Meng Model「1/35 Vskfz617 ミーネンロイマー」(その1)
今回から短期集中連載的にMENGモデル製ドイツ軍アイテム第一弾、異形の地雷処理戦車ミーネンロイマーのキットを採り上げて行きます。なお、今回搬入過程で外箱にダメージを受けた(中身は問題ナッシング)なアウトレット品を用いてますのでパッケージが紹介できません、あしからずご了承ください。
特徴的なボディと砲塔はスライド金型を使用しています。あのヘンチクリンなボディがわずか2パーツで形になるとはびっくり。
地雷の爆風避けにV字型を成している底面を中心に溶接痕モールドが施されています。
一号戦車A型のものがそのまま利用されている砲塔部、リベット関係も綺麗なものです。
前部地雷処理ローラーを形作るAランナーは2枚入り。
AFV関係とは思えないほど「異形」の部品が並んでいますが
この通りドイツ軍戦車特有のDNAはちゃんと流れているのでした。
後部地雷処理ローラーを中心としたBパーツ。砲塔機銃などもここにあります。MG13…でしたっけ?ちと未確認のまま書いてしまう。
後部ローラーを作動させるチェーンと銅線が付属します。なお本車のマーキングは一切不明のため本キットにはデカールが付属していません。
本キット最大のセールスポイントである地雷処理ローラー部分のリンクと「シュー」は連結可動式です。
シューのパーツは内部に金属素材をインサートした成形がされていて重量感(いや感じゃなくて重量そのもの)たっぷりです。
ミーネンロイマーのキットとしては以前RPM社のものがリリースされていましたが、決して出来がよいとは言えないのものでした。それに比べれば今回のMENGモデル製品の組み立て易さはピックアップトラック(テクニカル)のキットでも周知されていることかと思われます。
本来ですとここから組み立てるところですがちとせわしない事情がありまして、製品内容を概観していただくためにインスト前ページを掲載して今回の更新と致します。普段やらないことですけれど。
※塗装パターンはジャーマングレー単色含めて4種紹介されていますが全て推定です。
とりあえず今回はキットの概要のみを提示してここまで。少ないパーツ数で簡単に形になりそう。見た目は間違いなく面白そうで組んでみるのが楽しみです。
本キットとは関係ないんですが、以前にリリースされていたRPMのミーネンロイマーをラジコン化したものが静岡の合同展示会に出展されていたのを思い出します。あれは素晴らしかった…。本製品もRC化できそうな分割なんですよねー、うむうむ。