大日本絵画「モデルグラフィックス 2012/6」

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表紙を見て声を挙げて驚いたひとも多いかと思われます、なモデルグラフィックス今月号は先ごろ久々に再生産された銀河漂流バイファム特集。MGお得意のBack to 過去な記事で、ノスタルジックなフューチャー感満載です。

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この当時をリアルタイムで体験していた人にとってはいろいろと感慨深いものがあるかと思います。主題歌シングルレコード(EPですよEP)のジャケットイラストがただのトグルスイッチである、それだけで実に眩しかった時代ですねい。

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バンダイのキット作例は4点の記事が掲載されています。傑作と名高い1/100バイファムは同スケールのトゥランファムとともにスリングパニアー装備で紹介、独特のデザインと強烈なキャラクター性が現在でも十分通用するARV(アストロゲーター・ラウンド・バーニアン)からは1/100ウグと1/144ジャーゴ(製品名はレコンタイプ)。再販からしばらく経って一部の製品はまず見かけない現状(ディルファムなんて文字通り秒殺でしたな)ですけれど、今回取り上げられてるキットならば現状でも入手は可能なものかと。

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特にNAOKI氏による1/100ウグなどは「ウグってこんなに格好良かったっけ!?」と驚くほどのクオリティです。バイファムシリーズは各関節にポリキャップを標準装備して従来のバンダイプラとは比較にならないほどの可動を見せた製品なのですがそれでも各関節の可動範囲には限界があり、当時のキットの素組みではARV特有の有機的なデザインラインの魅力を活かせていたとは言い難いものでした。が、そのあたりの不満をこの21世紀になって漸く解消できたようなそんな気分に浸れます。

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今回の再販からは漏れましたが1/24ウェアパペット・オールオーバーを一部利用したフルスクラッチのパぺットファイターは今回特集いちばんの見どころかも知れません。80年代のサンライズロボットアニメが様々に模索していた「リアル」の方向性を、現代のセンスでレストアするような記事です。この手の作例は写真の撮り方も含めてMGの得意とする分野ですね。

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F1マシンをデザインベースにした宇宙戦闘機である「パペットファイター」を製作するのにフジミのフェラーリとハセガワのF-104を芯に使ってるんだから小洒落てますわな。ラウンドバーニアンの方でもこんな感じで宇宙機然とした作例を見たかった…と思うのはまあ、欲か。

あとはこの手の記事ではいつものようにいつもの対談がいつものノリでいつものボリュームを占めています。いつも思うんだけど年寄りにとっては色々面白い話が、しかし若年層には楽しいのかな。いつもちょっと不安になる(w

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特集以外のキャラ・スケール各ジャンルの記事も盛況です。個人的に目に留まったのはエブロ初のインジェクション、ロータスタイプ72C、ズベズダ製1/350英国海軍戦艦ドレッドノート(ポントスモデル社製エッチングパーツをふんだんに使用した美しい作例)、もうじき発売ピットロード87式自走高射機関砲などの記事でしょうか。フジミのデトマソパンテーラが完成写真しか載ってないのも違う意味で気になるんですけど

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変わったところではNHK朝の連続TVドラマ「梅ちゃん先生」オープニングで使用されている、山本高樹氏製作「梅ちゃん先生の町」ディオラマが掲載されています。テレビでは映らないような部分までしっかりと作り込まれた情景模型の魅力、良いものです。

モデルグラフックス2012年6月号、好評発売中です。フフフ フフ~ン、バ~イファ~ム♪(鼻歌でしか歌えない)

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