文林堂「ミリタリーユニフォーム大図鑑」

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この分野ではおなじみのイラストレーター、坂本明氏による世界各国の軍服・服飾について詳しい解説が成された図鑑です。

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時代的には第二次世界大戦から現代までの主要各国を陸海空とジャンル別に、また巻末には特に中国軍(人民解放軍ならびに中華民国軍)に関する独立した一章が割かれています。全頁オールカラー、キャプションも多く読み応えのある内容ですね。軍装品コレクションのみならず模型制作やコスプレ着用のためのガイドともなるものでしょう。


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馬にコスプレさせる時にも役立ちます!

……日本でも最近はリエナクターの方が増えているそうですが、さすがに馬に軍装させるひとはそんなに多くないでしょうねぇ。

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ひとつひとつのポーチや小物類もただなんとなくぶら下げられているわけではなく、それぞれの配置が持つ意味や働きを知ってこそ、フィギュア製作にも軍装着用にも実感を持たせることが出来るでしょう。

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特にこれから先、夏のイベントで艦娘さんたちにキャッキャウフフされたい提督諸卿ならば是非、この正衣正袴の正装着用ならば並み居る周囲の第二種軍装さんたちを大幅に引き離してモテモテ間違い無しです!絵に描いたように「提督」然とした姿で勲一等旭日大綬章が俺にもっと輝けとささやいている。

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冗談はさておき(冗談なのか)現用アメリカ軍装備の詳しい解説はありがたいものです。タミヤのエイブラムスTUSK1/2付属のフィギュアがたしかこのマウンテッド・ソルジャー・システムを着用していましたが、陸軍や海兵隊の先進的な個人戦闘システムについてのイラスト・解説も多く、レジンキットも含めて現用米軍アイテムを製作する際手元に供えておけばいろいろと安心できることでしょう。

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実際、先日マスターボックスのイギリス空軍パイロットをレビューした際には一部接着部位の不明慮だったパーツの処置に、この本が大いに役立ちました。

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イラストのみならず実際の人物が着用している資料写真も多く掲載されています。引用元は多くが公式の広報資料のようで綺麗どころも何人かおられて嬉しい(^^

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こちらの男女二人はやはり公式宣材と思しきフランス陸軍将校なのですが、漠然と思い描いている「フランス軍」のイメージよりもずっとエキゾチックで驚かされます。現代アメリカ軍の人種構成はしばしば話題になりますが、現代西欧諸国の軍隊はもっと多様なのかも知れませんね。(単にラテン系な男女だって話かも知れんが)

時代や地域の様々なミリタリーユニフォームには、それぞれの時代性や地域性を反映する様々な性質が備わっています。あらためてそれを再確認するとともに、やはりコレクションや模型、コスプレ着用など様々な趣味の方向性で参照が可能な、有意義な資料書籍といえましょう。

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近所の有志を募って「地元の自警団」を編成したい向きにもマジオススメ。

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