小池繁夫 アートポスター 取扱開始

2017年8月、画像データを更新いたしました

小池繁夫さんのアートポスターの取扱がようやく開始となりました。当初の6月予定からのびまして申し訳ございません。今回の取扱は富士重工カレンダー、FLYOVER、FLYING COLOR 2、FLYING COLOR 3から合計30点をセレクトしてあります。模型業界にいると小池繁夫さんといえばプラモデルのボックスアートというイメージもありますが何といっても航空機イラストレーターの第一人者であります。ボックスアートですと商品にならない限り小池さんの絵は見られませんが複葉機、旅客機など盛りだくさんの内容になっております。今回、取扱を開始するにあたってあらためて小池さんのプロフィールを紹介したいと思います。ご紹介にあたり小池さんに取材させていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。



小池繁夫 こどものころ、そしてそれから

1947年新潟県生まれ。ごく普通のこどもだったと思っている。ただ子供時代の写真にはライトプレーンと一緒の写真が多い。ライトプレーンって、ほらゴム動力で飛ばすやつ。小学校5年のころからプラモデルを作るようになった。中学生にはUコンに夢中になって、高校生の時にはRCで遊んだ。その頃、ラジコンってものすごーく高価だったから必死に親に頼んだな。OSのシングルを買ってもらって。思い起こせばいつもそばに飛行機があったな。



ごく普通のこどもだったと思っている。ただ子供時代の写真にはライトプレーンと一緒の写真が多い。ライトプレーンって、ほらゴム動力で飛ばすやつ。小学校5年のころからプラモデルを作るようになった。中学生にはUコンに夢中になって、高校生の時にはRCで遊んだ。その頃、ラジコンってものすごーく高価だったから必死に親に頼んだな。OSのシングルを買ってもらって。思い起こせばいつもそばに飛行機があったな。



絵は子供のころから褒めてもらっていたけど、将来絵描きになるなんてぜんぜん思わなかったな。高校の頃、アメリカから色んなイラストががやって来て、すごくかっこ良く感じてね、イラスト描きたいと思ったんだ。高校卒業して東京のデザインスクールに入った、1965年だったかな。でも学校にはあまり行かなくなった。プロのイラストレーターがやってるデザイン事務所でアルバイトをやるようになったんだ。アルバイトで入って、卒業後正式に雇われ助手になった。



デザインスクールを卒業して4年後、独立したんだ。フリーになってデザインとイラストの両方やってた。何でも描いたし、仕事はたくさんあったから忙しかった。昼夜逆転の不健康な生活が半年くらい続いたかな、旅行中に吐血したんだ。旅先で医者に行ったらすぐ戻って入院するように言われた。結核だったんだ。2年くらい療養所に居たよ。なんとか治って療養所を出て、結婚したのが1972年、25歳だった。



最初の飛行機関連の仕事は第一回日本航空宇宙ショーのポスター用イラストだった。その仕事が何回か続いた後、そのつながりで『翼』という雑誌に数年間ピンナップを描いた。それを見た富士重工がカレンダーの依頼をしてきたんだ。以来36年かな?こんなに続くなんて思っていなかった



同じ頃、ハセガワに売り込みに行った。描きためた飛行機のイラストを持ってね。じゃあ描いて下さいって受けたのがF-15のプロトタイプのボックスアート、ウィングがオレンジ色のヤツ、1/72スケールで今は絶版のヤツ。 ハセガワの仕事は飛行機、戦車、艦船、ヨット、依頼されるものは何でも描いた。プラモデルのパッケージだったし、プラモデルは好きだったから楽しかった。ハセガワは内容について特に注文をつけなかったのでかっこうよく見えるように心掛けた。ただ劇画タッチ、戦争画タッチは嫌いだったし、そうは描けなかった。それがかえって当時は目立って良かったのかも。



富士重工のカレンダーとハセガワのパッケージのイラストをまとめた作品集『フライオーバー』が1991年に出版され、その後『フライングカラーズ』『 フライングカラーズ 2』『フライングカラーズ 3』が刊行され、そのたびに区切りがついたみたいに見えるけどいつも興味はこれから何を描こうかなって思ってしまう。 ろくに営業もせずにこの稼業が続けられたのは運が良かった。本来の意味で僕は画家ではなくイラストレーターだし、アーティストじゃなく職人と呼ばれたいと思っている。あと10年はイラストレーターを続けたいな、なんとか続けられるかな。



絵を見てくれた人の反応を知りたいと思う。新たな作風にチャレンジしたいし、ずっと飛行機を描き続けるよ。飛んでる飛行機はきれいで描いてて楽しい。富士重工のカレンダーは絵としてもっともっと描き込めるけどスーパーリアリズムになってしまうし、スーパーリアリズムの絵って描いてて面白くないし、眺めてもすぐあきてしまう。飛んでる飛行機が描きたいし、感情移入ができないと描いててもつまんないし、つまんない絵になってしまう。いつも見ている人が長く楽しめる絵にしたいんだ。

今回紹介したアートポスターはこちらからご購入いただけます

小池繁夫アートプリント

また、2016年05月に発売となった『小池繁夫』の航空イラストレーションも販売中です。

B4 全128ページ 計60点を収録

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