東京ホビーショー 2013(その2)
本日9月17日はイベント2日目が開催されています。写真は昨日撮ってきたものの続き。
造形村のメイン展示は新作1/32雷電でした。考えてみれば「戦場のヴァルキュリア」エーデルワイス号も架空戦車とはいえ同じ内部構造再現のコンセプト。価格等はまだ発表されていませんが、メーカーとしては従来の造形村・ボークス製品(例えばファイブスターなども含めての)と同じような価格帯・購買層を考えている…というような話を伺いましたた。
ラジコン関係は疎いと書きましたが各メーカーブースは盛況です。京商ブースは広い面積で様々なアイテムを提示して、スロットカーを熱心に眺めているお子様が実に印象的でした。動く模型はプリミティブに楽しいものですね。
スマートフォンやタブレットPCを用いたラジコン操作はいろんなところでPRされてたように思います。すげえ未来っぽいなあ。
これは京商が入れてるカナダ製の「ZEN WHEELS」。チョロQサイズのマシンをスマホでコントロールする可搬性の高いRCカーです。
4枚羽根のクアッドローターヘリコプターも各社から各種いろいろ出てますが、コントローラーをタブレットにすることで多彩なアクションを実現したエアロドローン2.0はGPS信号を検知しあらかじめタブレット上でマップデータと照合させることでプリセットプログラムによるオートパイロット化を可能とするってなんかもー軍事利用できそうだなコレ……
こっちはもっと軍事転用できそうなセキドのS800EVO。6基のローターで自由に飛翔する「カメラのついたラジコンヘリ」ではなく「安定化された無人撮影機材」です。軍事に転用するにはもっと頑健でなくては…などと本職の人は思われるかもしれません。がしかしお値段30万強って軍事予算ですよ!家が建ちますよ!!
開場そうそう入り口で配られてたスルガ銀行の「RC購入プラン」ローンの広告チラシにラジコンって恐ろしい世界だなあと、今更ながら思わざるを得ない……
CCPの走る寿司もいろいろ独特な世界であります。以前アオシマが出してた「寿司Q」と非常に近しい物を感じますが、電子化が進んで自在にコントロールできるようになった反面、乱獲の続く水産資源保護の観点からにぎり自体は小型化されています。まさに寿司のデフレ化と言うやつです。
ガチャのカプセルから寿司という製品構成には100円入れたら出てくるネオサイタマの自動スシ提供マシーンを連想させるニンジャヘッズ脳!
マルイの新作タボール21はまず電動ガンボーイズ枠で始動します。例のサバゲ―アニメはどこまで影響してるんでしょうね?
18歳以上向け次世代電動ガンではシールズ・チーム6がビンラディン襲撃作戦に使用したHK416デブグルカスタム。トイガンの特殊部隊指向はどんどん先鋭化されていて、エリート部隊しか持てない様な銃がどんどん玩具化されているのは冷静に考えるとフシギ。
でも「第三世界の独裁者プレイ」や「頼みもしないのにどこでも現れるお節介な聖戦士ごっこ」するための銃もちゃんと有る。この身の好みに合わせたスタイルでサバイバルしましょー。
かつてマルイが先鞭をつけた1/24のラジコンタンク、こちらは現在ハイテック・マルチプレックスジャパンからリリースされている製品です。
T-72があるのがいいですねー、オブイェークト(胸にTの字を切る)
サイズは大きめながらも比較的求め易い価格、前進後退左右旋回、砲塔回転上下動作に電飾内蔵と盛り沢山な製品内容。
赤外線による交戦ギミックも搭載されていて、ブースではフィールドを組んでの対戦プレイが大人も子供も大盛り上がりでした。
砲塔は透明素材の上から塗装されているようで、被弾すると内部で発火イメージの電飾が点滅するだけでなく、シルエットを崩さないまま命中判定装置を組み込むことにも成功しています。模型的に外せないポイントです。
まー実際に対戦するとすぐに「押し相撲」みたいになっちゃうのはしゃーないw
何気にひょいと置かれていたプラウダ高校仕様のKV-2は雑誌作例用に野本憲一氏がリペイントしたものです。
こちらのブースではミリタリズム満載のRCヘリも並んでいておれによし。
おねーさんがせくしーなのはもっとよし!
上手く乗せられてる気がするが乗せられて何が悪いか。いやむしろ大事なところです。
ラジコン関係のブースってなにかと華やかでねー。モーターショーの空気を引っ張ってる面もあるのかな。
Q:急に歌いだした?
A:急や。
レポートの方も急に終わる。それではみなさまおつかれさまでした。ああ、次は10月だ……