ホビージャパン「ガンダム AGE-1 レイザー ウェア」

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バンダイ製造によるHGガンダムAGE-1用改造パーツです。ホビージャパン誌2012年10月号付録として生産されたものですが、現在HLJではいくつかの形態で「特別セット」として販売中であります。

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改造パーツは2枚のランナーで構成、どちらも単色成形パーツですが、ベースとなるHGキットの構造・分割に上手く乗せた設計が成されているので、無塗装で仕上げてもそれほど不自然には見えませんね。

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特徴的なレイザーブレイド、ホビージャパンの付録モデルが刀剣類を装備するのはガンダムSEEDの時にやった「ソードカラミティ」以来の伝統らしい(笑)

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パーツにはジョイントも含まれていて一応ポリキャップ無しでも(部分的に)カタチにすることは出来るのですが、完成させるためにはハイグレードキットの関節パーツやアーマー基部が必要となるのでPCの使用が前提と考えた方が無難です。

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推奨通りにAGE-1ノーマルを使用。手元に組み立て済みのものがあったのでそれを利用して…とも考えたのですが、その場合は脚部などをバラす必要があるので今回は見送りました。また確認してはいないのですがおそらくHGスパローのキットでも組めるんじゃないかな?タイタスの方はたしか肘関節が一回り大型化されているのでそっちは無理か。そしてAGE-1ノーマルのパーツを大幅に利用しているアデルには何の問題もなく使用可能だったりする。

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上記販売リンク先にもHJ誌面の組み立て説明ページがスキャンされています。本誌は版型大きいのでそっちを使った方が作業はし易いかな?

 ※注意事項としては「腕部の組み立て」1-3部分に誤植があります。

  ・下腕部分ではA13とA20を2個使用するような表記がされていますが、正しくは左右それぞれA13+A14・A19+A20で構成されます。

  ・組み立て手順の番号が振られていませんがB2パーツはB5パーツの前に下腕部に接続されます

 どちらも実際に組んでみればすぐに判ることですが、一応念のため。

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下腕部分にはレイザーブレイドを装着させるハードポイントが存在します。ブレイドとラインを合わせるためにか下腕部が屈曲しているのがデザイン上のポイントかしら。この機体はフリット・アスノが22歳当時に使用していた装備なので、TVシリーズ第一部の3種装備と比べると全体的に引き締まった、アスリートのような外観を呈しています。

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腰部アーマーは全体的にトンガリ気味で、この部分も武器になりそう。きっとトンガッた22歳だったんだろうなあフリットさん。私物の新型機を引っ提げて軍に入隊したは良いが、それまで後ろ盾になってた人はとっくに死んでるし表向きには「グルーデック艦長にダマされて勝手にアンバット攻略したガキ」の汚名を背負ったままなのに、第2部スタート時点では中将まで出世して要塞指揮官になってる。

…このスピード出世の陰にはやはり地球連邦軍が腐敗していたことが何か関係しているのだろうかと考えると怖い設定ではありww

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アーマー基部の赤、黄色パーツはノーマルのパーツを使用します。リアアーマーが長く伸びているのは「タキシードテイル」つってドラグゥン13の指揮官用バーザムが元ネタなんだぜとか自慢げに抜かすひとは昭和のバックナンバーに埋めた方が良いです。

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脚部に移ってふくらはぎの部分が六角形パネルの集合体で構成されているのはいかにもイマドキのデザインスタイル。厚底ブーツのような足首部分はどこか見覚えのある形状なんだけどこりゃ一体なんだろう?ターンAとか、いや、違うかなそれは…。また手順3-3でポリキャップの対応No.が記述されてませんがここではPC8を使用します。まー組んでみりゃ判ることですけれども

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ちょっと変わったバランスなので脚だけで自立させるのはなかなか難しい。もっとも、そんなことをさせる必然性は全くないのでなんら問題は有りませんけれど…

