ホビージャパン3月号

普段模型雑誌を買って読むことってあまり無いのですが、今月のHJにはちょっと気になる記事があると予告が出てたので、早売り見つけて買ってきました。気に入った記事を中心に以下雑感、文中敬称略です。

f:id:HueyAndDewey:20100126222143j:image

・特集はMGジンクス。HJ的にはアドヴァンスドジンクスが作れてちょうど良いのでしょうね。ジンクスIIIの改造作例とキットレヴューとで3体掲載されてます。おお、足首にガデッサ系MSみたいなギミックがあるのかー

 「外装はまるで異なるが実はガンダム」なMSだけにフレームのパーツを見たかったんですがそっちの画像は載ってない。バックナンバーで紹介済みなのか、ちと不勉強なものでよくわかりませんねー

・小特集のMS IGLOOはMGガンタンク改造の陸戦強襲用ガンタンクがすげー。似たようなユニットだらけなのにそのまま使えるパーツは転輪とキャタピラ(しかも全部じゃない)ぐらいで、こういうのって製品化するのは難しいでしょうね。オマケで載ってる重力戦線風仕上げドムの「ウェザリング講座」は簡単な作業で見違えるほど見栄えが増して良いですね。

・そんでUCハードグラフの開発者インタビューがあってまだまだハードグラフはこれから!てなことを言われてしかしこれからどうなるんだろう??と頁をめくると実物大サウロペルタ作ってる人がいてフイタ。ああ、あの人ですか!しかし車検取れるのかコレハ…

・リゼルって変形するとちっさいんですね。

・「ガンプラLOVE」、セイラマスオ作例のニクスプロビデンスガンダムがものっそカッチョヨイので驚く。なによりアレを格好よくしようと思うことだけで驚かされますが、まーやっぱりカラーリング変えるだけでも随分好印象になるのだろうなぁとは考えます。しかしこのジオ風ニクスかっけー!

・新製品情報の関連は全部すっ飛ばして(えー

・スケール物はあとでゆっくり読むので

・いちばん気になってた


「Ma.K in SF3D」の記事です。先月号の巻末予告に突然記され、横山宏ウェブサイトにも何の情報も出ていなかった(よねー?)のでイッタイナニガオコッテイルノカ期待と不安がいろいろ混じるものでしたが…

いや1985年12月号の「NEWファイアボール VS ワンオブプルートゥ」の記事以来25年ぶりにHJにSF3D載ってますよすげー!あの巨人のユニフォーム着た横山センセ(どうみても江川卓)がGAAANとしているイラストに「新しい企画で再登場するまでの ほんのわずかの間の予定です」と書かれてはや四半世紀だ。いや長かった…

ひょっとしてMG誌から移籍するんじゃあるまいかなどと下種に勘繰ったりしたものですが、結論から言うと今回の記事はMAX渡辺によるハセガワのルナダイバー、WAVEのSAFS作例に加えて横山宏との対談、今後HJ誌ではこのシリーズをタブー視せずに横山宏監修・MAX渡辺プロデュースという形で連載記事を掲載していく…とのことでした。ですからまあ「立体」と「文章」と「写真」によるあの、SF3Dなのかと言われれば少なくとも今回はそうではないし、そちらは従来どおりMG誌でってことになるんですかね?MGまだ見てないんですけど少なくとも変な遺恨に囚われずにごくフツーに模型雑誌とプラモデルの関係になるんで、それはそれで普通に良いことなんじゃないかなと、思いました。MAX渡辺の記事本文が思い入れたっぷりに書かれているのは古株としては面白いのですが、最近の若い人は却ってヒクんじゃないかと危惧しましたが(苦笑)

しかし昔日「SF3D」といえばブツを撮影してビデオに出力してそれを更に撮影してノイズ走らせた「モニター画像」がそりゃもう格好良かったものですが、21世紀の現在イマドキ、そんな低性能機材積んでる兵器ってないでしょうねぇ…

とりとめないですが、そんな感じで。

あわせて読みたい