唯一のウィークポイントが解消パーツで変わるオススメ度
今日オススメするのがハセガワの「1/72 F-15J イーグル 小松スペシャル 2018 w/ハイディテール ノズルパーツ」です。
F-15といえば、それこそ把握できないほどのキットが製品化されています。中には再現性の高いもの、つまり精密感の塊みたいなものもあるんだけど、ワタクシが好きなのはハセガワのイーグル。スケールとディテールの「解像度」が丁度いい。1/48スケールとか大きなスケールになると変わると思うんだけど。そんな好きなハセガワでも、特にJ型では作るのためらっちゃう部分があるんですよねぇ
それがノズルです。ディテールを再現するためなのはわかるんですけど、アイリス板が5つのパーツを繋げて丸くしなはれとか、綺麗に作れる気がしない。やればできるんでしょうけど、パーツを見ると腰が引けるわけですよ。
主翼と胴体の合わせとか、いかにも隙間が空きそうなのにピタッて感じですごくイイ。機体とは別パーツに機首も結構ピッチリと上手く収まります。機体の筋彫り加減とかの塩梅も好みだし言う事ないんですよね。そう、ノズル以外。だからこそ「なんでや〜、なんでノズルがバラバラなんや〜」と叫びたい。
それがですよ、このキットには超絶ノズルがついてくる。しかも3Dプリンターでワンピースパーツ。なので切り出すだけで組み立てる必要なし! 見てこの出来、すごくないっすか? あーもう死角なくなっちゃった、完璧だよこのパッケージング。ワタクシ的には100点満点です。
「うおっ、結構イイ値段するな! ボーイングか?ボーイングにたんまり払っちゃったのか?」と思ったけど、ノズル代でした。と言うわけで、通常の製品よりも若干お高い。だけど、個人的には納得です。唯一のウィークポイントが最高の形で解決していてキットの完成度が飛躍的に高くなった。コクピットに超絶パーツを仕込むより何十倍も効果的だね。と言うわけで、ワタクシもキットをゲットしちゃったわけですが、できれば通常のカラーリングVer.がよか…ゴニョゴニョ