1/144 AT-AT by バンダイ – アンボックス
1/144 AT-AT by バンダイ
The Big Dog on the Block
1979年、私はシェフィールドガウモントシネマで映画を観に行き(何を観に行ったのか覚えてないが)「新作のスターウォーズエピソード5/帝国の逆襲」の予告が映し出されて驚いたのを今でも覚えている。その頃は続編が出るなんて想像もしていなかったのだが、最初の映画を観てからの数年間に、私はスターウォーズへの興味を持ち始めていた。
その予告は、馴染みのあるものと斬新なアイディアの組み合わせできていた。その中の一瞬映し出されたスナップショットがものすごく印象的で、より「スターウォーズエピソード5帝国の逆襲」を観たくなった。予告版はビノキュラーから見える大きな脚のシーンから始まり、雪の中を歩いている巨体の姿が数秒映し出されて終わる。
What would HG Wells say?
このH.G.ウェルズの宇宙戦争的な戦闘機はもちろんAT-ATだった。帝国の巨大戦闘機はホスの反逆軍の基地を破壊するため出撃された。
地上攻撃の目玉で、ホスの戦いでいろんな場面にAT-ATは出ている。この怪物たちが「スターウォーズエピソード5帝国の逆襲」のオープニングシーンを大勢の人の記憶に焼き付けた。
AT-ATは印象的で重厚な武装そして圧倒的な破壊力を持つことで、ストーリーの最初のシーンの砂時計のように時間を刻む存在となり、アーヴィン・カーシュナーは最初のシーンに必要な緊張感を作ることができた。
映画によく使われている“サーキュラソー”か“オンカミングトレイン”と呼ばれるテクニックは昔の固定観念である、“口ひげをいじっている悪役が弱い者をどんどん追い詰めていき、そこでヒーローが良いタイミングで登場して助けに来る”と言ったようなシーンをよく反映している。
だがオリジナルの計画によるとAT-ATは大きなキャタピラが付いているスエーデン産のBv.206言う全地形のトレーラー車両を元にした、ひらけた土地も走りながら攻撃できるタイプのものだった。
だが現実的な戦車や装甲兵員輸送車がスノートルーパーズと共に攻撃するのはあまり観客が興奮するシーンを作れないと思い、デザインチームは他の帝国軍のための輸送車を考え出しこのデザインも加えた。惜しくも、最終的にそのデザインは選ばれなかったがスターウォーズエピソード3で登場した。
デザイン自体はとても良かったが、カーシュナーとルーカスはホスを代表する帝国軍として、さらに恐怖をあおるようなものが欲しかった。
しかしながら、誰が完成したAT-AT を生み出したのかはいまだに謎である。例えば、ジョー・ジョーストンはシド・ミードから影響を受けていると話す一方で、ジョージ・ルーカスは1898年に出版されたH.G.ウェルズの小説「宇宙戦争」に出てくるトライポッドに影響されたと話している。さらに、フィル・ティペットはAT-ATがバルキテリウム実は大昔に存在していた哺乳類をもとにしているのではと語っている。
という話は置いといて…
本当に重要となるのは、1980年シネマで観客が気づいた事、スターウォーズのストーリーが大きく前進したことである。AT-ATはデススターやX-ウィングやミレニアムファルコンなみに人気になった。
(静止画や)動きの中に見られる本当の美しさとはこれであろう。
Unboxing
反逆軍が作ったバージョンほど大きくはないが、(レベル社の1/52のモデルは怪物の様だ)このキットはとても出来が良く、細かいモデルである。
おぉ~。その雪のベースプレートも別売りで売ってることを願う…ジオラマが見えそうである
子供の頃の夢…
このAT-ATを3つと、1/144のスノースピーダーとAT-ST 買うこと。
買っちゃえ!
今すぐ買っちゃえ!
Dr. Robodaz.
翻訳者: 渡嘉敷ゆうき