芸文社「プラモデルカタログ 2012 w/輸入モデル版」

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毎年定期的に刊行されているジャンル総合的なプラモデルカタログです。

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2012と銘打たれていますが発売は今年の2月、むしろ2011年までの製品をラインナップしたものと考えた方が落ち着くことは確かです。タミヤのMMだとNo.323のM51スーパーシャーマンまでが掲載されています。

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バンダイのHGUCで言えばゼー・ズールやドラッツェが出た時分のタイミング。カタログの性格上一度カタチになると日々データが古びていくのは仕方がないところではありますが、データベースとして使うならデータの新しさよりはベースの確実さを求めるべきなのかな?

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こういった物は毎年定期的に出し続けていくことに意味があると思うのですが、長く続くほどにマンネリ化していくのもまた確か。それを避けるためにも年々作例記事の占めるページ数やちからの入れ具合が増加しているように見受けられます。

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派手な改造や大掛かりな情景ではなくストレート且つ丁寧な作業で組み立てられた作例は、まるで模型店のショーウインドーを飾る見本のようです。さしずめこのカタログ自体が「紙媒体で出来たひとつの模型店」なのかも知れません。そういう観点で読んでみると取り扱いメーカーや工具類のラインナップにある種の「クセ」が見えるのもお店の個性と言えないこともないのか…

いえね、この本の一番の機能が通信販売のガイドブックだってえことは重々承知しているのですが、その点はちょっとふれ難いのでまーいろいろ。

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見もの読みものとしては国内メーカーより分冊されてる海外メーカー編の方がいろいろ変わったモンが並んでて面白いですね。エースモデルのラインナップなんてスケールアビエーション誌がロシア機特集でもやらない限り、これだけまとまってる物が見られるのは余程の専門店でも難しいんじゃないだろうか。

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東欧・ロシア圏のメーカーから相当数のアイテムが販売されている1/72スケールのヒストリカルアイテムも、まず一般の店頭や模型雑誌では見られないほどの種類で掲載されています。フォルクス・シュトルムとアッシリアの攻城塔が同列に並んでいるとはなんというワンダフル空間。そのむかし「ギャラリー・フェイク」ってマンガで…なんだっけな無関係なものでも展示することで関係性を構築して…だかなんだか、そんな話があったな。

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アジア圏を中心に新進メーカーも続々登場している今日この頃、小さなメーカーでは自前のカタログ出していないところもありますから、ラインナップを知る上でも製品のサンプルを見るためにも、紙媒体の総合カタログが必要とされる場面も多かろうと考えます。

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以前は見なかったような気もするマスコットキャラの「プラ娘」さん三人組の、そのうち一人がヘアスタイルといいコスチュームといい、どう見ても南原ちづるなのは…なにか隠された意味が!?(ないと思います)

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