フジミ「厳島神社」

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NHK大河ドラマ「平清盛」のおかげで?35年ぶりに再版されたプラモデルです。初版当時のオリジナルは500円の低価格で日本各地のユニークな建築物(神社仏閣主体)を立体化していた「日本列島名所シリーズ」のひとつでしたが、現在では日光東照宮陽明門や姫路城などの大型キットと共に「建物シリーズ」としてひとつにまとめられています。

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古くから日本三景のひとつとして親しまれて来た厳島神社(ほんとは旧字体が正しい表記なんですけど)は、近年ではユネスコ世界遺産に登録が成されて日本のみならず世界からも広く観光客の訪れる名勝となっています。

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パーツはグレー一色で成形されています。

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手軽に組み立てられる建築模型のコンセプトなのでいろいろとシンプルな構造。観光土産というよりは、机の上でお手軽に「旅した気分」を楽しむような製品かな。

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台座は黒。考えてみればウォーターライン製品なので、波打ち際らしい塗装・テクスチャを加えても面白いかも知れませんね。

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屋根部分には梨地処理されています。実物は「檜皮葺」だそうで、咄嗟に読めなかったのはヒミツである(「ひわだぶき」ですよ)

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有名な大鳥居は実物とはずいぶん異なる、いかにも工業品じみた形状になっちゃってます。手を入れるならここだろうと考えますが、でもキット素姓のまま楽しめば十分という気もするなぁ。

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屋根に千鳥を接着したり、

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拝殿壁や祀殿壁を組み立てたりと、説明書にパーツの名称が記されているのは親切な処置でしょう。屋根乗せないとちょっとギリシア建築風…というのはいや、無理矢理です(w

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波間から立ち上がる高欄を取り付け、

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屋根をかぶせたら本殿部分の完成です。

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平安時代の寝殿造を今に伝える建築構造、ものは小さくても密度の高い模型となります。

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六本柱で自立している大鳥居。実物はクスノキの自然木から表皮をはがして朱色に染めた、もっと荒々しい姿をしています。

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キットの構成要素をすべて配置するとこんな感じで、横に温度計が無いのが不思議に感じるテイスト(笑)スケール表記が成されてないのは本殿と大鳥居で微妙に縮尺違うからって理由があるそうで、あくまでイメージモデルといったところでしょうか。

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距離を取ってパースモデル風にしても面白いんですけど、そうすると今度は左右に伸びるはずの回廊が気になったり、本殿前の祓殿がバッサリ省略されているのがもにょもにょしてくるのであーMG誌の岸川ラボで「意外に効果が出ない」って書いてあったのはそーゆーことねと…

微妙に製品内容をDisるような記事になっちゃいましたけど、それでもこのフジミの旧「日本列島名所シリーズ」はここでしかお目にかかれないようなプラモデルばかりなんでそれなりにユニークではあります。オススメはメーカーのお膝元でもある「登呂遺跡」でしょう!竪穴式住居のプラモデルなんて世界でこれだけだぜいや多分、きっと…ね。

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