メディコス「超像可動 バッファローマン 1P」

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メディコス超像シリーズのなかでも往年の週刊少年ジャンプキャラクターを多彩なギミックとメリハリの利いたアレンジで立体化する「超像可動」、今回はその中からバッフアローマンファースト版の紹介です。

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超像可動キン肉マンのシリーズはカラーリングを変えて2種類リリースされるのが定番となっていて、どれも1P版がアニメーション、2P版が原作コミックをイメージした塗装となっています。バッファローマンも例にもれず、人肌色の2P版に比べて赤みがかったカラーリングでTVアニメのイメージ。同シリーズではロビンマスクの違いが際立っていて、それに比べると微妙な差異なんですけど。

あ、ちなみにアニメもマンガもオリジナルはこんなにカッチョよくはなかったのであくまで「イメージ」の方向性で。クレームは受け付けない!悪魔だからね!!

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一寸魂STAGEを思わせるスタンドが付属で有り難いです。そーいやこの人スペイン出身とゆー設定がありましたな。

このスタンド9個接続させるとリングになるそうなんですけど、コーナーポストと三本ロープをどうするかは謎。

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アンドレ・ザ・ジャイアントをモチーフにしたと思しき巨漢のパワーファイター・バッファローマンは「七人の悪魔超人編」で悪魔超人のリーダーとして登場しました。最大の敵はまた最大の友であるのはお約束ですがまーこの人和解した後は折れた街灯に刺さって死んだり死後に首をはねられたりテリーマンに両腕が生えたりさらっと悪魔将軍配下で生き返ったりあっさり死んだりいつのまにかモンゴルマンとタッグ組んだり結局死んだりああもう、忙しいな!なんだかんだで「キン肉マンII世」の時代でも全然元気で生きてました。ドラゴンボール並みに人の生命が軽んじられるキン肉マン世界に、しかしドラゴンボールは無いのだった…

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うすらデカいキャラは大抵うすらバカなそれまでの 車田 ジャンプマンガにあって、冷静で理知的な巨漢という性格付けの人物像は新鮮だったと思います。「北斗の拳」のラオウに随分と先んじてましたな。

そいえばバッファローマンも大元は「キミが考えたカッコイイ超人を送ってくれ!」の読者投稿から生まれたキャラでしたな。生みの親は今頃どうされているのだろうか…

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「ウォーズマン理論」(笑)によって現代でも語り継がれる伝説的な「バッファローマンVSウォーズマン戦」に於いて、1200万パワー・スクリュードライバーでツノをへし折られた状態の頭部も付属します。このスタイルを覚えている方も多いことでしょう。「フィニッシュはキン肉バスターだ!!」とか言ってるころがいちばん楽しく原作を読めてた時期だったかも知れない。

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メディコスさんは偉いなぁと思ったのがこの「生まれ変わって正義超人になった!」ツルパgもといスキンヘッドがしっかり付属しているところ。この状態で悪魔将軍と戦うんだけど、よっぽど評判悪かったのかアッという間に敗北の上頭がぐにゃぐにゃ潰れて死亡、以後二度とこのスタイルを見ることはなかった…

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各部関節の可動範囲は広く、可動部分にも力強い筋肉表現が成されているのでどれだけポーズを変えても実に自然な印象を保ちます。保持力も十分でこの大きさならではの利点と言えるでしょうか。尚手足のサポーター(?)部は軟質素材で可動の妨げにもならず、他のフィギュアと絡ませても邪魔になりません(プロレス技前提のシリーズでは、割と大事なことかと)

というわけで、ちょっといろいろ技かけてみるテスト。

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ひとりキン肉バスター。

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ひとりパロスペシャル。

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ひとり吊り天井固めちげーよバカ!ひとりロングホーントレインだよ!!

うわー、なんか小学校の休み時間がよみがえってくるようですよ良い意味でも悪い意味でも…

今になって思うとパロスペシャルってナニがすごい技なんだか全然判らないよね^^

キン肉バスターもね…「6を9に変える」とかね、もうね…

ところでバッファローマンと言えば忘れちゃいけないのが最大の必殺技「ハリケーンミキサー」である!あの技ならひとりでもカッコよく再現できる!ハズ!!

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「ただ走ってる人」にしかならなかった(´・ω・`)

ファミコン版の「キン肉マン超人タッグトーナメント」ではそこそこ強力な飛び道具だったハリケーンミキサーも、再現性に於いては比較的地味である。当時アニメを制作していたスタッフもその辺わかっていたようで、バッファローマン初登場の回は「ハリケーンミサイル」なる、違う技を披露していた。

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ぐるぐる回って飛んでいくとゆーのはあまりに評判が悪かったのか、以後二度とこの技を見ることは無かった…

ちなみにこの辺の記述は全部自分の記憶頼みで書いてるんで、多分いろいろ間違ってます。忘れてることも多いでしょう。例えば製品パッケージに書いてある「超人十字架落とし」なんて必殺技は全然記憶にございません。でもね、こーゆーことは調べない方が却って楽しいの!ゆでたまご先生もきっとそうだったと思うの!!じゃなきゃあんなに(規制)

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繰り返しになりますけれど本製品は非常にアレンジの効いたマッシブな造型となっています。原作マンガもアニメーションも、ここまで格好良くはなかった。どっちかと言うと「北斗の拳」みたいなビルダー体形を、ここは活かしてポージングしてみると妙に似合う。

変なスイッチが入る。

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スキンヘッドでガチムチでハードでマチズモな

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BGMには「ムキムキマン体操」とか「ヤングマン」が似合いそうな

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アッーでやらないか。なガンプラではない方のHGなひと向けアイテムとして

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スモササイズ的にハッテンする方向って…

そんなバッファローマンはイヤです(;´Д`)

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