海洋堂「リボルテックタケヤ 目玉おやじ 」
海洋堂リボルテックタケヤ・ゲゲゲの鬼太郎シリーズより「目玉おやじ」の紹介です。「の」は付かないのか。
やはり目玉の存在感、眼力というのは大きいもので、視線恐怖症の方には到底オススメできませぬ。
鬼太郎と比べても更に頭部(頭部!?)のバランスが大きいのでちょっと自立は無理そうです。しかし目を閉じればいまでもかん高い声で「オイ、鬼太郎!」と呼びかける田の中勇氏の軽妙な演技がよみがえる……いくら主題歌で「オバケは死なない、病気もなんにもない」と歌われても、人間の方はそうもいかないのが世の摂理ですね(合掌)
人骨を模したベースが付属します。ちょろっと出ている何か赤いものはミミズかな?
ベースを用いればこのように目出度く立ち上がります。劇画のタッチを再現した虹彩部分の模様がなかなかに秀逸な印象。
オバケには医療保険も健康診断もないのでこの通りメタボリックシンドロームなお腹周りに!生活習慣の改善を心がけましょう。
背面にはベースと本体を結合する支柱の取り付け穴が存在し、尻の造型はなかなかにキュートなもの。そうそう言い忘れてましたけど、この目玉おやじってリボルテック初の全裸でマッパでフルヌード製品なんですよ!大事なことなんで三通りで言いましたよ!クイーンズブレイドなんて目じゃないほどの肌色具合!
むなしい(・_・)
表情が無い代わりに交換用の眼パーツが二種類付属します。中空パーツとなっている頭部(いや眼部だろJK)の虹彩部分を入れ替えるかたちで対応、これは「リアル」タイプ。
クリアーパーツを利用した二重構造で角膜を再現。ドールアイとして使うにはいささか大きすぎますが、オブジェ的な何かには使えそうな気がする。現代美術とか(迂闊にこんなことを書くと現代美術のひとたちにものすごく叱られそうなヨカン)
「涙」タイプもやはりクリアーパーツを使用していますが、虹彩部分は劇画調です。ところでパーツを交換する際には指で瞳孔部分をぐいぐい押し込む必要がある訳ですが、ちょいと寒気がする行為で((((;゚Д゚))))
稀に勘違いしている方もおられるようですが、涙は目から出ているのではなく目に隣接して存在する「涙腺」から生じるものです。よってこの眼球(と疑似人体的な体躯)のみで存在する目玉おやじが垂れ流している液体は決して涙などではなく、単に眼球内部の硝子体が溶解しているだけではないだろうか?妖怪だけにって私生活で頻繁にドヤ顔めいた言動を繰り返すと大抵嫌われますよ?ああ人間社会は辛いなあ。
本製品いちばんの付属品であるところの「茶碗」
入浴シーンを再現!わーせくしー(棒)そんで後で気がついたんですけど手拭い持つ手は右手のオプションパーツでした。あんま関係ないか…
スケール感が全然違うので鬼太郎と並べるとおやじの威厳がこの上ないです。こーゆーのは原作でもアニメでも見かけない構図か。
ゲゲゲの鬼太郎には「毛目玉」って妖怪がいたよなーとか思いつつ、座った姿勢もなかなかにそれらしい。ほぼ実物大(実物…?)のサイズなので、日常風景にごく普通に溶け込みそうではあり…
※やたらと古いケータイですが、いま現在使用している物ではありません。プライバシー保護の観点から言えば自分の携帯電話画像をWebに上げたりするものじゃないよな
つまりこんな具合です。ある種のトランスフォーマーと似た楽しみ方か。調布市深大寺境内の「鬼太郎茶屋」に持ち込んだりとかどうなんでしょう?いや、お店やお客さんにご迷惑かかりそうなんで特に推奨はいたしませんが(^^;