究極リアルなキャラクターモデル!?

土日に海の日を含めた3連休、みなさんいかがお過ごしだったでしょうか? ワタクシはと言いますと家から出ずの模型ざんまい。なにが完成するでもなくグダグダと過ごしておりました。で、模型を作りながらふと、「究極のリアルなキャラクターモデルってなんだろう?」なんて考えちゃったんですよね。模型作ってる時ってボーツとしてる時もままあって、まぁ、くだらないこと考えてたりするわけです。今回はそんな「模型トリップ」時の戯言回想録なのです。



妄想の結論、究極のキャラクターモデルはコレ。そう、ハセガワの「エリア88」シリーズ。中でもセイレーンのF-104Gは最高です。1/48スケールのF-104はハセガワの中でも名作中の名作。そりゃそうです。他の機体ならいざ知らず、社屋の屋上に実機まであるとなれば、この機体だけはどうあっても他社には負けられない!?そんな気迫すら感じる仕上がり。同シリーズの中でも群を抜いた出来なのです(クルーセイダーもかなりいいですけど)。



▲パネルラインはハセガワらしい繊細なスジボリモールド


▲デカールは機体各部の注意書き(コーションマーク)も付属。
なぜか西ドイツのマーキングも!?




▲細部も精密!


アイリスのシート入れると究極度がアップします。
別売ですがこのパーツはかなりオススメ!



「最強のロボットはドラえもん」的(いや、ドラミちゃん?)な頭の悪さと卑怯さはあるものの、まぁワタクシがエリパチファンなのでと言うのがおおきい理由。このキット、残念ながらフィギュア類は付いていません。できれば同スケールの立ち姿フィギュアも付いてると100点満点だったんですけどね(コクピットに座っててもいいけどヘルメットかぶってると誰だかわからないし)。そうするとデカール変え感よりもっと「エリパチの模型」になったのかも?

あ! 書いてて思ったけど「イニシャルD」とか、車やバイク系もリアルキャラクターモデルですねぇ。なんだか「リアルなキャラクターモデル」の定義に対する揚げ足取りみたいになるから、ここらでやめておきますが冒頭触れたように戯言です(笑)でも、キットは本当にオススメだったりします。中身は本格的なスケールキットですが、あくまでも架空の世界で使用された機体なので、迷彩塗装などスケールモデルのように「実在した機体」を再現するより、ズ〜っと気楽に作れます。なので飛行機模型の入り口としても最適です。
ではまた明日!



今回のキットはこちら!
ハセガワ 1/48 エリア88 F-104 スターファイター(G型)
セイレーン・バルナック
ハセガワ 1/48 エリア88 F-8E クルーセイダー
風間 真
ハセガワ 1/48 エリア88 F-14A トムキャット
ミッキー・サイモン
アイリス 1/72 M.B. GQ 7A 射出座席 (F-104G用) (ハセガワ用)
1/72 スケールはコチラからどうぞ!

元戦車模型専門誌「月刊アーマーモデリング」誌編集長にして、現在は月刊モデルグラフィックス誌などで活躍する模型誌モデラー。戦車模型への愛と知識もさることながら、陸海空スケールキットからキャラクターモデルに到るまで全てのジャンルに精通。約1000個のキットストックを持つ生粋の模型好き。

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