Vicカラーのポテンシャルをチェック! Part2筆塗り編
昨日に引き続き新生国産アクリル塗料の「Vicカラー」をテストしました様子や感想など紹介します。実はワタクシ、昨日のエアブラシはやっておりません。というのも、デモンストレーションを拝見していて納得しちゃったんですな。デモンストレーションの最中、エアブラシを使ったことがないというホビーリンクジャパンのスタッフさんにも参加してもらって、塗ってもらったりしたのですが、ほんとに初めて? ってぐらい普通に塗れていたということもスルーした要因。
で、ワタクシ的に気になるのが筆塗りでの扱いやすさです。アクリル塗料は物によっては筆塗りしにくかったりすることがあるので、やはり気になるのはそこ。エアブラシではVicカラーの方にお願いして実演していただきましたが、筆塗りはワタクシめが皆さんの代わりとなってテストしていきましたので紹介していきます!

使っている筆はタミヤ のモデリングブラシです。昨日のエアブラシ実験同様、サンプルのパーツにはVicカラーのプライマーを塗っています

しかしなんでコクピットの色を機体に塗ってるのかわかりません(後で気がついた)





使ってみた感想は、伸びもよく同じところをしつこく行ったり来たりと筆を動かしても筆目が出たりすることもありませんでした。多少乱暴に塗っても乾燥すると表面がなだらかになっていて、筆塗りになれていない方にも塗りやすい塗料だろうな〜という印象でした。それとアクリル塗料には塗ったらすぐに発色してほしい「隠蔽力至上主義」な方よりも筆で味を出したい方がマッチするかもしれません。下の色が少し透ける感覚で言うと、ウェザリングにも使えそうなんですよね、また、ぜひフィギュアもテストしてみたいと思いました。うまく塗れば、リアルフィギュアに皮膚感が出せるような? と、どんな表現ができるのか試してみたくなる、そんな気にさせる塗料です


全くの無臭で、洗浄や希釈も水道水というVicカラー。人体だけでなく環境にも優しいこの塗料は、ご家族がいる方など有機溶剤を使い難い(近所迷惑も含めて)住環境の方に最的です。いや、ほんとに良い(面白い)塗料ですよ。いろんな表現もできそうで可能性を感じます。
販売は8月下旬ごろとのこと。またその頃に今度はサンプルにチョコチョコではなく実践編としてリポートしたいと思います。フィギュアも塗ってみたいしね! ではみなさん良い週末を!また来週〜
