プラッツ「1/35 ガールズ & パンツァー: プラウダ高校 フィギュアセット」

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プラッツ製1/35スケール「ガールズ&パンツァー」レジンキット、TVシリーズでは中盤の強敵となったプラウダ高校の二人のセットです。夜中に突然カチューシャの合唱流れて度肝抜かれてからそろそろ一年経ちますね。


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HLJの登録上はプラッツ扱いではありますが、製品そのものはRCベルグとの共同開発の名義になっています。イベントディーラーでお世話になる方も多いでしょう、独特のパーツ配置。

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パーティングラインにごくわずかなバリが見られる程度で気泡などはまったく存在しません。実に美しい抜きがされています。

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台座の他にアイプリントのデカールが付属します。それぞれ2セット分ありますので一度は失敗してもリカバリーが効きます。落ち着いた作業が可能でしょう。

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ロシア軍スタイルの戦車帽や額にひとすじ伸びる前髪など、各所に硬軟とりまぜた繊細なディティールが見られます。

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パッケージ画の通りに「地吹雪のカチューシャ」「ブリザードのノンナ」2体セットのキットなのですが、両者は完全に結合された状態での立体化、出来上がるのはひとつの塑像になります。その点はご注意ください。なんでこのふたりだけ恥ずかしいニックネーム付きなんだろう?それはともかく、

でかい(確信)

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それぞれのパーツはダボ付けや面取りが丁寧に成されているので、二人分を繋げていくような組み立て過程でも接着位置に戸惑うこともありません。

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手順的にはノンナ脚部 → ノンナ頭部 → カチューシャ脚部 → ノンナ腕部 → カチューシャ腕部 → カチューシャ頭部 の順番に進めていくと組み易いようです。

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設定画のプロポーションよりもややディフォルメされた形状は全長数cmというサイズのバランスを考えれば妥当な物と言えるでしょう。ご覧の通り台座が無くても自立可能で、仮にもし設定通りのバランスで作ると細すぎ、小さすぎる結果になるのでは…と、思われます。

ノンナさんの脚はもっと細くなきゃヤダヤダ!と駄々を捏ねるアシスキー諸氏には細いばかりが美脚では有るまいと申し添えておきましょう。

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あいにくとプラウダ高校仕様の車両を作ってなかったので手近にあったT-34/76をならべてみました。いくつかのコンテストやまたネット上で発表された作品を見ても、やはりフィギュアがあると俄然らしくみえるものです。ガールパンのフィギュアはイベント限定品も含めていくつも立体化されていますが、印象的なポージングとなによりお安い価格設定でこのプラウダ高校セットはおすすめなのです。

やっぱ塗装して無いとのっぺらぼうみたいでちょっと怖いですね。ホントは塗りたかったんですが日ごろ兵隊フィギュアでさえ塗らぬ自分の腕前では、仮に塗ってももっと怖いものになるだろうとそこはお察しである。

ふと思ったんだけど「ブロンズ像」みたいな仕上げもソ連ぽくてどうでしょう?ああダメですかそうですか。

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今は亡き「コンバットコミック」誌でそのむかし滝沢聖峰とラスカルにしおと名前を失念してしまったもうひとり(敬称略)の三人が競作した軍事マンガは等身もディティールもバラバラなシュール加減が面白かったなあ…どの単行本にも入って無さそうだし、そんなの覚えてるの俺だけでいいよな……

てなことをなんとなく思い出したわけだ。統一感の無さを逆手に取った作品というのも、それはそれでアリではないかと考えながらに。

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もう先月号の話になってしまいますが、艦これ特集のモデルグラフィックス2013年12月号に本キットの作例記事が掲載されています。組み立てと塗装の同時進行、成形色を活かしたサフレス仕上げなど、はじめてガルパンフィギュアを作ろうという方々にも非常に参考になるものです。

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