ミニアート「1/35 イタリア戦車兵セット(5体入り)」

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当ブログでミニアート社の製品を紹介するのは初めてかと思われます。ウクライナ製のインジェクションキットです。

ウクライナ製の1/35インジェクションフィギュアとしては度々紹介しているマスターボックスとならんでメジャーなアイテム。マスターボックス製品が一瞬の間を切り取った単独で躍動感をもつスタイルなのに対して、ミニアートの製品群は自然なポージングで汎用性を持つ、他メーカーの車両キットとも親和性の高いフィギュアのような印象です。(あくまで、印象です)

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北アフリカ戦線と思しきスタイルで造型された5人のセットです、なお作成・解説にあたってはイカロス出版刊「イタリア軍入門1939~1945」を参考にしました。

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キットはランナー2枚に分かれた構成で、別刷りでパーツリストが一枚付属します。メモ用紙程度のサイズですが、これは嬉しい配慮。

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いかにもなベテランから明らかに若造なヤツまではっきり分かる顔の造型はなかなかのもの。各々のヒゲのスタイルが個性的です。

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バンダリア(弾薬帯)の帯部と弾薬盒、革ヘルメット本体と帽垂れなど装備品は細かく分割されています。

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将校(?)が使用している革レギンスも力強い造型。

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フィギュアAは搭乗員用のツナギ服の上からレザーのハーフコート、防護ヘルメットを被った典型的なスタイルのイタリア戦車兵。

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フィギュアBはAと同じくレザーコート着用ですが、その下は将校服着用で舟形略帽を被っています。両手をポケットに入れた状態のインジェクションフィギュアはちょっと珍しい存在ですかね。

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フィギュアCは青色のM41型戦車搭乗員ツナギ服を着用。膝部分の地図用大型ポケットからは無造作に突っ込まれた手袋がハミ出しています。

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同じツナギ服でもひとつ前のタイプ、M40型を着用しているフィギュアD。イタリア戦車兵が多く用いているバンダリアは騎兵用の装具をそのまま使用したものです。

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同じくM40型のフィギュアE。レザーヘルメットはストラップまで別パーツ。5人中もっとも濃いヒゲの造型でなにかと頭部に視線が誘導されます。落ち着いた座り姿勢といい、これはちょっとお気に入りです。

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残念ながら手持ちの完成品にイタリア戦車が無かったんで面白味のない棒立ちで失礼。

組んでみた印象は若干パーティングラインが強いかな…といったところですが、プラの素材は切削し易いものだったのでさほどストレスを感じませんでした。むかしから第二次大戦のイタリア軍の戦車兵はフランス軍戦車兵と並んでどこかのんびりした、牧歌的な印象さえ受けるスタイルだよナーなどと思ってたものですが、思うに隣国の「敬礼の仕方に特徴がある、国を挙げてコスプレ軍団のひとたち」が、色んな意味で洗練され過ぎてたんだろうな…

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