけどどうでしょうね。

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メタリック地に印刷されたカラーシールとクリア台紙のマーキングシールが付属します。カラーシールの方のライトグリーンのラインはブラックライトの紫外線に反応するので、それを活かした蓄光塗料仕上げなどもよいでしょう。

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タイガー&バニーに見られるメカパーツの上に半透明の外装被せて発光させる演出というのは実にこうゼーガペインであるのでああやっぱりゼーガペインは偉大でしたねいまならガルダとフリスベルグがお買い得ですよ。今回の記事には全然関係ないけど夏も近いしまーいろいろな。

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多色成型Aランナーの中には拳パーツも含まれます。軟質素材で一体成型されていてとてもよい出来。こういう設計がモビルスーツなどメカものアイテムに反映されても面白いかなと思いつつそれはHGABやHGHMが通り過ぎてきた道じゃないかなとも思ったりだ。でも今なら、今の世相だったら、あの頃とは違ったアプローチも出来そうな気がします。

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ラインシールだらけの外装を見てちょっとビビッたのですけれど、貼り付け部分が概ね凹モールドになっていたので工程自体は比較的簡単に進められました。全部が全部そうではなかったのですが、まあ概ねです。シール貼り付けにあたっては中性洗剤を水に溶いて適時糊面を湿らせると微調整がやりやすいのですけれど、濡らしすぎると接着力も弱まるので注意。

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胴体は腰部までが綺麗に繋がるライン。胸郭と腰の部分にボールジョイント関節でいわゆるS字立ちな姿勢も決まります。

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頭部の形状はやっぱりトラには見えないよなー。むしろ口元なんかは「変身忍者 嵐」に見えるのは、記事を書いてる自分が虎徹さんよりずっとオジサンだからです・・・・・・

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腕部は可動範囲より外装のライン取りを重視したような形、ハンドパーツは合計6個付属します。

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足のラインも綺麗なんだけどこっちは膝がよく動く。

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番組開始当初から話題になったスポンサーロゴをマーキングシールで貼れば完成です。F1やラリー車のような仕上げも可、でしょうか。

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やはり下半身はよく動くように思います。見得を切ると「Softbank」のロゴがはっきり目立つのはデザインの勝利か。

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しかしこー、どういったポージングがキャラにマッチしているのかイマイチよくわかってないのは記事書いてるヤツの責任である。オジサンでも大志を抱くべきかとは思うが。

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左腕から伸びる「ワイルドシュート」のギミックで銃撃シーンぽいのを撮ろうかと思ったらワイヤーガンなんですねこれ(汗)とゆーぐらいに何も知らないのである……

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モニターの前の皆さんはいまこんな顔してるかも知れない、コワイ!

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関節可動を活かして自在なポージングをするにはアクションベース2不可欠です、ボックスアートのポーズもきれいに決まります。

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接続穴がこの位置でよかった。もう少し下だったらアッーぶないところだった。

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オジサンぽいポーズも取れます。たぶんこんなキャラじゃないだろって以前にオジサンに対する差別だよこれはっ!!

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そんなこんなでワイルドタイガー Style 2でした。なにがどうStyle 2なのかは、本当に知らなかったりする。

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