前置き。
さて、これは先日記事にした「究極の鉄道模型展」で撮影して来た一枚、客車内の人物を窓辺に映るシルエットとして平面的に表現したものです。一般的な手法でしたらまず車内のインテリアを作り窓を透明素材にし、かろうじてそこから人物が見えるような造型が指向されそうなものですが、ここではあえて人物を窓の外に、二次元的に造型することで却って見る者への印象を強めている。大胆な省略と記号性に依拠した抽象的な表現は実にスタイリッシュで、日ごろ1/35スケールの人体や装備品の精密度合いばかり見ていた自分にとってはなかなか新鮮な体験でした。
新鮮?
いやまて。俺はこれとよく似たものを、つい最近目にしたことがあるぞ。
それもかなり自分が親しんでいる領域で。
そうだよこれペラモデルだよ!!