千値練「1/16 S.A.F.S 宇宙タイプ ファイアボール アクションモデル スカル迷彩 Ver.」

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センチネル製マシーネンクリーガー(or SF3D)塗装済み完成品シリーズの第一弾となる製品です。

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1/16スケールの完成品としては以前MAXファクトリーからラプターと並んでファイアボールSG型が出てましたが(製品名はスネークボールと言いましたね)、ノーマルタイプ(初期型?)ファイアボールは今回がお初です。

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背面ロケットノズルが剥き出しの武骨さがこのタイプのファイアボールの魅力です。ネーミングの由来は敵弾が命中するとすぐ爆発するかららしいのでいろいろと大変。

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前後よりも側面を見せた方が「らしさ」はあるかな?ところでタモリ倶楽部なんかに時々出てくるタレント、堀部圭亮がアイドルやってた頃の芸名が「火野玉男」だったなあと、唐突に思い出した……うん、関係ないね全然(´・ω・`)

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マットホワイトをベースにグレイの迷彩塗装はボカシも入ったもの、細部にはコーションマーキングも施されています。

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ウェザリングされてないのは賛否分かれるかもしれませんが、マスプロで入れた汚しってあんまり「綺麗に汚れない」ものですから、これはこれでいいのかなーとも。パステルやピグメントなどでちょいたしするだけでずいぶん変わるんじゃないかな?もし本格的に再塗装からやり直したいという方には横山センセのホームページで詳しく解説されてますがまー腕前への自信と勇気が大事でしょうねえ。

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特徴的なガイコツ塗装はちょっとホラー映画「スクリーミング」風味。

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ボックス扉部分に印刷されている塗装カードの解説によりますとこの機体は「第241戦隊S中隊“グール・スケルトン”ダニー・ネールセン軍曹機」であります。ふむふむ。

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でも、たぶんこのひとはダニー・ネールセン軍曹ではないんでしょうね…

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マシーネンフィギュアと言えばこのひと、林浩己氏原型製作によるものです。おしりのシワまでせくしーだぜ。

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ここ数年でMa.K界隈って女体度がずいぶん高まったように思いますが、それに比例するかのようにMa.Kを取り巻く雰囲気もずいぶん陽気な、明るいものになったように思います。一時期MG誌掲載のフォトストーリーって陰気な中間管理職が爆死して果てるよーなのばっかりでしたんで、実に結構なことです。

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ヘルメット被って手足の無い人体は変なシュミの為にある訳ではなく

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ボディシェルに収めてハッチオープンで魅せるためです。「宇宙空間なのにツナギの胸元開いてるって変じゃね?」などと思われるかもしれませんが、むしろそこが大事なんです。チラリズムは正義。

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ボディシェル全開は本製品最大のギミック!…とはいえMAX版でもやってたワザではあり。

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やっぱり「美女と野獣」を気取るのが正解かな?アップルシードのデュナンとブリィちゃん的な何かで。

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千値練のいつものアクションベースが付属します。外箱には切り抜いてベースに差し込むための月面クレーターをイメージしたイラストも有り。ファイアボール自体のウェイトは軽いんですが、ベースに展示する際には支持架のネジ止めキツめにしといた方が良さそう。

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まーせっかくの「アクションモデル」なんでただ飾っておくだけじゃなく、ガシガシ動かして遊ぶのがいいと思うよ!

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ちなみに右腕マニピュレーターは握り手/平手がコンパチです。だからってこのポーズは無いと思います(´・ω・`)

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オリジナルの作例やバンデシネでも、あんまり派手なポーズをとることが少ない機体ではあり…

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ストーリーの記述を見てると月面での移動もカエル跳び前進が基本で特に歩いたり走ったりはしないらしいのですが。

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あんまり「設定」や「公式」に拘らずにフォルムそのものを楽しめばよいのかもしれません。そこから何か新しい遊び、楽しみ方の方向性が見えてくるかも知れないのです。

ウルトラゾーンの「怪獣漫才」みたいに。

…え、ダメ?

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などとお笑いで済ませようかと思ったけれど、ものは試しで照明落として撮影したりモノクロ化したりでいじってみたら急にオッカナイものに。漆黒の宇宙空間や満足に陽も差さない月面でこそ真価を発揮する迷彩塗装なのかも知れません…

そう、例えばガンダムで言うところのザクレロ的な何かだ。

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