トランぺッター1/35 Russian T-14 Armata MBT アンボックス&ビルド
こんにちは、Rinako Komatsuです。
今回はトランぺッターのT-14のレビューを書かせていただきます。
T-14は2015年モスクワ赤の広場での戦勝記念パレードで初めて公開された今現在ロシア連邦軍において最新の戦車です。
パッケージにもある「アルマータ」ですが、これはT-14の愛称ではなく使われているプラットフォームの名前です。
共通のプラットフォームで戦車、自走砲、歩兵戦闘車などの車両を展開していくようです。
T-14の乗員は3名、砲塔内は無人で、遠隔操作で射撃を行います。
製造から人員の配置まで洗練された仕組みを確立した、そんな印象を持たせるにあまりある、まさに最新の戦車です。
そんな最新戦車を作っていきます。
箱絵は2015年の戦勝記念パレードで初公開された姿をイラストにしたもので、背景もそのまま赤の広場が描かれ、ロシアらしさを強調しています。
内容にはエッチング、クリアパーツ、ワイヤーとチューブも入っています。
履帯は2パーツで1つの履板を作るようになっており、可動式ではありませんが組み立てるときに役立つ治具が付いています。
組み立てるときに注意することは、写真のようにパーツの裏に丸い押し出しピンの跡があるので、これを平らにしておくことです。
これはパーツを金型から外す時に付くもので、これをきれいに処理しないとうまくはまらない箇所があるので、目に付くところではありませんがヤスリなどで削ってあげましょう。
履帯を組み立てるときはこのような入れ物にパーツごと分けて入れておくと無くしにくく便利です。
履板が全て組み上がったら治具を使って組み立てていきます。
治具に接着剤が付かないよう気を付けながら、1枚ずつ接着します。
片方96枚を繋げたら、接着剤が完全に乾く前に巻きます。
このときに履帯のたるみも再現します。サイドスカートで見えなくなってしまいますが・・・。
砲身は「まきわり」なので、接着面にトロトロタイプの接着剤を付けて、パーツを挟んでムニュっとはみ出させます。
完全に硬化したらこのはみ出た部分をきれいに削って合わせ目を消します。
エッチングパーツを切るときはカッティングマットの上で行います。
切れ味の良いナイフを使うのがコツです。
自分はチタン製カッターの刃をデザインナイフの柄につけたものを使っています。
車体後部のライトですが、クリアパーツの上にエッチングパーツを付ける工程があります。
なので、あらかじめライト内部の色を塗り、そのあとクリアパーツを接着し、マスキングしてからエッチングパーツを接着します。
クリアパーツとエッチングパーツの間に隙間があるので、塗装を終えたらマスキングをはがします。
組立を終えました。
特に難しい部分もなく、サクサクと順調に組み上がりました。
次回は塗装とウェザリングをします。お楽しみに!
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