[ 「巨神」と書いてジャイアントと読みます ]
作品名 : 「巨神」と書いてジャイアントと読みます( nmkgさん )
▶︎ 使用キット: バンダイ スーパーミニプラ 巨神ゴーグ
「今年、放映40周年を迎える「巨神ゴーグ」の主役メカ、ゴーグです。
このゴーグは、かつて千値練が販売していたお高い完成品フィギュアをダウンサイジングのうえプラモデル化し、スーパーミニプラとしてバンダイがリリースしたものです。ガムが1個付属する程度で形ばかりではありますがいわゆる食玩ですので、部品を切り出したらパチパチと組んでガチャガチャ動かして遊ぶのが正しい楽しみ方なのでしょう。
ただ、この素晴らしいフォルムには無粋な合わせ目など似つかわしくない。やはり全塗装した姿を見たいというのがモデラーの性です。
しかしこのキットはガチで組もうとすると途端に牙を剥いてきます。各関節は引き出し機構などが多用されてかなりよく動くようになっていますが、多くが挟み込み構造でポリパーツなどの介在もなく全身プラです。そのため下手に接着剤を流すと旧キットの悲劇よろしく関節に回ってしまう可能性もあり注意を要します。関節が繋がったまま塗装せざるを得ないのも面倒ですが、全身がほぼ一色なのでマスキングが必要ないのはまぁ救いでしょうか。
また、全身の黒いラインは凹モールドですが、抜きの都合上、脛などで一部のモールドが消えています。これを掘って再生できるならそこまで大したこともないのですが、消えているのはモールドの土手にあたる部分で、しかもうねうねとした曲線なのです。曲がった凸モールドを作るのはとても面倒くさかったですが、まぁまぁ頑張りました。
塗装についてはあえてアニメのイメージから離れてメタリックに仕上げています。ゴーグの「重さ」と「古さ」を示す表現として、ギラギラしない金属感を目指しました。汚れやサビなどはゴーグのキャラクター性にそぐわない気がして加えませんでしたが、もしセンムが見たら何か言われそうな気がします(センム恐怖症)。
今回、撮影のために久しぶりに引っ張り出したら、関節が緩かったり固かったり、接着できないパーツがポロポロ外れたりで思ったようなポーズをとらせることができませんでした、せっかく元がよく動くキットなのに残念ながら硬いポーズが多いかと思いますがご容赦ください。」
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nmkgさん、投稿どうもありがとうございました!
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