「30MM 胸の穴」との戦いが再び!

今となってはすっかりハマってしまったバンダイの「30MM」。といっても今のところ「アルト」のデザインが好きなだけなんですけどね。そのアルトですが、やっぱり肩をグレー(現在はブルーと片側オレンジ)にしようかな〜?なんてこの土日に模型店に行ったんですな。すると残念ながらお目当のパーツは無し。あったのは新機体「ポルタノヴァ」。いや、興味はなかったんですけどね、フリッツヘルメットに大きめの単眼があまりカッコいいと思えなかったし。でも胸の穴は目立たないんだね(下目にありますが)。
実は機体のデザインが、というより眺めてたら試してみたいことができて、お家に連れて帰ってました。試したいこととは穴をカッコよく、しかも比較的に簡単に塞ぐ方法を実験してみたくなったというのが今回のテーマ。相変わらず「30MMの穴との戦い」です

▲ザクっぽいから色ぐらいは離れよう…と思ったんだけど、やっぱりこの色がいちばん量産機っぽいんだよね。なので無駄な抵抗はやめた
▲前回の「アルト」では組み立てに40分かかった。今度は多分大丈夫。30分で作れると思います(フリじゃないぞ!)では説明書に従い組み立て開始!
▲はい!29分。どうせまた30分じゃむりでした〜なんていうと思ったでしょ?だからフリじゃないって(実は前回の反省を活かしてニッパーをグレードアップした)
※ワタクシのポルタノヴァこだわりポイントは腰アーマーを肩に移植しているところだぞ!だいぶ可動範囲は犠牲になっているけどね。でもカッコよくない?
▲で、ここからが本題。
私の苦手な各部の穴をコトブキヤさんのパーツを貼って隠そうという作戦
▲「貼って」は言い過ぎた。貼っちゃったらあとでオプションつけられなくなっちゃうからね。正確には穴を隠すパーツを作るって感じ。
まずは組み立てて不要になったランナーから、3㎜径のものを切り出します。ランナーは全部3㎜ではなく太さがまちまち。いまいちどれだかわからなかったら一度切り出して刺してみるとすぐわかります。で、そのまま刺すと取りにくくなるので、紙ヤスリで少し削って、きも〜ち細く加工しておきます。
あまり削るとハメてもポロッといくから、ほんのちょっとでOK
▲穴にランナーを刺したら、外側の面の角度に合わせて切ります。切断する位置は面ぴったりではなくちょこっと長めにします
▲で、ランナーの先にコトブキヤさんのパーツをつければこの通り。
量産機っぽいよね。色も武器と同じ感じなのが気が利いてますね(何が?)
コトブキヤさんのパーツをランナーに接着する際は、普通のスチロール系接着剤(トロトロタイプ)を使い、はみ出さないように注意しましょうね。くれぐれも流し込みタイプの接着剤は使わないように。機体とくっ付いちゃって、オプションがつけらけなくなっちゃうぞ!
▲接着剤がしっかり乾いたら(硬化したら)こんな感じで外れます。これなら後でオプションパーツをつけたくなっても大丈夫。というか、バンダイさんこの手のパーツもそのうち製品化をお願いします(熱望)


オプションパーツで塞ぐに次いで自作パーツで塞ぐの二方面作戦により、抵抗を続けていた「カッコ悪い穴」も陥落。ついに穴との戦いに終止符が打たれたのです、めでたしめでたし。
だが、ワタクシと30MMの戦いは今後も続く。そう、ワタクシが飽きるまで(そりゃそうだ)
というわけで、30MMはこんな感じでパーツ自作しちゃっても面白いかな?なんて提案でした。ではまた明日〜!

▲わかっていたけど、やっぱり機体増えましたな。ポルタノヴァ用にもイカすオプションパーツがあるようだし、
もっとカッコよくしたい。それにはまずは頭をだなぁ……ああして、こう…ブツブツ…


1/144 30MM bEXM-15 ポルタノヴァ[グリーン] バンダイ
プラユニット マイナスモールド (リニューアル) コトブキヤ
▲30MMシリーズ、今後も続々登場らしいですよ

元戦車模型専門誌「月刊アーマーモデリング」誌編集長にして、現在は月刊モデルグラフィックス誌などで活躍する模型誌モデラー。戦車模型への愛と知識もさることながら、陸海空スケールキットからキャラクターモデルに到るまで全てのジャンルに精通。約1000個のキットストックを持つ生粋の模型好き。

You May Have Missed