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レイザーブレイドはワンパーツ構成です。手順では腕と一緒に組み立てるのですが最後に持ってきたのは気分の問題だ。主力兵装でもあるのでここは塗り分けしたいところ、そのあたりを簡単かつ効果的に仕上げる手順はHJ10月号本誌ページに掲載されています。

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頭部/胴体部分はAGE-1ノーマルをキット指定通りに組んで完成です。ガンダムAGE-1レイザーはスパローの後継となる近接戦闘用の斬撃装備であり、誌面企画のAGE-MSVとPSP用のゲームソフトに登場しました。

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こちらが海老川兼武氏によるオリジナルのデザイン画稿となります。「青」一色のイメージが強かったスパローと比べると色彩が分散配置されて落ち着いた印象でしょうか。ノーマル・タイタスと三体セットの一部だったスパローと比べて単独で成立させる必要があるから…かな?

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うん、ほんとはスパローと比較するべきだったんじゃないかといま思ってる。レイザーも単独で主人公メカ張れるバランスですよという参考でひとつ。

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やはり両腕のブレイドが特徴的で、目立ちますね。スパローと違って四肢に加速用ブースターを持たず、レイザーブレイドを含めた末端重量・移動慣性を利用して姿勢制御するってつまりはAMBAC機動か。

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スネ部分にもブレイド装備でこの箇所も姿勢制御の一端を担うってなんか戦闘中には近寄り難い機体だよねコレ。ダブルオーに登場したアルケーガンダムみたいなトリッキーな機動に…なるのか…?

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構成要素が大きいのでポージングが派手になる半面、画面内に全身像を収めようとするといろんなところが見切れて大変でもある。

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ブレイドは手持ちさせることも可能です。塗装した場合には腕部とのハメコミ部分で塗装の剥がれが頻発しそうで、その点はちょっと注意が必要でしょう。

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双方を接続させると両刃の大剣にもなります。ガンダム世界ではしばしば慣例的に「ナギナタ」と呼ばれている、実際には薙刀でもなんでもない武器の類です。「ヒレ状の円筒」みたいなもんだなうん。この状態のレイザーブレイドはブーメランとしての使用が可能だそうで、ガンダム世界ではしばしば慣例的に宇宙空間で放り投げた物体が手元に戻って来るのです。ちょう便利。

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タチの悪い冗談はともかくとして大型剣を自在に振り廻しての戦闘は迫力ある物でしょうから、コイツが激しく戦闘している様も見てみたいものですね。双葉社のグレメカ別冊も出たことですしアセム編の新作映像作るらしいしで、そのあたりでナントカナランモノカと思ったけれど、決してXラウンダーではないスーパーパイロットには扱えないシロモノなのか、ちょいと残念(´・ω・`)

HJ2012年10月号ではこのレイザーウェアパーツを使って様々な機体を自由に改造しています。セイラマスオ氏によるSEEDのブリッツガンダムへの搭載はなかなかにマッチしていて驚かされるのですが、もうちょいと簡単なところだと(すでに実行されてる方が多いだろうと思われますが)AGE-2にこの手脚を換装させるのは似合いそう。デザイン的にもマッチしているし、なによりAGE-2の時期には何故かAGEシステムが近接戦闘用装備を設計してくれなかったもので、その陥穽を埋める意味でもどうだろうと…(※PSPゲームのウェア設定はさっぱり知らない)

思ったのだけれど。

いろいろ動かしてみてわかった、このAGE-1レイザーウェアには構造的な欠陥がある。なるほど後継機種の各世代機体に近接戦闘装備が開発されなかった訳である(※だからゲーム版は知らないんすよ)

その欠陥について、わかりやすく2コマまんがで説明してみよう。

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「 (・∀・ )ノ 」

「( ^ω^)? 」

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「」

「 /( >Д<)\ 」

「手足にデカくて重い刃物をぶら下げたまま動きまわるのは危ない」これがAGEシステムの導き出した結論である。

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