[新部長のと比べて、どうでしょうか? ]
作品名 : 新部長のと比べて、どうでしょうか?(阿部工事部長さん )
▶︎ 使用キット: タミヤ 1/24 ポルシェ911ターボ





キットはタミヤの1/24ポルシェ911ターボです。
作りやすいキットではありますが、
何せ、かなり古いキットなのでパーツ分割が少なく、塗装の時にけっこうマスキングで塗り分けをする
キットです。
某芸人さんのプラモデル部のYouTubeで、新体制となり新部長がプロモデラーを目指すという企画で、桜井総統含め2名のプロモデラーに指南されてカーモデルを作るという、本人にとっては凄く羨ましくもあり、気の重い企画です。笑
私は桜井総統に教えてもらえるなんて、羨ましいなぁと思いつつ、逆に対抗心が勝手に生まれ、誰にも
教えてもらってない私の作ったポルシェと、どれくらい違うか試したくなり製作しました。
よく考えれば、比べようがないのですが…汗
しかし今回、桜井総統が出演するという事で、見てもらいたいなぁと思い投稿しました。
カーモデルの見せ所は、なんといっても光沢だと思います。
一般的というか王道な塗り方として、仕上げに鏡面になるようにサンディングして磨いて光沢を出すという工程になるので、サンディングする際に下地まで削らないように希釈の濃いクリヤーを吹いてクリヤー層を厚くするのが一般的な塗り方だと思います。
私も最初はそのようにエアブラシで塗装してたのですが、濃い塗料を吹くと砂吹きになって、ゆず肌が酷くなります。
中研ぎも必要になります。
表面はのちに研ぐので良いのですが、パネルラインのスジボリした箇所や細かいモールドに入り込んだ
ゆず肌(砂吹き)は研ぐ事が出来ないので、試行錯誤の末にあみだしたのが、
下地から希釈多めのシャバシャバの塗料で塗り重ねるやり方です。
塗料がシャバシャバだと表面張力でゆず肌になりずらいからです。
下地→ベース色→クリヤーを全てシャバシャバの塗料で塗り重ねると塗膜も薄くなって、ボディがシャー
プになるし、乾燥時間も早いので一石二鳥、三鳥です。
ただ、リスクも有ります。
塗料がシャバシャバなので垂れやすい。
塗料したての時は光沢があるが、乾燥すると艶が落ちるです。
垂れるのはハンドピースの先の王冠?が円すいで塗料が噴出されるやつじゃなくて、面で噴出されるハ
ンドピースを使用。
塗面との距離と手を動かすスピードを調整することで解決。
スキルが要るので、中〜上級者向けかもしれません。
塗装後の艶が落ちるのは、どっちみちサンディングしてコンパウンドで磨くので、艶は出てきます。
サンディングもゆず肌が酷いと低番手のヤスリで削るとこになります。
削りキズも深くなります。
キズが深いと、余計に削るので結果的に削り過ぎて下地まで削ってしまう。
私の塗り方だと、表面張力でわずかなゆず肌なので、高番手のヤスリから削れるので、削りキズも浅く
済みます。
なので、下地まで削るリスクが減るかなぁと思ってます。
とは言え、限度はありますので、削り過ぎには要注意です。
阿部工事部長 さん、投稿どうもありがとうございました!