PLUM SILPHEED UNBOX
1/100 SA-77 Silpheed The Lost Planet Version by P.M. Office A
Ghosts of the Past
残念なことに、シルフィードのゲームシリーズを知っている人はあまり多くはいない。シリーズコミュニティの小ささや、安定しないクオリティー、また限られた販売店の数などが理由にあたるであろう。後に、情報が広まり探している人にとっては少しばかり見つけやすい環境になった。
しかしながら、アーケードやホームポートの歴史家たちはゲームの内容をほとんど理解していなくても、その重要性は分かっているようだった。
第一に重要な理由としては、このゲームがアメリカではじめて英語化された日本のゲームの一つであることだ。アメリカ独自のゲームの発展が起こった黄金期に、ゼリアードやテグザーなどの日本のゲームを輸入していたシエラエンターテインメントを通じて翻訳が行われた。
Icebreakers
シエラの販売するゲームはオリジナルの日本版か翻訳されたアメリカ版かに関わらず、ゲーマーの求めているものを持っていた。シルフィードが販売開始された時、二世代目で最初のスペースシュータ―とも言われそうな勢いで有名になり、アメリカのゲーム市場を絶好のタイミングで捉えた。仮想グラフィック(1986年に3D ポリゴーナルグラフィックを使用したPC-88版の第三者視点の背景に使用されたのが起源)を使用したことによって人々の目に留まりやすくなり、並外れたゲームの中での音楽センスで当時のゲーム業界のハードルを押し上げた。すでに持ち合わせている基本的なシステムで、オリジナルの作品もメガCD版も、どちらもより高いレベルでゴールが設定された。
ゲームは日本でもアメリカでも大変有名になり、SEGAによってシルフィードラストプラネットという名でフルポリゴーナル版SEGA CDが販売されるほどとなった。
今日レビューを書いている作品は、このバージョンのゲームからきている。
私は普段、民族誌学についてここに書くことが多いのだが、このゲームの歴史に関しては、ジョン・スチェパニヤックとジャレッド・トンプソンの努力を伝えることが必須だと私は感じた。彼らの挫折や常陽事項についてはHardcoregaming101.netでさらに詳しく知ることができる。
http://www.hardcoregaming101.net/silpheed/silpheed1.htm
An unknown Quantity
Here’s an unusual thing… Dr. Robodaz is lost for words…
A rare thing. Therefore let us quickly move on the the unboxing of this tiny (at least I keep that tradition going) model by the equally tiny PLUM company.
これをデザインした人は彼らの技能、スペースクラフト、ゲームそのものをよく理解しているように思える。製造過程において限られた資料しか入手できないであろうに、ここまで巧妙な細かい仕事が出来るといことは素晴らしい。
Simplicity
もしかすると、私が愛してやまないロミュランウォーバード(私はこれの1/350スケールが出ることを日々祈っている)のシンプルさには及ばないが、見かけによらずシンプルでユニークなエルゴノミクスであるように感じる。
しかしながら、困難な点は必ずどこか複雑なパーツに隠れているはずだ。よし、何が出来上がるかさっそく作り始めてみよう。
Dr. Robodaz.
翻訳者: 渡嘉敷ゆうき